エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

北日高・上滝山(1331m)

2020年05月07日 | 山紀行 (日高山系)
ブログ開設前の山行記を編集しました・・・
帯広岳(1089m) & 北日高 上滝山(1331m)
※ 帯広岳の山行記はこちらです⇒ 「帯広岳」
■ 山 行 日    2007年4月16日(月) 日帰り
■ ル ー ト    日勝峠6合目~C780北尾根ルート 往復
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №15
■ 登 山 形 態     スノーシュー
■ 地 形 図    1/25000地形図  「沙流岳」
■ 三角点・点名   標高点のみ 三角点の標高は西側の1314m三等三角点
■ コースタイム   登り 3時間05分  下り 1時間10分
<登り>
07:45       日勝峠6合目林道出合 出発
08:23~30    沢二股(C780北尾根取付き)
10:50       上滝山(1331m)頂上

<下り>
11:20       下山開始
11:55~12:00 沢二股
12:30       登山口




★ サブ山行パート2・・・
6:30 2泊お世話になった新嵐山荘に心から礼を言って出発する。
今日は、「上滝山」。帰路となる日勝峠日高側6合目付近が登山口となる。
ここから90度以上の急カーブの角部に駐車帯があり慎重に車を入れて駐車する。(7:20)
道中、日勝峠十勝側は曇り空で濃いガスが漂っていたが、峠頂上の「日勝トンネル」を越
えると嘘のような晴天となっていた。

準備をして今回もスノーシューで出発する。
駐車帯からまだ深く積もった残雪の林道を利用して歩き沙流川に架かる橋を渡って南下す
る。林道は沙流川の支流左岸沿いに延びその二股から上滝山と沙流岳の北斜面中腹を中心
に縦横無尽に続いている。

ルートは、沢の二股(C780)付近から林道を離れ、上滝山の北尾根末端に取付く。
二股からは双耳峰頂上部三角点のある1314.3mピークを望むがすぐ東の上滝山本峰はまだ
見えなかった。雪で埋まった二股の小沢を渡り北尾根に取付くがいきなりの急登で早々汗
を流す。50~60m登ったあたりから立派な作業道と思われる道路に出合い、この尾根上を
左右にジグを切りながら稜線まで続いているようだった。それは20~30m登る度に出合う
ので確かだろうと思った。



上滝山北尾根の末端に取付き、急斜面だが新雪で登り易い

北尾根は1200m付近から少しだけ緩斜度となりダケカンバ中心の樹林も疎林となって稜線
まで繋がっている。稜線は1300m地点で広くて平らだった。ここに立つと沙流岳に続くア
ップダウンの稜線も確認出来たがちょっと距離を感じた。しかし、目指す上滝山は目の前
にその緩やかな頂きで正座していた。



頂上手前の稜線上は広くて歩き易い・・・


頂上直下の登り・・・

★ 上滝山初登頂・・・
登り3時間で頂上に立つ。高曇りで風も弱く、展望もまぁまぁだった。
沙流岳から日勝ピークそしてペケレベツ岳や北日高の主稜線へ望む。昨日の帯広岳と違っ
て今回はトレースが無くルート取りはすべて地図とコンパスで選んでの登頂だった。それ
だけに予定通り登れた事に喜びと達成感はひとしおだ。


去る2/26に計画していた上滝山では、登山口近くで自損事故を起こし登らずに帰宅し
てしまっただけに、リベンジ成功は嬉しかった。



2007.4.16 上滝山(1331m)初登頂


林業界の双珠別岳 1347峰の秀峰を望む


頂上稜線からの下り・・・

頂上では、山頂ビールではなくコーラで乾杯し喉を潤す。
30分ほど展望を楽しんで下山にかかる。林道出合(C780)まで僅か30分で降りてしま
い更に30分で車のある登山口に着いて終了した。

こうして今回の日高縦走第4ステージ計画は、実行出来ずに終わってしまったが、いつ
まで達成する・・・と期限を付けた訳でも無く、いつかまた主稜線を繋ぐ計画が実行出
来たら本望と考えている。



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