私の天板料理「ゴーヤチャンブル」が封印されてしまった。
先日、ゴーヤチャンプルを作って食卓に出したところ、妻が「ゴーヤ?ゴーヤは夏の食べ物でしょう!季節外れじゃない?季節にあった食べ物が良いと思うよ!」という。
確かに、夏の食べ物かも知れない。先日にも同じようにナスとピーマンの味噌炒めを出したら、「もう冬だよ!ナスは夏の食べ物だろう!」といったことがあったが、全く同じパターンだ。確かに、昔ならば、地域の畑には存在しない食材ではある。しかし、今や、日本中、いや世界中から食材が集められているわけで、スーパーマーケットを見る限り季節感はなくなってしまっている。例えば、カボチャは夏の食べ物だが、九州産のカボチャから関東産、北海道産に移っていき、何とメキシコ産、モーリタニア産まで届くわけだから、年中カボチャは売られている。そして、どのカボチャもその土地土地の旬に作られているし、日本人好みの品種な訳だから、どれも美味しいのだ。
旬だ、季節だっていっても、いつも部屋の中はいつも27度に設定し、私が暑いと言っても、「厚着しているからじゃないの?」と、どこ吹く風でいるわけだから、旬もなにもあったもんじゃない。少しは季節にあった洋服でも着たら良いのにと思うが、それは言わないでいる。
定番料理を封印されてしまうと、食卓に出す料理がなくなってしまう。さて、どうしようかと困ってしまう。にわか主夫の悩みでした。