今日の朝日新聞によると、低年金者に３万円ずつ参議院選挙に前後して配るのだそうだ！見え見えのバラマキで、愚作の最たるものと言わざるを得ない。財政危機が叫ばれ、財政改革が急務として、消費税を造成する一方で、国民の税金を、選挙で勝ちたいがためにばら撒くのは、いかがなものか？
何でも配布対象となるのは、３割ということだが、この愚作を愚作として天下に知らしめ、残る７割の年金受給者と年金受給者以外の人たちの支持をしっかりと獲得できる、野党にとっては絶好のチャンスだと思うのだが、果たして野党にそれだけの力があるか、どうかが問われるところだと思うが、いかがなものか？
選挙に焦点を合わせて、金をばら撒くのは、選挙のルールに反するのではないだろうか？それも、国民の税金を公然とやってのけようとしている。野党も、これほどコケにされ、何も反発できないなんて、何とも情けない。
だいたい小選挙区制自体、日本人の気質に合っていない制度だと思いませんか？日本人は、総じて、イエス・ノーをはっきり言わない民族なのだ。そこにまた日本人の長所があるし、奥行きの深さがあるわけだ。日本人に二者択一の判断を迫るのはどうかと思うよ！
