HP「地図がガイドの山歩き」 saijoさんの講演会・・・
「著者が語る私の自費出版」
★ プロローグ・・・
昨年8月、北海道全山とする1594座を踏破した児玉保則氏の大偉業については記憶に新しい事と思います。
これは前人未到の記録として達成前からその記録本を出版しようと準備されていました。ですが、児玉氏は
その後間もなく病床に伏してしまいます。それでも出版の日を楽しみに編集作業も頑張っていたところでした。
しかし、今年(2017年)5月29日亡くなりました。享年63歳でした。
山仲間でHP「地図がガイドの山歩き」の西條 寧さんは、その偉業を伝える登頂記の出版に向け兼ねてから
児玉さんに依頼されその作業に現在も奮闘中です。
そんな中、児玉氏の大偉業への苦労話や山の魅力、そして自費出版について語る機会を頂きました。
本作りって何から準備すればいいの?自費出版って難しそう。そんな疑問は本づくりを体験している著者に
お聞きするのが一番・・・と講演を企画したのが、 北海道新聞社事業局出版センターと印刷会社のアイワード
さんでした。
道新マイブックとして自費出版をお手伝いして約20年、300冊以上の著書が生まれたそうです。
より多くの方に本づくりの魅力をお伝えできればと「著者が語る私の自費出版」を企画したとの事でした。
そんなご縁あって西條さんの講演を楽しみに会場へ出向きました・・。
【10月18日(水)】
会場は、北海道新聞社本社1FのDO-BOXという一室。
会場にはこれまで出版して来た自費出版の本がすべて並べられ手に取って読む事も出来ました。
その奥に来場者の席が設けられ、西條さんが最前列で待機していました。少し緊張気味も私たちと挨拶を
交わし山の仲間も数名来ていました。
講演のスケジュールは以下の通りでした・・。
講演日時 2017年10月18日(水)
開場 12:30~
開催ご挨拶 13:00~13:10
道新出版センター長 熊谷純二
講演 13:10~14:00
会 場 北海道新聞社 1F DO-BOX
住所 札幌市中央区大通西3丁目6番地
講演 『著者が語る自費出版」
おはなし 西條 寧
出版プロフィール ついにやった!前人未到の1594山・北海道
「Ko玉さんの全山登頂記」
2018年春出版予定です。
※ 14:00以降も以下の日程で自費出版に関わるフリートークが
ありますのでお時間の許す限り引き続きご参加頂ければ幸いです。
14:10~14:40 自費出版フリートーク
道新出版センター 中島哲也
株式会社アイワード 野村聡志
マイブック編集担当者と製作担当者の二人が、自費出版の相談から
1 冊の本を仕上げるまで のポイントや進め方を具体的な事例をもとに
お話しします。
17:00 閉会
★ テーマ・・・
マイクを手に講演が始まりました。
冒頭から「人前で話すのは苦手」と言っていましたが、いつもの口調でゆっくりと語り始めました。
児玉さんとの出会いや同行した藪山の数々・・・低山とは言え頂上まで丸一日掛かる場合や
道なき道を切り開いて藪と戦う姿。二日間で12座の低山を登ったり、立入る事の出来ない
私有地や自衛隊演習場内にある頂上も彼の人脈で立入りを可能にする執念の数々・・・。
仕事柄、転勤族で全道各地に転勤するが彼にとってはそれが大きな力となり、休みの度にその
地方の山を求めて一つ一つ計画的に潰していく方式が多かった。そして、必ずと言っていいほど
現地には彼と同行する仲間が居てそれが初対面でも藪山に誘う人だった。
1594座を全山としているのはあくまでも児玉氏個人の決め方である。
国土地理院の1/25000地形図に山名が載っている山と日本山名事典(三省堂)に載っている
北海道の山名が付いた山がベースになっている。その数は1376座。その他にも218座を
加えた1594座を全山として来た。
・・・写真や地形図を使って淡々と話をする西條氏。時には言葉を詰まらせるシーンもあったが
その思い出を語るには余りにも時間が足りなかったと思う。
約50分間に渡り、大偉業となった児玉氏を語り、その記録を本にして後世に残す・・・。
「私の中の英雄、児玉さん」---今、なぜ本なのか?---
来年春の出版を目指し、日々奮闘する西條氏・・・
もう一年以上山に登っていないかも知れない。色々な思いの詰まった濃い講演でした。
講演を前に主催者である道新出版センター長の熊谷純二氏の挨拶から始まる
いつもの口調で話し始めた西條氏・・・右スクリーンの写真は本の表紙に予定している
普段着のままが西條さんらしい・・・と私個人の感想
知る人ぞ知る表紙の写真・・・1594座目の馬追丘陵「長官山」です
全山となればこんな山もあると・・・地形図を参照して説明する西條氏
★ ちょっとだけ・・・
本題は、自費出版するときの苦労話やこんな風に一冊の本が出来るよ・・・といった制作へのアドバイス
も含めた講演会だったのだが、「少しでも児玉氏の偉業を多くの人に知ってもらえれば・・」と講演のお話を
受けたと言う西條氏でした。
会場には、山岳会の友人や家族そしてHYMLのメンバーも数人来場してくれました。
全体で二十数名でしたが、ここで開催する講演やイベントでこれだけ集まったのは珍しいと主催者のお話でした。
児玉氏の記録本編集には、微力ながらちょっとだけ私も関わっています。
とは言え、何一つ能力のない私に出来る事は限られていますが西條氏に「負んぶに抱っこ」でも
この本に関わっていられる事が嬉しいです。
西條さん、素晴らしい講演でした。お疲れ様です。
「著者が語る私の自費出版」
★ プロローグ・・・
昨年8月、北海道全山とする1594座を踏破した児玉保則氏の大偉業については記憶に新しい事と思います。
これは前人未到の記録として達成前からその記録本を出版しようと準備されていました。ですが、児玉氏は
その後間もなく病床に伏してしまいます。それでも出版の日を楽しみに編集作業も頑張っていたところでした。
しかし、今年(2017年)5月29日亡くなりました。享年63歳でした。
山仲間でHP「地図がガイドの山歩き」の西條 寧さんは、その偉業を伝える登頂記の出版に向け兼ねてから
児玉さんに依頼されその作業に現在も奮闘中です。
そんな中、児玉氏の大偉業への苦労話や山の魅力、そして自費出版について語る機会を頂きました。
本作りって何から準備すればいいの?自費出版って難しそう。そんな疑問は本づくりを体験している著者に
お聞きするのが一番・・・と講演を企画したのが、 北海道新聞社事業局出版センターと印刷会社のアイワード
さんでした。
道新マイブックとして自費出版をお手伝いして約20年、300冊以上の著書が生まれたそうです。
より多くの方に本づくりの魅力をお伝えできればと「著者が語る私の自費出版」を企画したとの事でした。
そんなご縁あって西條さんの講演を楽しみに会場へ出向きました・・。
【10月18日(水)】
会場は、北海道新聞社本社1FのDO-BOXという一室。
会場にはこれまで出版して来た自費出版の本がすべて並べられ手に取って読む事も出来ました。
その奥に来場者の席が設けられ、西條さんが最前列で待機していました。少し緊張気味も私たちと挨拶を
交わし山の仲間も数名来ていました。
講演のスケジュールは以下の通りでした・・。
講演日時 2017年10月18日(水)
開場 12:30~
開催ご挨拶 13:00~13:10
道新出版センター長 熊谷純二
講演 13:10~14:00
会 場 北海道新聞社 1F DO-BOX
住所 札幌市中央区大通西3丁目6番地
講演 『著者が語る自費出版」
おはなし 西條 寧
出版プロフィール ついにやった!前人未到の1594山・北海道
「Ko玉さんの全山登頂記」
2018年春出版予定です。
※ 14:00以降も以下の日程で自費出版に関わるフリートークが
ありますのでお時間の許す限り引き続きご参加頂ければ幸いです。
14:10~14:40 自費出版フリートーク
道新出版センター 中島哲也
株式会社アイワード 野村聡志
マイブック編集担当者と製作担当者の二人が、自費出版の相談から
1 冊の本を仕上げるまで のポイントや進め方を具体的な事例をもとに
お話しします。
17:00 閉会
★ テーマ・・・
マイクを手に講演が始まりました。
冒頭から「人前で話すのは苦手」と言っていましたが、いつもの口調でゆっくりと語り始めました。
児玉さんとの出会いや同行した藪山の数々・・・低山とは言え頂上まで丸一日掛かる場合や
道なき道を切り開いて藪と戦う姿。二日間で12座の低山を登ったり、立入る事の出来ない
私有地や自衛隊演習場内にある頂上も彼の人脈で立入りを可能にする執念の数々・・・。
仕事柄、転勤族で全道各地に転勤するが彼にとってはそれが大きな力となり、休みの度にその
地方の山を求めて一つ一つ計画的に潰していく方式が多かった。そして、必ずと言っていいほど
現地には彼と同行する仲間が居てそれが初対面でも藪山に誘う人だった。
1594座を全山としているのはあくまでも児玉氏個人の決め方である。
国土地理院の1/25000地形図に山名が載っている山と日本山名事典(三省堂)に載っている
北海道の山名が付いた山がベースになっている。その数は1376座。その他にも218座を
加えた1594座を全山として来た。
・・・写真や地形図を使って淡々と話をする西條氏。時には言葉を詰まらせるシーンもあったが
その思い出を語るには余りにも時間が足りなかったと思う。
約50分間に渡り、大偉業となった児玉氏を語り、その記録を本にして後世に残す・・・。
「私の中の英雄、児玉さん」---今、なぜ本なのか?---
来年春の出版を目指し、日々奮闘する西條氏・・・
もう一年以上山に登っていないかも知れない。色々な思いの詰まった濃い講演でした。
講演を前に主催者である道新出版センター長の熊谷純二氏の挨拶から始まる
いつもの口調で話し始めた西條氏・・・右スクリーンの写真は本の表紙に予定している
普段着のままが西條さんらしい・・・と私個人の感想
知る人ぞ知る表紙の写真・・・1594座目の馬追丘陵「長官山」です
全山となればこんな山もあると・・・地形図を参照して説明する西條氏
★ ちょっとだけ・・・
本題は、自費出版するときの苦労話やこんな風に一冊の本が出来るよ・・・といった制作へのアドバイス
も含めた講演会だったのだが、「少しでも児玉氏の偉業を多くの人に知ってもらえれば・・」と講演のお話を
受けたと言う西條氏でした。
会場には、山岳会の友人や家族そしてHYMLのメンバーも数人来場してくれました。
全体で二十数名でしたが、ここで開催する講演やイベントでこれだけ集まったのは珍しいと主催者のお話でした。
児玉氏の記録本編集には、微力ながらちょっとだけ私も関わっています。
とは言え、何一つ能力のない私に出来る事は限られていますが西條氏に「負んぶに抱っこ」でも
この本に関わっていられる事が嬉しいです。
西條さん、素晴らしい講演でした。お疲れ様です。
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