36日ぶりの夫婦登山は、道南へ・・・
晩秋の未踏峰狙い・・・函館山 (334m) (御殿山)
■ 山 行 日 2017年10月25日(水)
■ コ ー ス 旧登山道コース~千畳敷コース~宮の森コース
■ メ ン バ ー guchiパパ、エバ夫婦 夫婦登山 №19
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「函館」
■ 三角点・点名 函館山 三等三角点 点名「函館 ハコダテ」
■ コースタイム 函館山 登り 1時間 下り 2時間20分
<コースタイム>
<登り>
11:45 登山開始
12:45 頂上
<下り>
13:00 下山開始
13:05 つつじ山駐車場(坂口さんと合流)
13:30 入江山(291m)
15:20 登山口P
携帯GPSログを元に地形図に移したルートです・・・
★ guchiパパと再会、久々の夫婦登山・・・
9/19「北漁山」以来の夫婦登山となる。
すでに10月下旬となり夫婦登山の山選びに悩んでしまった。
1000m超峰の各山はすでに雪化粧して冬装備が必須となる時期なのにまだ準備は出来ていない。
上さんは、「今シーズン見ていない紅葉も見たいなぁ~」と抽象的な要求をするので選択は低山になった。
かと言って紅葉のきれいな低山となれば、道南ならまだ見られるかもと少し調べて見る事にする・・・。
その中につい先日「恵山」に出掛けていたguchiパパこと函館・坂口さんのブログを見てここだな!
と、即決する。どうせならもう一つ未踏の「函館山」も登れないかと更に調べて見た。
登山口はどこだろう?とかルートって幾つあるの?どのコースが良いんだろう?・・・と分からない事だらけ。
ならば最後の望みだ!と、guchiパパに直接聞いてみようとメールを送る事にした。
すると早々に電話を頂き、「案内しますよ」と想定外のお返事にびっくり。
25日の昼から翌日の恵山も同行して頂ける事になり至福の喜びだった。
最初に登る「函館山」も登山口から登るコースもご教授頂き、順調にスタート出来た。
そして、途中何度か電話を頂き頂上直下の「つつじ山駐車場で会おう」となり、初登頂を終えた
私たちと久々の再会となった。
その後は、すべてguchiパパに案内をお任せして付いて行くだけ・・・。
ぐるっと周回する贅沢なコースで私たちだけなら絶対に行けないだろう穴場スポットにも案内して
頂き、最高の函館山登山になった。
★ なんだか新鮮・・・
06:10 自宅を出発、長いドライブの始まりだ。
11:00 函館市内に入りカーナビと地形図で登山口に向かう。
函館市街地に車で来るのは超久々で右も左も分からない・・と不安の中で突入する。
それでも今はナビのお陰で登山口駐車場に辿り着き、満車状態の中に1台分のスペースを見つけ駐車。
早々準備をして登山開始となる。
登山口は、護国神社のすぐ近くで函館山管理事務所になっている「函館山ふれあいセンター」横から
スタートする。コースは、guchiパパからアドバイス頂いた「旧登山道コース」で登山口を少し登ると
案内標識があってすぐに分かった。
★ 知らなかった10コース・・・
函館山には、ハイキングコースとして10コースある事を初めて知った。
一般的な登山口は、今回の登山口らしく幾つかのコースを繋ぎながらそれぞれが自由に選択して
登るらしい。ご教授頂いた今回のルートは、「旧登山道コース」から頂上を経て「千畳敷コース」と
「入江山コース」「地蔵山コース」「七曲コース」そして「宮の森コース」を辿り登山口に戻る周回ルートに
なっていてこれが一般的というguchiパパのお勧めらしい。
登り始めた旧登山道コースは、頂上まで2840mの一番長いコースらしいが名の通り旧山道跡は広く
緩斜面でジグを切りながら少しずつ高度を上げて行くいわゆる初心者コースで登り易かった。
一合目標識からコースの案内板も整備され、所々に地蔵堂があって三十三番まであるらしい。
因みに10コースは以下の通り
A.七曲コース 990m
B.地蔵山コース 430m
C.千畳敷コース 1900m
Ⅾ.入江山コース 230m
E.汐見山コース 1020m
F.旧登山道コース 2840m
G.宮の森コース 1200m
H.エゾダテ山コース 450m
I.薬師山コース 900m
J.観音コース 1250m
登山口のコース案内板を見るとguchiパパのアドバイスコースはやけに長いと分かる・・・
少し登るとコース分岐標識があり「旧登山道コース」へ進む
晩秋の紅葉は否めないが、所々で赤く色づくカエデと杉の大木に見惚れながらゆっくりと登山道を登って行く。
スギの人工林に癒されながら静かな別世界の山道を歩く・・・
終わりかけのカエデの紅葉もまた絵になる情緒の函館山だった・・・
登山道途中から見え出した函館山の頂上部・・・
★ 初登頂「函館山」の意外・・・
今回選んだ函館山と海向山~恵山は、私たちにとって未踏峰ではあるが1000m以下の山である事や
登山道のある山である事から「いつでも登れる山」とずっと後回しになっていた。
恵山に登るならツツジの咲く6月が良いとか、函館山なら世界三大夜景と言われる夜景も見たいし
市内観光もゆっくり見たいね・・・と、段々贅沢を言うようになる。それほど遠い場所で
せっかく行くならあっちもこっちもと欲張るのは仕方ない。
偶然選んだ未踏の三座。
基本ピークハントのエバ夫婦にとってコースや見どころよりも登頂してカウントを増やせばOK!
と言うところも充分あった。
しかし、尊敬するHYMLの先輩に案内されるとなればこんな光栄とチャンスはない。
それに詳し過ぎる現地ガイドが一緒であれば、山の歴史から学び穴場ルートやスポットにも
案内してくれる超贅沢山行は期待するところだった。だからと言ってすべてお任せではいけないと
短時間ながら見どころなどを学習し、再会に備えてはいたが結果なにも役立つことはなかった。
それよりも僅か334mの低山とは言え、100年以上前には津軽海峡や函館の市街地を守るため
山全体に砲台や発電所、観測所などが建設され津軽要塞と呼ばれていた事や山全体が軍事機密となり
地形図から函館山が消えた事もあると学ぶことは多かった。
以前、函館山に登ったのは30数年前。車で頂上展望台まで上がり夜景を見たのが僅かな記憶で
残っているだけ。
約半世紀にわたって一般人の立ち入りが禁止されてきたために函館山の自然が守られ、今では絶滅寸前
といわれているエゾヒキガエルなども函館山に生息している。ただ、現在ではエゾヒキガエルという種は
存在しないとされ、ニホンヒキガエルの亜種アズマヒキガエルの人為移入とされている。そのため法的な
保護は受けておらず、逆にヒキガエルやネコなどの人為移入種による在来種の捕食が懸念されていると
いう事も始めて知った事である。
更に杉の木は、200年以上前北海道の樹木は燃料として切り出され函館山の木がほとんど無くなって
しまった時期もあったらしい。その後、木を切る事が禁止され「倉山卯之助」という人が、杉の苗を
植えたことが人工林の始まりだったようだ。
何もかも知らない事ばかり、低山と馬鹿にしていた訳ではないが山一つとっても長い歴史の中に
色々な不思議や感動があると思い知らされた山行でもあった。
登山として登頂したのは初めての「函館山」
頂上から望む函館ドックと駒ケ岳
10/25 初登頂 「函館山334m」
★ 坂口さんとの再会山行に・・・
13:10 つつじ山駐車場で会おう・・と電話で打合せる。
それに合わせて山頂から下山すると5分程でつつじ山駐車場に降りた。広い駐車場に車は無かったが
guchiパパこと坂口さんがすでに到着していて再会となる。
以降は、坂口さんの勧めるコースに付いて行くだけ・・・
先ずは、駐車場奥のゲート脇から細い踏み跡を辿り御殿山第二砲台跡に案内してくれた。
そこからつつじ山コースを通り入江山頂上へ・・・
13:30 入江山(291m)頂上
<ミニ学習>
函館山とは、展望台のある御殿山 (334m) をはじめとして、
薬師山 (252m)、つつじ山 (306m)、汐見山 (206m)、八幡山 (295m)、水元山 (280m)、鞍掛山 (113m)、
地蔵山 (286m)、入江山 (291m)、エゾダテ山 (129m)、観音山 (265m)、牛の背山 (288m)、千畳敷 (250m)
といった13の山々の総称である。
その後は、千畳敷コース~地蔵山コース~七曲コースなどを経由しながら更なる砲台跡地や要塞
そして電波塔や慰霊碑である「碧血碑」にも案内して頂き、最後は杉樹林の中を通って登山口へと
戻って来た。
単に「函館山に登る」と言えば、旧登山道コースのみを往復して2時間と掛からない。
私たち夫婦だけならきっとこれで終えた登山だと思う。それが、少し足を延ばしコースを繋いで
周回する事で、函館山の歴史的跡地を巡ったり別の方向から函館山を見る事も出来るし、
七曲コースを辿れば南端の「立待岬」もすぐ上から見下ろす事も出来た。それは紛れもなく
坂口さんの案内があったからである。函館山の美味しいところを全部見せて貰った思いで
本当にラッキーで光栄な一日になった。
15:20 登山口に着く。
要塞の中に降りる階段
大きな砲台跡と函館市街地を背に・・
砲台跡で坂口さんと記念写真・・・
要塞跡・・・中に入る事が出来る
坂口さん著書「ほっかいどう山楽紀行」函館山にも載っている写真・・・千畳敷から御殿山と函館港を望む
初めて歩くスギ林の中・・・真っすぐに伸びる杉を見ていると心洗われる思いだ
「碧血碑」・・・箱館戦争における旧幕府軍の戦死者を記念する慰霊碑。
★ 市内ミニ観光のサプライズ・・・
下山してからも坂口さんのサービス精神は止まなかった。
今度は、私たちを坂口さんの車で市内観光に連れて行ってくれた。
先ずは、ハリストス正教会に立ち寄り次に旧函館区公会堂前を通り外国人墓地も案内してくれた。
その後函館ドック付近を経由しながら函館湾沿いを走り市街地を巡ってくれた。
最後にスイーツで有名なお店「プティ メルヴィーユ」に寄り人気のメルチーズを購入。
一部は明日、恵山の頂上で食べよう!と楽しみを残してくれた。
もう日没直前まで観光のサプライズがあり駐車場に戻った時は暗くなり始めていた。
そして、近くにある温泉「谷地頭温泉」で汗を流し、坂口さんお勧めの「天丼」を食べ
今夜の宿泊地となる道の駅「なとわ・えさん」まで走り、早々安着の儀へ移行した。
持ち寄ったビールや日本酒はもちろん旨かったが、何より弾丸トークの坂口さんと
居酒屋「ハイエース」でゆっくりと懇親を深められたことが嬉しかった。
延々22時まで続いたが明日の事を考えて散会しホテルハイエースで就寝する。
函館ハリストス正協会にも立ち寄ってくれた・・・
函館公園
公園内を散策中・・・紅葉もきれいだった
日本最古の観覧車が函館公園内の「こどものくに」遊園地にあった・・・
公園内の紅葉をバックに・・・
※10/26の「海向山~恵山」は こちら☚をクリック
坂口さんのブログ「エバさん夫婦を函館山案内」はこちら
晩秋の未踏峰狙い・・・函館山 (334m) (御殿山)
■ 山 行 日 2017年10月25日(水)
■ コ ー ス 旧登山道コース~千畳敷コース~宮の森コース
■ メ ン バ ー guchiパパ、エバ夫婦 夫婦登山 №19
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「函館」
■ 三角点・点名 函館山 三等三角点 点名「函館 ハコダテ」
■ コースタイム 函館山 登り 1時間 下り 2時間20分
<コースタイム>
<登り>
11:45 登山開始
12:45 頂上
<下り>
13:00 下山開始
13:05 つつじ山駐車場(坂口さんと合流)
13:30 入江山(291m)
15:20 登山口P
携帯GPSログを元に地形図に移したルートです・・・
★ guchiパパと再会、久々の夫婦登山・・・
9/19「北漁山」以来の夫婦登山となる。
すでに10月下旬となり夫婦登山の山選びに悩んでしまった。
1000m超峰の各山はすでに雪化粧して冬装備が必須となる時期なのにまだ準備は出来ていない。
上さんは、「今シーズン見ていない紅葉も見たいなぁ~」と抽象的な要求をするので選択は低山になった。
かと言って紅葉のきれいな低山となれば、道南ならまだ見られるかもと少し調べて見る事にする・・・。
その中につい先日「恵山」に出掛けていたguchiパパこと函館・坂口さんのブログを見てここだな!
と、即決する。どうせならもう一つ未踏の「函館山」も登れないかと更に調べて見た。
登山口はどこだろう?とかルートって幾つあるの?どのコースが良いんだろう?・・・と分からない事だらけ。
ならば最後の望みだ!と、guchiパパに直接聞いてみようとメールを送る事にした。
すると早々に電話を頂き、「案内しますよ」と想定外のお返事にびっくり。
25日の昼から翌日の恵山も同行して頂ける事になり至福の喜びだった。
最初に登る「函館山」も登山口から登るコースもご教授頂き、順調にスタート出来た。
そして、途中何度か電話を頂き頂上直下の「つつじ山駐車場で会おう」となり、初登頂を終えた
私たちと久々の再会となった。
その後は、すべてguchiパパに案内をお任せして付いて行くだけ・・・。
ぐるっと周回する贅沢なコースで私たちだけなら絶対に行けないだろう穴場スポットにも案内して
頂き、最高の函館山登山になった。
★ なんだか新鮮・・・
06:10 自宅を出発、長いドライブの始まりだ。
11:00 函館市内に入りカーナビと地形図で登山口に向かう。
函館市街地に車で来るのは超久々で右も左も分からない・・と不安の中で突入する。
それでも今はナビのお陰で登山口駐車場に辿り着き、満車状態の中に1台分のスペースを見つけ駐車。
早々準備をして登山開始となる。
登山口は、護国神社のすぐ近くで函館山管理事務所になっている「函館山ふれあいセンター」横から
スタートする。コースは、guchiパパからアドバイス頂いた「旧登山道コース」で登山口を少し登ると
案内標識があってすぐに分かった。
★ 知らなかった10コース・・・
函館山には、ハイキングコースとして10コースある事を初めて知った。
一般的な登山口は、今回の登山口らしく幾つかのコースを繋ぎながらそれぞれが自由に選択して
登るらしい。ご教授頂いた今回のルートは、「旧登山道コース」から頂上を経て「千畳敷コース」と
「入江山コース」「地蔵山コース」「七曲コース」そして「宮の森コース」を辿り登山口に戻る周回ルートに
なっていてこれが一般的というguchiパパのお勧めらしい。
登り始めた旧登山道コースは、頂上まで2840mの一番長いコースらしいが名の通り旧山道跡は広く
緩斜面でジグを切りながら少しずつ高度を上げて行くいわゆる初心者コースで登り易かった。
一合目標識からコースの案内板も整備され、所々に地蔵堂があって三十三番まであるらしい。
因みに10コースは以下の通り
A.七曲コース 990m
B.地蔵山コース 430m
C.千畳敷コース 1900m
Ⅾ.入江山コース 230m
E.汐見山コース 1020m
F.旧登山道コース 2840m
G.宮の森コース 1200m
H.エゾダテ山コース 450m
I.薬師山コース 900m
J.観音コース 1250m
登山口のコース案内板を見るとguchiパパのアドバイスコースはやけに長いと分かる・・・
少し登るとコース分岐標識があり「旧登山道コース」へ進む
晩秋の紅葉は否めないが、所々で赤く色づくカエデと杉の大木に見惚れながらゆっくりと登山道を登って行く。
スギの人工林に癒されながら静かな別世界の山道を歩く・・・
終わりかけのカエデの紅葉もまた絵になる情緒の函館山だった・・・
登山道途中から見え出した函館山の頂上部・・・
★ 初登頂「函館山」の意外・・・
今回選んだ函館山と海向山~恵山は、私たちにとって未踏峰ではあるが1000m以下の山である事や
登山道のある山である事から「いつでも登れる山」とずっと後回しになっていた。
恵山に登るならツツジの咲く6月が良いとか、函館山なら世界三大夜景と言われる夜景も見たいし
市内観光もゆっくり見たいね・・・と、段々贅沢を言うようになる。それほど遠い場所で
せっかく行くならあっちもこっちもと欲張るのは仕方ない。
偶然選んだ未踏の三座。
基本ピークハントのエバ夫婦にとってコースや見どころよりも登頂してカウントを増やせばOK!
と言うところも充分あった。
しかし、尊敬するHYMLの先輩に案内されるとなればこんな光栄とチャンスはない。
それに詳し過ぎる現地ガイドが一緒であれば、山の歴史から学び穴場ルートやスポットにも
案内してくれる超贅沢山行は期待するところだった。だからと言ってすべてお任せではいけないと
短時間ながら見どころなどを学習し、再会に備えてはいたが結果なにも役立つことはなかった。
それよりも僅か334mの低山とは言え、100年以上前には津軽海峡や函館の市街地を守るため
山全体に砲台や発電所、観測所などが建設され津軽要塞と呼ばれていた事や山全体が軍事機密となり
地形図から函館山が消えた事もあると学ぶことは多かった。
以前、函館山に登ったのは30数年前。車で頂上展望台まで上がり夜景を見たのが僅かな記憶で
残っているだけ。
約半世紀にわたって一般人の立ち入りが禁止されてきたために函館山の自然が守られ、今では絶滅寸前
といわれているエゾヒキガエルなども函館山に生息している。ただ、現在ではエゾヒキガエルという種は
存在しないとされ、ニホンヒキガエルの亜種アズマヒキガエルの人為移入とされている。そのため法的な
保護は受けておらず、逆にヒキガエルやネコなどの人為移入種による在来種の捕食が懸念されていると
いう事も始めて知った事である。
更に杉の木は、200年以上前北海道の樹木は燃料として切り出され函館山の木がほとんど無くなって
しまった時期もあったらしい。その後、木を切る事が禁止され「倉山卯之助」という人が、杉の苗を
植えたことが人工林の始まりだったようだ。
何もかも知らない事ばかり、低山と馬鹿にしていた訳ではないが山一つとっても長い歴史の中に
色々な不思議や感動があると思い知らされた山行でもあった。
登山として登頂したのは初めての「函館山」
頂上から望む函館ドックと駒ケ岳
10/25 初登頂 「函館山334m」
★ 坂口さんとの再会山行に・・・
13:10 つつじ山駐車場で会おう・・と電話で打合せる。
それに合わせて山頂から下山すると5分程でつつじ山駐車場に降りた。広い駐車場に車は無かったが
guchiパパこと坂口さんがすでに到着していて再会となる。
以降は、坂口さんの勧めるコースに付いて行くだけ・・・
先ずは、駐車場奥のゲート脇から細い踏み跡を辿り御殿山第二砲台跡に案内してくれた。
そこからつつじ山コースを通り入江山頂上へ・・・
13:30 入江山(291m)頂上
<ミニ学習>
函館山とは、展望台のある御殿山 (334m) をはじめとして、
薬師山 (252m)、つつじ山 (306m)、汐見山 (206m)、八幡山 (295m)、水元山 (280m)、鞍掛山 (113m)、
地蔵山 (286m)、入江山 (291m)、エゾダテ山 (129m)、観音山 (265m)、牛の背山 (288m)、千畳敷 (250m)
といった13の山々の総称である。
その後は、千畳敷コース~地蔵山コース~七曲コースなどを経由しながら更なる砲台跡地や要塞
そして電波塔や慰霊碑である「碧血碑」にも案内して頂き、最後は杉樹林の中を通って登山口へと
戻って来た。
単に「函館山に登る」と言えば、旧登山道コースのみを往復して2時間と掛からない。
私たち夫婦だけならきっとこれで終えた登山だと思う。それが、少し足を延ばしコースを繋いで
周回する事で、函館山の歴史的跡地を巡ったり別の方向から函館山を見る事も出来るし、
七曲コースを辿れば南端の「立待岬」もすぐ上から見下ろす事も出来た。それは紛れもなく
坂口さんの案内があったからである。函館山の美味しいところを全部見せて貰った思いで
本当にラッキーで光栄な一日になった。
15:20 登山口に着く。
要塞の中に降りる階段
大きな砲台跡と函館市街地を背に・・
砲台跡で坂口さんと記念写真・・・
要塞跡・・・中に入る事が出来る
坂口さん著書「ほっかいどう山楽紀行」函館山にも載っている写真・・・千畳敷から御殿山と函館港を望む
初めて歩くスギ林の中・・・真っすぐに伸びる杉を見ていると心洗われる思いだ
「碧血碑」・・・箱館戦争における旧幕府軍の戦死者を記念する慰霊碑。
★ 市内ミニ観光のサプライズ・・・
下山してからも坂口さんのサービス精神は止まなかった。
今度は、私たちを坂口さんの車で市内観光に連れて行ってくれた。
先ずは、ハリストス正教会に立ち寄り次に旧函館区公会堂前を通り外国人墓地も案内してくれた。
その後函館ドック付近を経由しながら函館湾沿いを走り市街地を巡ってくれた。
最後にスイーツで有名なお店「プティ メルヴィーユ」に寄り人気のメルチーズを購入。
一部は明日、恵山の頂上で食べよう!と楽しみを残してくれた。
もう日没直前まで観光のサプライズがあり駐車場に戻った時は暗くなり始めていた。
そして、近くにある温泉「谷地頭温泉」で汗を流し、坂口さんお勧めの「天丼」を食べ
今夜の宿泊地となる道の駅「なとわ・えさん」まで走り、早々安着の儀へ移行した。
持ち寄ったビールや日本酒はもちろん旨かったが、何より弾丸トークの坂口さんと
居酒屋「ハイエース」でゆっくりと懇親を深められたことが嬉しかった。
延々22時まで続いたが明日の事を考えて散会しホテルハイエースで就寝する。
函館ハリストス正協会にも立ち寄ってくれた・・・
函館公園
公園内を散策中・・・紅葉もきれいだった
日本最古の観覧車が函館公園内の「こどものくに」遊園地にあった・・・
公園内の紅葉をバックに・・・
※10/26の「海向山~恵山」は こちら☚をクリック
坂口さんのブログ「エバさん夫婦を函館山案内」はこちら
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