エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

迷ったときは里山へ・・紋別岳(865m)

2018年02月23日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
迷ったときは里山へ・・・
丁度良い運動・・・紋 別 岳 (865.8m)
■ 山 行 日    2018年2月22日(木)   日帰り
■ コ ー ス    NTT車道コース
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №4
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図  「支笏湖温泉」
■ 三角点・点名    二等三角点・点名「紋別岳 モンベツダケ」 静かな山の意
■ コースタイム    登り 2時間00分    下り 25分
<登り>
10:00        登山口駐車場
12:00        頂上

<下り>
12:30        下山開始
12:55        登山口


★ 迷ったときの里山・・・
休みの日はすべて山へ・・・
それはあくまで理想の形。
天気が悪ければ山には行けず、晴れていても雑用を優先する時もあるし
妻と休みが合っても一緒に行けない事もある。
単独行は何故かテンションが上がらず、山選びに力が入らない。

登山の8割は計画にあり・・
山を選び、ルートを探り、道具を揃えて計画を練る・・・これをしている時が
一番楽しい。登山口に着けば気合が入るし、登り始めれば幸福感が目覚める。
天気が良ければ山に癒され、悪ければ試練と戦う。寒さに耐えて風を押し退け
頂上に立てば達成感と満足感に包まれる・・・。
そんな山登りが本当に嬉しく楽しい・・・だからそうなれば良いと、いつも願う。

迷ったときの里山・・・と言ったが、何を迷っているのか?
それは、自分の拘りを意識し過ぎて「山選び」が出来ずに迷っているんだろうと思う。
自分の拘り・・・それは、未踏の1000m超峰に夫婦で全山登る事であるが
マイペースで消化していくには余りにも多い数の未踏峰が残っている。
そのためにきっと「焦り」があるのかも知れないと時々感じてしまうのだ。

山には行けるのに未踏の1000m超峰が選べないのは、日帰りでは難しい山域が
多く一泊以上の計画が必要だからで、厳冬期になればなるほど車中泊を避けるようになった。

こんなことではダメだ!と分かっていても遠く厳しい未踏峰が恨めしくてしょうがない。

だからこそ「迷ったとき」は、初心に返り足元を見つめる必要があるかも知れない。
そんな意味で「紋別岳」は、私たちの最初に登った山でもあり心洗う山でもあるのだと
今回登ってみて気が付いた事である。



適度に積もったNTT道路。所々吹き溜まりもあるがトレースに助けられる。

★ 平日山行・・・
登山口にはすでに5台の車が駐車していて私たちの車で満車状態。
平日にも関わらずここは手頃で人気の山のようだ。
私たちが到着した時、準備をしていた単独の男性が居たが20分程先に出発した。
積雪も適度に多かったが、目を引いたのが鹿の足跡と寝床の多さだった。
駐車場のすぐ近くには住宅もあるのに登山口近くの車道から鹿の足跡とは・・
これまでに余り見た事が無かったので驚いた。

準備を終えて10時丁度に出発する。



見慣れた風景も「恵庭岳」は最初から見る事が出来なかった微妙な天気。

★ のんびり2時間・・・
地図要らずの山はいくつかあるが、ここはNTT道路が頂上まで続いているので迷いはない。
先行者のトレースが一本になって踏み固められ、その両サイドは吹き溜まり状態で凸凹だ。
それでも終始のんびりと登っても2時間で頂上を拝める登行なのが楽で良い。





頂上手前の車道はほとんど使用されずにトレースは尾根ルートを選んでいた。


頂上のレーダー塔とたっぷり積もった雪の斜面・・・


下りはショートカットする急斜面を使用する・・・

★ 9回目も2月は初登頂・・・
登りのNTT道路ですれ違ったのは一人だけ。
頂上には山スキーで登って来た男性2名が居て、下りの準備をしていたところに着いた。
挨拶をして早々に下山を開始し、私たちも予定していたショートカット斜面にシュプールを
先に刻まれた・・。

帰宅して気が付いたが、2月に登ったのは始めてで9回目の登頂だった。
先行者のシュプールも気にせずにオープンパーンを少しだけ楽しみ、後は道路を滑り降りる。
単調だがそれなりに楽しくでもあっという間に降りてしまう。

1月末以来の夫婦登山だったが、これを機にまたどこかに挑戦出来ればと思う。



支笏湖と樽前山を背に「紋別岳」頂上にて


頂上標識前で撮り直す・・・

★ 支笏湖氷濤祭り25日まで・・・


恒例の氷濤祭りも終盤で会場は閑散としていたが、美しい氷の芸術は変わらない。

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2 コメント

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そうだなぁ~ (エバ)
2018-02-24 05:40:33
ある意味Amigoの言う通りだと思うよ。
もっと気楽に山に向き合う・・・
それでいいんだと、それが楽だと・・・。

でも登る山を決めて目標にしたことで多くの事を学んだし強くなって来た。
いま気楽に付き合うと厳しい山はもっと遠くになるかも知れない。
それが恐くて気が抜けない・・・。

まぁ ゆっくり考えるわ!
ありがとうAmigo。
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気楽に行こうぜえ~ (Amigo)
2018-02-23 17:43:43
やっと重い腰を上げたかい!
やはりなあ、1000m超峰にこだわっていると、なかなかおっくうになるだろう。
もっと気楽に山に向き合えればいいんだがなあ。
エバのような大ベテランに言う事でもないが。
私は無名でもいい。山に足を踏み入れられれば幸せだ。
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