エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

オコタンペ山 (968m)

2009年03月03日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
初コラボで嬉しい里山山行・・・
オコタンペ山 (968m)
■ 山 行 日     2009年3月3日(火)  晴れ  日帰り
■ ル ー ト     漁岳林道~北東尾根~頂上~北尾根~漁岳林道
■ メ ン バ ー      sakagさん、千歳のたかさん、エバ
■ 登 山 形 態      スノーシュー
■ 地 形 図     1/25000地形図  「恵庭岳」
■ 三角点・点名    三等三角点  点名「大丹別(山)オコタンベツ(ヤマ)」
■ コースタイム     登り 1時間35分   下り 1時間05分
<登り>
08:55        登山開始
09:30~35     C746稜線上
10:10        C880ピーク
10:30        オコタンペ山(968m)頂上

<下り>
10:55        下山開始
11:13        C811尾根二股
11:28        漁岳林道出合
11:45        尾根取付き
12:00        駐車地



オコタンペ山ではありません・・「早朝の恵庭岳」です。


湖上に浮かぶ樽前山と不風死岳・・・

★ sakagさんと初対面そして叶ったコラボ山行・・・
函館のsakagさんが帯広で開催される「十勝平原クロスカントリー大会」に出場(3/1)されると聞いて図々しく
悪知恵を働かせメールを送信させて頂いた。それは、「憧れの人に逢いたい・・」と切望する余りに迷惑を顧
みずお願いした山へのお誘いだった。
sakagさんは、快く了解をしていただき今日の実現となった次第だ。昨日sakagさんは、千歳のたかさん宅に泊
めていただき本日登山口集合という打合せになった。
集合場所と登山口は、オコタンペ湖ゲート手前の駐車帯。8時に全員集合し初対面のご挨拶を交わすエバ。
たかさんとは二度目の再会だがもうお友達のよう・・。
早々、出発準備を終えると駐車場からスノーシューを履いて歩き始める。快晴とまでは言えないが太陽が見え隠
れするもまずまずの天候でピリッと冷えた朝だった。
オコタンペ湖のゲートを過ぎすぐに左手道路フェンスを越えて地図上の漁岳林道に移る。400mほど下ると湿
地帯の橋を渡ってすぐ西側の尾根斜面に取付く。(前回2/18)と同じ取付きである。そこには幾つものトレースが
ありずいぶん賑やかになったなぁ~と少し嬉しさもあった。


★ 先頭も緊張で汗して登る私・・・
「sakagさんは早いよ・・」という兼ねてからの噂は、もうエバの脳裏に貼り付いていた。だからどのくらいの
ペースで登ったらいいのか、いつ休んだらいいのかわからないまま高度と心拍数が上がっていく。
汗が吹きだすように流れて一休みを申し出る。たかさんは、「休むのは何回休んでも歓迎で~す。」と優しい言
葉。そうだよね。自分のペースで登ればいいしょ!とふと我に戻る。そうしている内に地図上のC746の尾根
上に着いてしまった。ここまでわずか30分である。(2/18は45分だった・・)

稜線は、恵庭岳をはじめ景色が良く一休みする。北東尾根は比較的広く歩き易い尾根だ。雪庇もあるが大きく発
達はしていなかった。880mピーク手前は急斜面であるが今回は積雪もあり先行者のトレースがきれいにジグ
を切って登ってくれていたので非常に助かった。



北東尾根を先行するたかさん


北東尾根から880mピークの登りを見上げる・・


880mピークへの登りが始まった・・


恵庭岳を前方に間もなく880mピークだ・・


880mピーク直下のsakagさんとたかさん・・

★ 先行者はすぐそこも追い着かなかった・・・
C746から880mピークまで40分、ここからオコタンペ山へ西尾根を一端降りてオコタンペ山の南東尾根
に繋がる。忠実にトレースを利用させて頂いて20分で頂上に着いた。(10:30)
10分ほど前に着いていたと思われる先行者はすでに下山、北尾根を降りたようだ。その姿はもう見えずトレー
スのお礼が言えなかったのが残念である。



恵庭岳を背に・・オコタンペ山頂上に立つ たかさん


オコタンペ山頂上にて (背景は漁岳)


オコタンペ山頂上にて (背景は恵庭岳)

★ 今期、3度目の登頂・・・
初登頂のsakagさんを先頭に無事3名の登頂である。互いに握手をしながら喜びと労をねぎらう。360度のパ
ノラマ、何度見ても前の景色とは微妙に違うし何と言っても今日はメンバーが違うので特別の景色である。
たかさんから教えられ初登頂した1/27から「好きになりそうな山」と感じていたが2/18、3/3と早くも3度目に
なってしまった。

頂上では、それぞれが暖かいお茶やコーヒーを飲みながら軽く行動食を食べて25分ほどの滞在だった。

下山は、北尾根。
深々と真新しいトレースに乗っかり急傾斜も滑るように駆け降りる。北東尾根と違って北尾根は雪庇が発達し
尾根も痩せているので慎重に・・なのだが、ついついトレースを信じて無造作になる。尻もちを突いたらその
まま尻滑り、スピードがついたらスノーシューでテレマークして降りる。早い早い・・・・



北尾根を尻滑りする たかさん

最後までトレース通りに辿り、頂上から漁岳林道までは30分で降りてしまった。
あとは林道歩きが30分あったが車まで1時間とかからなかった。

初めて会ったとは思えない函館のsakagさん、初めての同行千歳のたかさん今日は本当にありがとうございました。
これを機にこれからもよろしくお願いします。ほんとうにご苦労様でした。



最後に癒される登山口(尾根取付き)の湿地帯・・・

帰路では、支笏湖の「休暇村」で汗を流し、しばらく談笑して解散となりました。


※ 2021年(R3) 1月05日 再編集しました・・・