山友と北の山旅1500キロ!
白雲山(1186m)
リスケ山(787m)~西別岳(799m)~摩周岳(857m)
藻琴山(1000m)
■ 期 間 2018年10月31日(水)~11月05日(火) 5泊6日
■ メンバー ショウさん、エバ
■ 登山形態 登山道(登山靴)
★ 幌尻岳の出会いから・・・プロローグ
17年前のある事件から今に続く山友となった横浜のショウさんが今回の相棒。
出会いは2001年7月まで遡る。
これまた山で知り合った青森のAさん(当時67歳)と幌尻岳に登った時の出来事だった。
山頂手前で挨拶した5人パーティーの内、女性3名は全くの空身で登っていた事に気が付く。
その時は、何故?と思いつつ挨拶だけ交わして通り過ぎ先に山頂で休んでいた。
少しして彼らも到着したが、山頂に立ち寄る事も記念写真も撮らずにスルー。戸蔦別岳方面に・・。
(その5人パーティーにショウさんが居た・・・。)
快晴で絶景なのに頂上をスルーして写真も撮らずに通過した事が不思議で気になってしまった。
10分ほど休んで私たちも戸蔦別岳を目指して出発し彼らの後を歩く感じだった。
途中の登山道で立派な「鈴」を拾って彼らの物かな?と少し急ぐ。
幌尻岳と戸蔦別岳のコルに来た時、彼らが七つ沼カールへ降りて行く姿を発見!
直ぐに大きな声で彼らを呼び止め、何故七つ沼に降りるのか理由を知りたかった。
それは、降りている場所が雪渓の急斜面である事や3人の女性が空身である事に違和感を抱いたから。
声が届き振り向いて「別に理由はない」と返って来た。
それも変と思ったが「そこは危険ですからすぐに戻った方が良いですよ!」と注意した。
単に七つ沼の絶景に誘われて下ってしまった様だが、戻ってからは一緒に歩く事になった。
拾った鈴はやはり彼らメンバーの物で大切な鈴だったらしい。
事件は、戸蔦別岳の頂上で起きた。
私とAさんが先に着いて休んでいたが彼らはなかなか到着しない。
暫くしてようやく到着するとメンバーの女性一人が動けない程体調を崩していたようだ。
見たところ「脱水症状」のようだったが、なんと水も行動食も無いと言う。
更にここから山荘まで往路を戻るしかルートを知らなかった無謀な登山だった・・。
水と食べ物を提供し少し休むと幸い彼女の体調も回復し歩ける状態になった。
戸蔦別岳から六ノ沢経由で山荘まで案内し、山荘では沢フキの煮つけをご馳走し喜んでもらった・・。
翌日の下山も同行し安全に渡渉を繰り返しながら無事に下山したが、沢の初心者だった。
ただその後も空港までの行動を共にするほど山荘で意気投合し、以後何度か山行を共にするまでの
山仲間となっていった。
ちょっと長くなったショウさんとのプロローグだが、大切な友との再会山行だからここに記して置きたい。
★ 5泊6日初めての山旅・・・
ショウさんとは、2009年8月の浅間山以来9年ぶりの再会になる。
最初は気ままな道北~道東の一人山旅だったらしいが、登る山の選定や推薦する山はないかと
聞かれている内に「じゃ~一緒に行きますか!」となるのも自然の流れだったかも知れない。
ただ、山オンリーで来道するショウさんではなく冬枯れしたオホーツクの海岸を歩いて見たいとか
一日一つ各地の神社に寄って趣味の一つとなった「御朱印」を収集したいと言うのも希望だった。
その他にも美術館や文化的な資料館などにも寄りたいと要望は多く果たしてどんな山旅になるのか
私の不安も大きかった事は隠せない。
道内に住んで居ても道北~道東へ5泊6日の旅など思い付かず経験も無かった。
山だけを巡る5泊6日なら登りたい山はすぐに浮かんでくるが、神社巡りなんて何が楽しいのだろう?
と頭を傾げる事が多過ぎた・・・。しかし、その当日を迎えて新千歳空港までお出迎えである。
★ 逆回り・・・
天気予報の絡みでルートを逆回りに変更した。
<当初の予定>
10/31 千歳空港⇒天塩岳ヒュッテ C1
11/01 前天塩岳~天塩岳登山⇒「名寄神社」道の駅「びふか」車中泊 C2
11/02 函岳登山⇒稚内市内観光「北門神社」「氷雪の門」道の駅「わっかい」車中泊 C3
11/03 宗谷岬⇒オホーツク沿岸を歩く、斜里町「北のアルプ美術館」「斜里神社」西別小屋 C4
11/04 リスケ山~西別岳~摩周岳登山 藻琴山登山⇒エバ家 C5
11/05 新千歳空港⇒成田空港
・・・初日の道北が雨予報だった事や天塩岳ヒュッテが10月15日~冬締めのため
使用出来ないという情報を得て計画とルートを変更する事になった。
★ 1日目、然別湖温泉・・・
変更した初日の宿泊場所は、”神秘の湖”として知られる然別湖湖畔とした。
ショウさんも訪れた事が無いと聞き、湖の四季折々の景観が楽しめ1000m峰の山々も登れ
車中泊も温泉も可能な適地であることと何より天気予報が良い事で選んでみた。
千歳空港着が昼過ぎだったので追分ICから十勝清水ICまで高速で移動し、然別温泉には
16時30分頃に着いた。
人っ子一人見あたらない温泉地、2軒あったホテルの内1軒が廃業していて驚く。
廃墟となった大きな建物だけが寂しそうに建っていたがなんとか再生して欲しいと願うばかりだ。
駐車地に迷いネイチャーセンターにお願いして裏の駐車場に停める許可を得た。
すでに星空となり凛と凍(しば)れを感じる静かな然別温泉だった。唯一の温泉はホテル風水。
日帰り入浴が1000円とちょっとお高いが、利用しない選択肢はない。
マイホテル「ハイエース」に戻る頃気温はすでに0℃近くまで下がっていた。
今夜はショウさんの来道と再会を祝う「歓迎のジンギスカン鍋」が私のおもてなし。
冷えたビールで乾杯し尽きない話で食も進んだ。明日の計画を確認して22時過ぎ消灯とした。
外は満天の星空である。
然別湖湖畔の星空 天望山(左)と白雲山
★ 2日目、白雲山1186m・・・
■ 山 行 日 2018年11月1日(木) 日帰り
■ コ ー ス トウマベツ口コース~周回ルート
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「然別湖湖畔温泉」
■ 三角点・点名 三角点なし(標高点のみ)
■ コースタイム 登り 1時間15分 下り 1時間18分
<登り>
07:10 登山口出発
07:55 1100m尾根
08:15 岩石山分岐
08:25 白雲山頂上
<下り>
08:50 下山開始
09:20 950mコル(天望山分岐)
09:40 816天望山登山口分岐
10:08 登山口到着
4:40に起床。
フロントガラスが凍(しば)れるほど冷え込んだ朝を迎えた。
すぐ傍にある公衆トイレは、道の駅にあるような24時間使えて暖かいトイレ。
気持ち良く用を足し、冷え込んだ車内をガスストーブで暖める。
コーヒーのお湯を沸かしながら静かな音楽を流してまったりとしたこの時間が
たまらない・・。車中泊でもテント泊でも朝のまったりタイムが大好きだ。
話足りない話が朝から再開するも今日の予定を確認してタイムスケージュールを
組み立てる。最終目的地は摩周湖にある「西別小屋」で今日の宿泊地と決めていた。
然別湖周辺の山を登り、移動・・。
足寄町でランチタイム・・。
野中温泉で入浴・・。
摩周で買い出し・・。
西別小屋・・・と大まかに決まる。
11/1 朝登山口から望む然別湖 前方の山はナイタイ山1332m
登山口の案内図より
11/1 白雲山登山口
霜柱で凍り付いた登山道、まさに初冬の山だった・・・
快晴の白雲山(1186m)頂上からの眺望
白雲山頂上から望む「ウペペサンケ山」
★ 9年ぶりの再会山行・・・
ショウさんとの山行は9年ぶり。
古希を過ぎたショウさん、還暦を過ぎた私。
あの時より互いに歳を取るも元気で山を楽しめているから変わらない。
今日は、雲一つない快晴に恵まれまさに「登山日和」。再会山行に華を添えた感じだ。
しかし、時間的な制約を考えると「白雲山」一座でギリギリと分かり周回ルートを選択し
終わる事にした。登山口での気温は-3℃。
展望の効く稜線まで急斜面のコースをつづら折りに高度を少しずつ上げていく。
登山道は整備されているが、幾度かの台風で倒木は多く神秘的な原始林も無残な姿を
見るのは寂しかった。それでも登山道を塞ぐ倒木はほとんど処理されて登行には
影響無く順調に登る事が出来た。
ショウさんの歩きが早くすぐに息が上がる私だったが、時々止まって景色を見たり
話をする時間を頂き離れずに付いて行けた。軽快な足取りを見てこれからが心配の
私だったがなんとかなるかと付いていった。
岩峰の白雲山頂上は、まさに絶景!
眼下に然別湖、周囲の山々を山座同定し遠くのウペペサンケ山は真っ白に雪化粧していた。
眩しいほどの景色を堪能し、貸切の頂上を後にする。
11/1 然別湖 白雲山(1186m)
★ 割愛・・・
白雲山を下山した後は、一路道東へ向かう。
足寄町で有名なそば屋さん「両国食堂」でランチタイム、天ぷらそばと豚丼セットでお腹を満たす。
そして、阿寒湖の手前にある野中温泉で汗を流し、ショウさんお目当て弟子屈町で「弟子屈神社」に
寄って参拝し「御朱印」を頂きたかったが、宮司が留守で空振りだった・・・。
偶然、この街には私の友人も居たので連絡して再会が叶った。少しだけ時間を頂き談笑出来て良かった。
その後、街のスーパーで貸し出しし宿泊地に決めていた「西別小屋」へ向かった。
御朱印が貰えなかった「弟子屈神社」には翌日再び立ち寄りゲット出来た事も付け加えておこう。
ただ、これ以降神社巡りや観光などについては一部「割愛」してアップする事にした。
西別小屋に着いたのは暗くなった17;30。
貸切でした・・・。
★ リスケ山(787m)~西別岳(799m)~摩周岳(857m)・・・
■ 山 行 日 2018年11月2日(金) 日帰り
■ コ ー ス 西別コース~摩周岳 縦走往復
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「摩周湖南部」
■ 三角点・点名 リスケ山 三角点なし 標高点のみ(加藤利助山)
西別岳 二等三角点 点名「西別岳ニシベツダケ」
摩周岳 三角点なし 標高点のみ 別名「カムイヌプリ」
■ コースタイム 登り 摩周岳まで 2時間30分 下り 2時間40分
<登り>
08:00 西別小屋出発
08:52 リスケ山(787m)頂上
09:15 西別岳(799m)頂上
09:55 摩周岳分岐
10:30 摩周岳(857m)頂上
<下り>
10:40 下山開始
11:20~30 分岐(休憩)
12:15~20 西別岳(休憩)
12:40 リスケ山
13:20 西別小屋登山口
11/2 往路でのリスケ山(799m)はガスで何も見えなかった
11/2 往路での西別岳(799m)、風が強く摩周岳への縦走を一考する
11/2 摩周岳(カムイヌプリ)(857m)、10分後に晴れたのに・・残念
★ 藻琴山(1000m)・・・
■ 山 行 日 2018年11月3日(土) 日帰り
■ コ ー ス スカイライン遊歩道コース
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「藻琴山」
■ 三角点・点名 一等三角点 点名「藻琴山モコトヤマ」
■ コースタイム 登り 50分 下り 35分
<登り>
06:15 登山口
07:05 頂上
<下り>
07:35 下山開始
08:10 登山口
夜明け前、駐車場に着いたのでご来光を待って登る事にした・・摩周岳を望む
雲海の向こうには川湯三山(サワンチサップ520m、マクワンチサップ574m、アトサヌプリ512m)
総称「硫黄山」を望む
6:02 ご来光・・・
11/3 藻琴山(1000m)
白雲山(1186m)
リスケ山(787m)~西別岳(799m)~摩周岳(857m)
藻琴山(1000m)
■ 期 間 2018年10月31日(水)~11月05日(火) 5泊6日
■ メンバー ショウさん、エバ
■ 登山形態 登山道(登山靴)
★ 幌尻岳の出会いから・・・プロローグ
17年前のある事件から今に続く山友となった横浜のショウさんが今回の相棒。
出会いは2001年7月まで遡る。
これまた山で知り合った青森のAさん(当時67歳)と幌尻岳に登った時の出来事だった。
山頂手前で挨拶した5人パーティーの内、女性3名は全くの空身で登っていた事に気が付く。
その時は、何故?と思いつつ挨拶だけ交わして通り過ぎ先に山頂で休んでいた。
少しして彼らも到着したが、山頂に立ち寄る事も記念写真も撮らずにスルー。戸蔦別岳方面に・・。
(その5人パーティーにショウさんが居た・・・。)
快晴で絶景なのに頂上をスルーして写真も撮らずに通過した事が不思議で気になってしまった。
10分ほど休んで私たちも戸蔦別岳を目指して出発し彼らの後を歩く感じだった。
途中の登山道で立派な「鈴」を拾って彼らの物かな?と少し急ぐ。
幌尻岳と戸蔦別岳のコルに来た時、彼らが七つ沼カールへ降りて行く姿を発見!
直ぐに大きな声で彼らを呼び止め、何故七つ沼に降りるのか理由を知りたかった。
それは、降りている場所が雪渓の急斜面である事や3人の女性が空身である事に違和感を抱いたから。
声が届き振り向いて「別に理由はない」と返って来た。
それも変と思ったが「そこは危険ですからすぐに戻った方が良いですよ!」と注意した。
単に七つ沼の絶景に誘われて下ってしまった様だが、戻ってからは一緒に歩く事になった。
拾った鈴はやはり彼らメンバーの物で大切な鈴だったらしい。
事件は、戸蔦別岳の頂上で起きた。
私とAさんが先に着いて休んでいたが彼らはなかなか到着しない。
暫くしてようやく到着するとメンバーの女性一人が動けない程体調を崩していたようだ。
見たところ「脱水症状」のようだったが、なんと水も行動食も無いと言う。
更にここから山荘まで往路を戻るしかルートを知らなかった無謀な登山だった・・。
水と食べ物を提供し少し休むと幸い彼女の体調も回復し歩ける状態になった。
戸蔦別岳から六ノ沢経由で山荘まで案内し、山荘では沢フキの煮つけをご馳走し喜んでもらった・・。
翌日の下山も同行し安全に渡渉を繰り返しながら無事に下山したが、沢の初心者だった。
ただその後も空港までの行動を共にするほど山荘で意気投合し、以後何度か山行を共にするまでの
山仲間となっていった。
ちょっと長くなったショウさんとのプロローグだが、大切な友との再会山行だからここに記して置きたい。
★ 5泊6日初めての山旅・・・
ショウさんとは、2009年8月の浅間山以来9年ぶりの再会になる。
最初は気ままな道北~道東の一人山旅だったらしいが、登る山の選定や推薦する山はないかと
聞かれている内に「じゃ~一緒に行きますか!」となるのも自然の流れだったかも知れない。
ただ、山オンリーで来道するショウさんではなく冬枯れしたオホーツクの海岸を歩いて見たいとか
一日一つ各地の神社に寄って趣味の一つとなった「御朱印」を収集したいと言うのも希望だった。
その他にも美術館や文化的な資料館などにも寄りたいと要望は多く果たしてどんな山旅になるのか
私の不安も大きかった事は隠せない。
道内に住んで居ても道北~道東へ5泊6日の旅など思い付かず経験も無かった。
山だけを巡る5泊6日なら登りたい山はすぐに浮かんでくるが、神社巡りなんて何が楽しいのだろう?
と頭を傾げる事が多過ぎた・・・。しかし、その当日を迎えて新千歳空港までお出迎えである。
★ 逆回り・・・
天気予報の絡みでルートを逆回りに変更した。
<当初の予定>
10/31 千歳空港⇒天塩岳ヒュッテ C1
11/01 前天塩岳~天塩岳登山⇒「名寄神社」道の駅「びふか」車中泊 C2
11/02 函岳登山⇒稚内市内観光「北門神社」「氷雪の門」道の駅「わっかい」車中泊 C3
11/03 宗谷岬⇒オホーツク沿岸を歩く、斜里町「北のアルプ美術館」「斜里神社」西別小屋 C4
11/04 リスケ山~西別岳~摩周岳登山 藻琴山登山⇒エバ家 C5
11/05 新千歳空港⇒成田空港
・・・初日の道北が雨予報だった事や天塩岳ヒュッテが10月15日~冬締めのため
使用出来ないという情報を得て計画とルートを変更する事になった。
★ 1日目、然別湖温泉・・・
変更した初日の宿泊場所は、”神秘の湖”として知られる然別湖湖畔とした。
ショウさんも訪れた事が無いと聞き、湖の四季折々の景観が楽しめ1000m峰の山々も登れ
車中泊も温泉も可能な適地であることと何より天気予報が良い事で選んでみた。
千歳空港着が昼過ぎだったので追分ICから十勝清水ICまで高速で移動し、然別温泉には
16時30分頃に着いた。
人っ子一人見あたらない温泉地、2軒あったホテルの内1軒が廃業していて驚く。
廃墟となった大きな建物だけが寂しそうに建っていたがなんとか再生して欲しいと願うばかりだ。
駐車地に迷いネイチャーセンターにお願いして裏の駐車場に停める許可を得た。
すでに星空となり凛と凍(しば)れを感じる静かな然別温泉だった。唯一の温泉はホテル風水。
日帰り入浴が1000円とちょっとお高いが、利用しない選択肢はない。
マイホテル「ハイエース」に戻る頃気温はすでに0℃近くまで下がっていた。
今夜はショウさんの来道と再会を祝う「歓迎のジンギスカン鍋」が私のおもてなし。
冷えたビールで乾杯し尽きない話で食も進んだ。明日の計画を確認して22時過ぎ消灯とした。
外は満天の星空である。
然別湖湖畔の星空 天望山(左)と白雲山
★ 2日目、白雲山1186m・・・
■ 山 行 日 2018年11月1日(木) 日帰り
■ コ ー ス トウマベツ口コース~周回ルート
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「然別湖湖畔温泉」
■ 三角点・点名 三角点なし(標高点のみ)
■ コースタイム 登り 1時間15分 下り 1時間18分
<登り>
07:10 登山口出発
07:55 1100m尾根
08:15 岩石山分岐
08:25 白雲山頂上
<下り>
08:50 下山開始
09:20 950mコル(天望山分岐)
09:40 816天望山登山口分岐
10:08 登山口到着
4:40に起床。
フロントガラスが凍(しば)れるほど冷え込んだ朝を迎えた。
すぐ傍にある公衆トイレは、道の駅にあるような24時間使えて暖かいトイレ。
気持ち良く用を足し、冷え込んだ車内をガスストーブで暖める。
コーヒーのお湯を沸かしながら静かな音楽を流してまったりとしたこの時間が
たまらない・・。車中泊でもテント泊でも朝のまったりタイムが大好きだ。
話足りない話が朝から再開するも今日の予定を確認してタイムスケージュールを
組み立てる。最終目的地は摩周湖にある「西別小屋」で今日の宿泊地と決めていた。
然別湖周辺の山を登り、移動・・。
足寄町でランチタイム・・。
野中温泉で入浴・・。
摩周で買い出し・・。
西別小屋・・・と大まかに決まる。
11/1 朝登山口から望む然別湖 前方の山はナイタイ山1332m
登山口の案内図より
11/1 白雲山登山口
霜柱で凍り付いた登山道、まさに初冬の山だった・・・
快晴の白雲山(1186m)頂上からの眺望
白雲山頂上から望む「ウペペサンケ山」
★ 9年ぶりの再会山行・・・
ショウさんとの山行は9年ぶり。
古希を過ぎたショウさん、還暦を過ぎた私。
あの時より互いに歳を取るも元気で山を楽しめているから変わらない。
今日は、雲一つない快晴に恵まれまさに「登山日和」。再会山行に華を添えた感じだ。
しかし、時間的な制約を考えると「白雲山」一座でギリギリと分かり周回ルートを選択し
終わる事にした。登山口での気温は-3℃。
展望の効く稜線まで急斜面のコースをつづら折りに高度を少しずつ上げていく。
登山道は整備されているが、幾度かの台風で倒木は多く神秘的な原始林も無残な姿を
見るのは寂しかった。それでも登山道を塞ぐ倒木はほとんど処理されて登行には
影響無く順調に登る事が出来た。
ショウさんの歩きが早くすぐに息が上がる私だったが、時々止まって景色を見たり
話をする時間を頂き離れずに付いて行けた。軽快な足取りを見てこれからが心配の
私だったがなんとかなるかと付いていった。
岩峰の白雲山頂上は、まさに絶景!
眼下に然別湖、周囲の山々を山座同定し遠くのウペペサンケ山は真っ白に雪化粧していた。
眩しいほどの景色を堪能し、貸切の頂上を後にする。
11/1 然別湖 白雲山(1186m)
★ 割愛・・・
白雲山を下山した後は、一路道東へ向かう。
足寄町で有名なそば屋さん「両国食堂」でランチタイム、天ぷらそばと豚丼セットでお腹を満たす。
そして、阿寒湖の手前にある野中温泉で汗を流し、ショウさんお目当て弟子屈町で「弟子屈神社」に
寄って参拝し「御朱印」を頂きたかったが、宮司が留守で空振りだった・・・。
偶然、この街には私の友人も居たので連絡して再会が叶った。少しだけ時間を頂き談笑出来て良かった。
その後、街のスーパーで貸し出しし宿泊地に決めていた「西別小屋」へ向かった。
御朱印が貰えなかった「弟子屈神社」には翌日再び立ち寄りゲット出来た事も付け加えておこう。
ただ、これ以降神社巡りや観光などについては一部「割愛」してアップする事にした。
西別小屋に着いたのは暗くなった17;30。
貸切でした・・・。
★ リスケ山(787m)~西別岳(799m)~摩周岳(857m)・・・
■ 山 行 日 2018年11月2日(金) 日帰り
■ コ ー ス 西別コース~摩周岳 縦走往復
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「摩周湖南部」
■ 三角点・点名 リスケ山 三角点なし 標高点のみ(加藤利助山)
西別岳 二等三角点 点名「西別岳ニシベツダケ」
摩周岳 三角点なし 標高点のみ 別名「カムイヌプリ」
■ コースタイム 登り 摩周岳まで 2時間30分 下り 2時間40分
<登り>
08:00 西別小屋出発
08:52 リスケ山(787m)頂上
09:15 西別岳(799m)頂上
09:55 摩周岳分岐
10:30 摩周岳(857m)頂上
<下り>
10:40 下山開始
11:20~30 分岐(休憩)
12:15~20 西別岳(休憩)
12:40 リスケ山
13:20 西別小屋登山口
11/2 往路でのリスケ山(799m)はガスで何も見えなかった
11/2 往路での西別岳(799m)、風が強く摩周岳への縦走を一考する
11/2 摩周岳(カムイヌプリ)(857m)、10分後に晴れたのに・・残念
★ 藻琴山(1000m)・・・
■ 山 行 日 2018年11月3日(土) 日帰り
■ コ ー ス スカイライン遊歩道コース
■ メ ン バ ー ショウ、エバ
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「藻琴山」
■ 三角点・点名 一等三角点 点名「藻琴山モコトヤマ」
■ コースタイム 登り 50分 下り 35分
<登り>
06:15 登山口
07:05 頂上
<下り>
07:35 下山開始
08:10 登山口
夜明け前、駐車場に着いたのでご来光を待って登る事にした・・摩周岳を望む
雲海の向こうには川湯三山(サワンチサップ520m、マクワンチサップ574m、アトサヌプリ512m)
総称「硫黄山」を望む
6:02 ご来光・・・
11/3 藻琴山(1000m)
晩秋の北海道150.0.キロの旅。
羨ましです〜
たっぷり楽しんで下さい。
旅が終わると冬山シーズンですね!
男二人旅が素敵だったかどうかは私自身分かりません。
でも、はじめて5泊という長い間車で移動する山旅は結果1500キロ走りました。
大した山には登っていませんが、相棒の希望に沿っての旅だったのである意味気は楽でした。
ぼちぼち冬山の準備となりますが、平地での雪が遅れて中途半端な時期ですね。
今、山選びに苦労しています・・。