エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

知らぬが仏の同窓会もあるさ

2024年12月24日 | 定年後の生活
知らぬが仏の同窓会もあるさ
12月21日~22日に開催された自称「夫婦で同窓会」。
当初、開催のキッカケはメンバーの一人が「叙勲」を受賞した祝いをやろうだったが、本人の強い
辞退の意をくみ取り、元の「夫婦で同窓会」開催に戻すことになった。
5年振り6回目となる同窓会には夫婦3組を含めて12名の参加となり、久々の再会に最初から話
は弾む。

開催地は、苫小牧の某ホテル。
集合は午後4時だったが、全員が揃ったのは5時を過ぎていた。単に遅くなったのではなく、訃報
続きの事情があった事は後に分かった。

今年、12名のメンバーの内私たち夫婦を含め6名は、親族の不幸があった者たち。そして、本人
の病気、入院、手術と色々辛い話が自慢話のように明るく飛び交う。

3年ほど前に「年賀状の断捨離」をしてから友人知人との接点も途絶え、必然的に疎遠状態になっ
てしまった。退職してから敢えてそれを望んでいたかも知れないが、身近だった同級生たちの最新
情報も無く、それでも良いと参加した今回の同窓会。

まぁ来て見ると次から次と病気の話ばかりに驚かされる・・。
みんなまだ60代なのにと思いながら、難しい難病だったり、大きな手術をしたり、毎年同じ時期
に入院している友もいた。病気に歳は関係ないかも知れないが、余りにも身近な友たちの多くがそ
んな体験をしていたなんて・・・、他人事では無いだけに心配だ。



夕食の儀  個室を用意してくれて中華料理で飲み放題を楽しむ・・・


二次会場の部屋にて 今回の参加メンバー全員で・・・


ホテルロビーに飾られた「クリスマスツリー」

★ 知らぬが仏も良い距離感かも・・・
たとえ親子・兄妹・夫婦だとしてもそれぞれの考え方は同じではない。また長い間離れて生活をし
ていれば、それぞれの環境の中で親しくなる知人や友人が増えて、ものの見方考え方も変化するも
のである。残念ながら親友と呼べる友は居ない自分だが、再会した友の中にはそれぞれが親しく行
き来している者もいて、病気の時見舞いに行ったり、助け合ったりしていたようだ。

知らなかったのは自分だけ・・・。
以前なら仲間から置いてきぼりとか仲間外れされた気分になったかも知れないが、今は知らぬが仏
と思う事もある。病気を知ったからお見舞いのメールや電話をしたり、入院を知っても見舞いに行
く事は多分なかったと思う。遠くから早く元気になってくれと祈るのが精一杯かも知れない。

親しいからとベッタリも互いに迷惑かも知れないし、適度な距離感を持ちながら情報があれば対応
する程度が丁度良いと思う今日この頃だ・・。


★ 48年前の8ミリフィルム上映・・・
参加したEさんが、突然DVDと接続コードを出してポツリと言った。
「高校の卒業式の8ミリフィルムを自宅で見付けたので、DVDに焼き付けて来たよ」と言うから
みんなビックリ!「画像は悪いよ」と言いながら上映開始すると、自分たちの高校生時代がすぐに
蘇って来た。学ラン姿で肩まで延びた髪の毛、懐かしい担任や同級生の映像で盛り上がる。
参加しているメンバーが写ると「居たっ!」ってみんなで声が出る。

たった4分間の上映だったが、3回見直して「凄いねぇ~」と懐かしんだ。
私自身も一瞬だが2度映った画像を確認、あの頃はみんな髪を伸ばしていたなぁ~ととにかく懐か
しむ。来ていた男たちは全員写っていたので価値あるDVDとなり、希望者にはコピーしてくれる
と言っていた。

18歳の動画なんて当時なら考えられない時代だから、ほんと貴重だと思う。
Eさんに感謝だ。


★ 安否確認、短くも楽しい時間・・・
夕食時に「近況報告」と題して一人ずつのスピーチタイムがあった。
現在も現役だったり、延長して70まで働きたいもの、離婚して今は年老いた母と二人暮らしとい
うもの、親の介護や自分の病気、子供の結婚、孫の誕生と様々・・・。聞けば聞くほど人生色々。

そんな安否確認を含めて、毎年この会をやりたいね!が〆となる。

楽しい時間もあっと言う間。
朝食を終えた私たちは、仕事のため一足先に失礼した。

みんなでまた会おう・・・出来れば元気でね。



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