エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

無言のエールに感謝

2023年03月14日 | 定年後の生活
腰痛回復の兆し 無言のエールに感謝
【3月14日(火)】
これまで腰痛体操とシップを続け、整体院への通院も始めたが、思っている以上に効果が得られず
少し焦り始めていた。しかし、今日は不安を持ちながら外に出て「散歩」する事に挑戦。腰にはコ
ルセットを巻いているが、しっかり腰を伸ばしゆっくりと歩いて見る事にした。

すると、以前感じていた「ピクッ」と来る刺すような痛みは無く、歩を進めるほどに違和感が無く
なっているような快適さを覚える不思議な感覚だった。「アレッ?」って思いながら「歩ける」と
いい感じで普通に歩けているではないか・・。

これって整体院のマッサージ効果?それとも腰痛体操か?といずれも半信半疑で正解は分からない。

ただ、片道2㎞以上ある散歩コースを往復し、復路では軽いジョグも出来た。
腰の痛みも無く、無事往復を歩けたのだ。これはこの2週間出来なかった事で、自分でもホント不
思議と思いながら軽快に自宅まで歩いた。

ひょっとしたらこのまま回復に迎える兆しなのか?と嬉しくなるが、時間が経つに連れて再び痛い
ところが痛くなって来た・・。

散歩をする前に自宅前にある畑の隅に、雪解けを待っていたかのように黄色い花が目に止まった。
そう「福寿草」である。思わず近くまで行き写真を撮ったのが下の写真だ。




★ 効き目最高の無言のエール・・・
一番近くに居ながら腰痛で苦しむ夫に「大丈夫?」とか「病院で診て貰ったら?」とか「どこが痛
いの?」とかそんな優しい言葉は何も言ってくれない妻がいる。それは、風邪を引いても、ケガを
しても変わらないいつもの接し方だから、今回もただ同じだけ。

病院に行こうか他の治療法は無いかと悩むのは私だけで、知恵もアドバイスも無い沈着冷静な妻は
ただただ毎日のルーティンを繰り返し、モーニングコーヒーと食事だけは作ってくれる事が嬉しい。
一見「冷たい女」と見られるかも知れないが、実はこれが彼女なりのエールの表現である事は長い
夫婦生活の中で出来た触覚みたいな感覚だった。

登山での事故と同じで、自己責任を強調する対処法のようなものだった・・。
腰痛発症から計画していた夫婦登山計画を私の都合で解除された妻にとっては、ほんと迷惑な話か
も知れない。「行けたのに行けない」「天気が良いのに行けない」なんてホントがっかりだね!

申し訳ないと思いつつどうしようもない腰痛は治らず、高額の騙し療法かも?と思いつつ委ねた整
体療法。それに気が付いた妻の更なる無言のエールが最大の療法だったかも知れない。

取り敢えず今日は、回復の兆しが差す一日だったとお伝したいと思う良い天気だった・・・。



自宅前の畑の隅に咲く「福寿草」が可愛かった・・・