ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「日曜日と九つの短篇」 連城 三紀彦 読了!

2015年03月31日 16時06分31秒 | 作家 ら行
「日曜日と九つの短篇」 [文春文庫] 連城 三紀彦 (著)  2015.3.31読了 。

見知らぬ男の後妻となるホステス(「日曜日」)、20年前の恋人と再会するやくざ(「裏町」)、腹違いの子を育てる玩具店の女房(「棚の隅」)…。名作『恋文』の直後に書かれ、裏町に住むさまざまな人々の胸の思いをあざやかに掬い上げて、著者の新たなる到達点を示した珠玉の10篇を収録する短篇集。


たしかにうまいよなぁ。なんていうかなんでも物語にしちゃう。とくになんもない日常の中から物語りが作られていくんだけど、「母の手紙」だけは特別、なんかすさまじい。…6点。