エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

HYML三段山オフミにリハビリ参加

2023年03月24日 | 山紀行 (十勝・大雪)
恒例!HYML三段山オフミ
リハビリ参加で回復目指す
2日目快晴ランチは、全員参加の雪上ジンパで最高潮!
■ 日  程     3月19日(日)~21日(火)  2泊3日
■ メンバー     HYML会員15名
■ 会  場     白銀荘 (上富良野町吹上温泉)


初日の3月19日、白銀荘2階のベランダで撮った集合写真 (マサリンが外に出て居ない)

★ 名目は腰痛回復の湯治・・・
毎年恒例の12月から毎月開催されているHYML恒例の「三段山オフミ」が、シーズン最後と
して3月19日~21日、白銀荘で行われた。遠くは長野県から初参加のアオバさんや飛び入り
参加の常連マサリンまで15名が集まり、いつもの和やかな雰囲気で初日を迎えた。

天気は予報通り「快晴」でそれぞれの時間で白銀荘に到着し、グループ・個人を問わずBCに出
掛ける。新雪は5cm~10cm程度やや重め、その下は少し硬い雪面のコンディションで頂上
直下はカリカリの雪面だったと言う。

私とiwaさん、佳っちゃんの3人がマイハイエースで白銀荘に到着したのは、10時前だった。
チェックインを済ませてからBCに出掛けようとしていたが、白銀荘の係員が駐車場で誘導して
いて、離れた場所に停めるよう指示された。泊り客だと言っても玄関近くに空いている駐車場に
は停めさせてもらえなかった。理由は、日帰り温泉利用者が優先と言われ昼頃からなら移動して
構わないと・・。初めての不親切な対応に腹立たしくなったが、気を取り直してチェックインは
後にする事にした。

3人ともBCは久しぶりで私は腰痛持ち、 iwa さんも病み上がりでシーズン初のスキーだと言う
し、佳っちゃんも高齢であり久々のスキーのようだった。なので、最初から三段山頂上は目指さ
ず、通称「白樺三兄弟」と言われている二段目下付近で止めようと決めてスタートする事にした。
今回私は、スノーシュー。リハビリ山行、途中で腰の調子が悪ければ下山する予定だったが、調
子は良く結局最後まで行動は一緒出来て良かった。スキーの二人も私に合わせてくれたのかゆっ
くり歩いてくれて助けられた。

一段目を登り次第に高度を上げて行きながら、振り返れば下界の景色、見上げれば十勝連峰の山
々が視界に飛び込んで来る。雲一つない快晴・微風の絶景。頂上からの景色も拝みたかったが、
ここで見られる景色だけでも幸せと満足だった。

今月初旬に突然の腰痛を患い、未だに完治せずストレスは溜まっていたが、HYMLの仲間と温
泉で「湯治」しながら少しでも痛みが和らぎストレスが解消出来ればと参加する事にした。



一緒に来たiwaさんと佳っちゃん


富良野岳を右に見ながら登る佳っちゃん・・・


富良野岳ズーム。まだまだ白く神々しい山肌に感動だ!


久々のスキーに汗するiwaさんは私と同い年です・・・


登行を止めた場所で富良野岳を背に唯一の一枚・・・

★ 温泉と懇親会が楽しいオフミ・・・
下山して来たのは昼過ぎだったろうか?車も玄関近くの駐車場に移動してようやく荷物を下ろす。
先着していた他のメンバーたちもすでに下山していたり、これから登ろうとするメンバーも居た。

参加者15名全員が揃ったのは夕方だったが、すでに懇親会は始まっていて、そこに加わる者、温
泉に入る者と行動は常に自由と言ったところだ。それでも17時位から賄い担当のベンさんが作っ
てくれた夕食が大部屋のテーブルに運ばれると全員が席に着く。

本日のメニューは下記の写真を参照あれ。



初日のメニュー表


ワンプレートの中に春野菜のチラシ寿司に知床のイクラとスモークサーモン、ロールキャベツ、中華風サラダ


初日の夕食、大部屋にて・・・

貸切の大部屋での宴会はいつも楽しい。
今回15名の参加は少ない方で部屋には余裕のスペースがあるほどだった。館内ではマスク着用を
促すポスターはあるが、部屋では個人の判断と言う事でノーマスクだった。

何気ない会話も初対面アオバさんの話も酒を飲みながら「山」という共通点ひとつで弾むやり取り
は、まるで家族のようにも思えた。BCに疲れ少し横になってしまう人もいれば、二度目三度目の
温泉に席を立つ人も居る。だから常に全員がテーブルを囲んでワイワイしている訳でも無くそれぞ
れの時間で楽しんでいるといった光景だ。

どちらかと言うと飲めば不動の私だが、あの時間誰とどんな話をしたんだろうと思いだそうとして
も浮かんで来ない高齢者になってしまった・・・。でも、楽しかった記憶だけは覚えている。そし
て、美味しい料理を作ってくれた賄いベンさんとエミちゃんには感謝しかない一日目だった。


★ 二日目ランチタイムは雪上ジンパ・・・
二日目のランチタイムに雪上ジンパが企画され、幹事はiwaさんが引き受けてくれた。
早朝登山で「十勝岳」を目指すメンバーが二人。朝食後すぐに三段山頂上を目指すメンバー数名。
朝から温泉三昧で登らないメンバーやマイペースで単独BCを楽しむ人もいる。そんな中 iwa さん
と私そして佳っちゃんが補佐役になって、BCはパスして朝から雪上ジンパの会場作りを行った。

雪上ジンパは、白銀荘近くの「某場所」とだけ言って置こう。
大人たちが企てた大人たちの遊び「雪上ジンパ」は快晴の中で開催出来たが、朝の気温はまだ低く
会場の雪面はカチカチ、スコップの歯も刺さらず苦労させられたが3人の知恵を出し合って何とか
形にして設営出来た。少しずつ気温も上がり、ランチタイムの頃には絶好のコンディションとなり
BCから帰って来たメンバーがそれぞれ集まり始める。



某場所での雪上ジンパはこんな感じでスタート・・

当初は、12時白銀荘玄関前集合と周知して会場まで徒歩での移動だった。
しかし、今日帰る1泊組が少しでも早く帰れるよう開始時間を早める事とし、順次会場まで来ても
らった。実質11時過ぎからジンパ開始となった流れである。そして、最終的には15名全員が参
加してジンギスカンを食べてくれたので大いに盛り上がったところだ。

13時過ぎには終了し、撤収・解散となった。







当初の参加メンバーは13名だったジンパ会場にて・・・


少し遅れて立ち寄ってくれたベンさんとエミちゃんも加わり、これで全員となった・・。

★ 二日目の賄い料理・・・
二日目の夕食から賄い担当はコージさんが引き受けてくれた。恐らく12月から皆勤で賄いも担当
してくれていて、その度に参加者が驚くメニューで料理を作ってくれている。
今回の詳しいメニュー表を撮る事を忘れてしまったが、下の写真の通りで五目御飯にはウナギが乗
っているし、カキを蒸した料理も美味しかった。翌日の朝食は、ベンさんの朝食と偶然に重なりう
どんだったが、サッと食べれてお腹を満たすにはベストな朝食だったと思う。本当に賄さんには、
参加する度に感謝しか無いが、ありがたいと思っている。






★ 三日目は、WBC準決勝で山行無し・・・
三日目も快晴の朝を迎えた。10時チェックアウトだが、朝食を食べた後山行に出掛ける者は誰も
居ない。それは、WBCで勝ち進んだ侍ジャパンがベスト4となる準決勝の中継が8時から放送さ
れるからで、生で観たいとテレビに釘付けだった。もちろん野球に興味を示さないメンバーは最後
の温泉を楽しんだり、帰宅する者もいるしそこはそれぞれで構わないのだ。

メキシコ  000 300 020  =5
侍ジャパン 000 000 312x =6 

4回表、ピッチャーは先発の佐々木朗希投手で好投だったが、6番バッターに3ランホームランで
3点を失う波乱の展開になった。

とても10時まで終わる試合では無く、後は車中で観戦しようとなり早々チェックアウトする事に。
マイハイエースには、往路と同じ iwa さんと佳っちゃんが同乗し、観戦が続いた。

結果は、皆さんもご承知の通りで9回裏、村上の逆転サヨナラ打で勝利した。


★ 腰痛はじっくり回復へ・・・
興奮は冷め止まず・・・と言ったところで、無事わが家に着いた。
わが家から iwa さんたちも帰路となり別れる。楽しかった3日間も無事終了。お酒も沢山飲んだが、
温泉で温まり美味しい料理を食べて歓談に沸いた。この懇親会だけは統一した山行などは無いから
まだご一緒した事の無いメンバーも多数居るが、それぞれが下山した後の満足そうな顔を見ていれ
ば、もうそれで良いと思う。

湯治のリハビリ参加だったが、幸い腰痛も無く無事帰宅出来た事は良かった。まだ完治では無いが
これからもじっくりと回復に向けた治療をしようと思う。