エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

終活について

2023年11月21日 | 定年後の生活
終活について、もう備えていても遅くないかも


人は必ず死ぬ。生まれた時からそれがいつなのか誰にも分からない。
そして、若い時は「死ぬ」事自体も考える機会はないものだ。だけど、高齢者と言われる65歳を
過ぎるといわゆる人生の半ばを過ぎたと判断し、平均寿命に照らし合わせて残りの人生を計算する
事もある・・・。
厚生労働省「簡易生命表」令和4年の調べによる日本の男女別平均寿命は、男性81.05歳
性87.09歳
とあった。これは世界的にもトップクラスで日本人の長寿命が明らかになっている。

自分自身いまは大きな病気も無く、見た目健康なのだが突然の病も覚悟する年齢は自覚している。
現在66歳、平均寿命まで生きれたとしても81歳まではあと15年だ。そう考えると先が長いと
は決して言えない。「お前はあと15年で死ぬ」と宣告されるもあと15年生きれる保証ではない。
だから私が死んだあと残された妻や子たちに迷惑を掛けない準備をそろそろ始めても遅くはないか
なと考える今日この頃である。

「終活」は決してネガティブではなく逆に人生の終わりに対して真摯に考えてみるキッカケであり
終活をする事でもとより家族になにも心配させずに安心して送ってくれるための準備と考えれば、
備えて置く事は無意味ではないと思った。

さて、心配していないのは「財産」。土地と持ち家はあるが、死んだら妻が引き継ぐことに問題は
無いだろうし、自分名義の預貯金はほぼ無しで相続者は妻と娘一人だから争う事は絶対ない。

終活で準備するための「エンディングノート」も準備しようと思うが、家族に残す事は細かい事ば
かりかもと今は思う。例えばパソコンを開く時のパスワードやデータの見方を残す事。ブログの編
集の仕方や死後に残すか閉鎖するかの意志表示。生命保険や通帳類の保管場所やカード暗証番号、
友人・知人・親戚関係のアドレス帳、趣味で愛用している登山道具やチェーンソーなどの行き先、
これまでの夫婦登山の記録データ・写真の場所、あとはお墓の件と「遺言書?」これは要らないな。

死んだ後に家族が困る事って他に何があるんだろう?




★ ピンピンコロリがいいなぁ~・・・
まだやりたい事、挑戦したい事は山ほどある。正直明日死んでも良いなんて考えたくも無い。
だけど、人はいつ死ぬかは選べないからせめて死ぬときはピンピンコロリで死にたいものだ。
とは言え、悲惨な死に方もしたくない。交通事故死、自然災害による死、山での滑落死、熊など動
物による食害死などや家族に予期せぬ心筋梗塞、脳卒中なども突然おとずれる怖い病気だ。

じゃ~どんなピンピンコロリが良いんだ?と言われれば、病床でも長くなく痛い辛い思いをせずに
家族にもお礼と別れを告げ、苦しまずに息を引き取る・・。そんな死に方が良いかなぁ~なんて。

悔いが残ろうが、まだ死にたくないと思おうが、人は死ぬときは死ぬ。
死んでしまえばすべてが終わる。後のことは考えなくても良いのだ・・。
後は、残された者たちで好きにやれば良いのだ。

せめて平均寿命までは生きたいと思うが、そうでなくとも一日一日を大切に平穏に気持ち良く生き
る事を考えて、一応「終活」の準備をボチボチと始めようかな?と思う。

ご訪問の皆様は「終活」についてどう思っているんだろう・・?
もちろん人それぞれだと思うが、コメント頂ければ参考にさせて欲しい。