エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

秘密基地のかかり木処理

2021年11月12日 | 定年後の生活
ボチボチ再開したい遊び場づくり・・・
もう一つの秘密基地


予定している第二の秘密基地、倒木 (かかり木) を処理しないとちょっと危ない・・・before

「秘密基地」と言っても、ここは町営のとある公園。一応遊歩道もあるけれどほとんど整備は
されていない雑木林の丘公園だ。
春になれば新緑と共に遊歩道には雑草が生えて道が分からなくなる程鬱蒼とする。針葉樹と広
葉樹の混合林で樹間の若木とツルが混じって林自体が暗くなってしまう。倒木はそのままで、
とても林の中では遊ぶ気になれないところだ。そんな整備されず放置された公園だが、少しず
つ手を入れて整備していくと樹間がすっきりして明るくなり、遊歩道も草刈りすると歩き易く
なって来た。倒木も枝を払い玉切りして積み重ねるとそこはゴミでは無くて一つのオブジェの
ようだ。

晩秋の頃、最初の秘密基地を手掛けて見たが、意外と大変だった。(もう2年前の話かな?)
一本の倒木 (トドマツ) を処理するだけでも半日掛かり、汗を流す。周りも少しずつ整理して行
くと小さな広場となって気持ち良い空間が出来る。その繰り返しを根気よく進めると次第に大
きな空間が出来て行く。そんな時の達成感がたまらない。

今年もまた遊歩道と新たに開削した勝手道に落葉したコナラやモミジ、ホウノキの葉がびっし
りと敷き詰められてフカフカのジュータンになっている。しかし、周りの林中を見ると新たな
倒木があったり、鬱蒼とした若木がこの林を壊そうとしているように見えた。

「ちょっとやって見るか・・・」と刈払機とチェーンソーを持って公園に登る。

細い若木は刈払機でも切れて、簡単に倒れるが枝葉が煩くてその後の整理が大変だ。少し太く
なった松の木などはチェーンソーを使って根元から切り落とし、切った木を一ヶ所に集める。
ツルは細かく切断し、集めた場所の上から大きな倒木の丸太を載せるとはみ出さずに落ち着く。
そんな事を何度も繰り返していくと、次第にイメージが出来て来て、「ここは、こんな広場に
しよう・・」と空想が浮かび上がるから面白い。

一本のかかり木。これはデカイ。「これを処理しないとイメージ通りの広場が出来ないぞ」と
周りを見渡しながら作戦を考えるのも楽しい。かかり木の処理は、危険を伴う作業だから慎重
に事を進めなければならない。時にはロープやワイヤー、ウインチを使って木を動かす事も必
要でその度に家から必要な道具を運ぶことになる。

「まぁいいさ・・」とひとり呟きながら、ひと作業ひと呼吸でのんびりと少しずつが丁度良い。

今回は、上の写真の場所に第二の秘密基地と思っているが、掛かり木だけでも5本あり、いず
れも大木である。どこまで出来るか分からないが、暇を持て余す時にボチボチと再開して出来
たら良いと思っている・・・。