エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

地道にコツコツ・・・一山行一座に掛ける思い

2016年01月19日 | 山へ行かない日
地道にコツコツ「一山行一座」に掛ける思い



★ 一日遅れの筋肉痛・・・
先日、初登頂した北石狩岳は予想した好天にも恵まれ無事下山出来た事を感謝しながら思い返す。
翌日はもちろん仕事の現役サラリーマン。
山行の疲れや筋肉痛も無く会社に出向き「まだまだ若いぞ!俺は」と元気だった。
しかし、その元気は夕方まで持たなかった・・・。(涙)

ジワジワと感じる疲労感と眠気、なんとなく張り始めた足の筋肉痛・・・

「あぁ~。やっぱり俺も年かなぁ~」「ずっと走ってないしなぁ~」とひとりつぶやく。

寒かったけど山行としては楽勝の一座だったのに、もう疲れを感じているぅ~。

仕事は何とかこなしてはいるが、深夜の仕事はやっぱり辛いなぁ~(愚痴る)

少し前なら一日二座の山行もあったり、深夜に出掛けて早朝登山口一座を制して

翌日もう一座・・・そんな事ももう昔のことなのだろうか。ふと考えてしまった。

体力だけはまだまだあるぞと意気込んでみても「一日遅れの筋肉痛」で我を振り返った。


★ 一山行一座に掛ける・・・
少なくても現役の今は無理は出来ない・・。
目指す山も遠くなり片道300㎞走ることもあるが、そんな山に今、日帰りは出来ない。

東大雪のホロカ山と軍艦山は1000m超峰でまだ未踏の山。
先日登った北石狩岳を選択する前に上がっていた候補だった。
二日間の休みでこの二座を踏破しようと計画するとき、まず自宅から登山口までの距離を調べる。
この時期なら時速50㎞以下の計算をして片道200㎞なら4時間となる。
次に登行時間を予測する。山の標高、アプローチの長さ、雪の状況や難易度などを加味して
登り○○時間、下り○○時間となる。その上で自宅の出発時間が決まり明るい内に下山して
温泉と宿泊地が決まれば「決行」・・・のはずだった。

しかし、深夜や早朝の出発は夫婦して日に日に億劫となり「ゆっくり出よう・・」と結論付く。

これまでの実績でも一山行二座を目指した挑戦もあったが、その山が未踏であれば登頂した
感激とやり遂げた満足感が翌日次はこの山・・・とならないのが常であった。

地道にコツコツ・・・同じ場所に何度出掛けても良いじゃないか!
登れなかったらまた来れば良いしょっ!
山は逃げないよ。夏がダメでも冬があるし、尾根がダメなら沢もある。
一座一座をしっかりと練りながら一山行一座を大切に登れる事こそありがたき幸せ。

これから更に歳を重ねても元気なら山に向かえる。

そうして行こうとちょっと思った。















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