秋の伐採、４本が限界だった

秋の伐採、４本が限界だった


11/09 　洋ちゃんちで初日のご苦労さん会に集まった仲間たち・・・

★　失敗の後片付けに時間を要した・・・
私の段取りが悪く、仕事はじめから手間取り迷惑を掛けたかも知れない。
チェンソーの目立てをせずに１本目の受け口を作るために切り始めた。しかし、思うように刃が入
らず切れが悪いので新品の刃に取り換える事にした。その間に洋ちゃんが自分のチェンソーを持っ
て続きをやり始め「追い切り」を始めていた。そして、木は倒れた。

しかし、受け口の切り方が悪かったために、木の倒れる方向がズレて側溝に落ちてしまったのだ。
樹高２０ｍを超えるような「ヤチダモ」だから、その処理は予想外に大変だった。９時から始めた
作業だったが、１本の処理に午前中を費やしてしまった。


２本目に倒した「ヤチダモ」も樹高２０ｍを超えるも伐倒は成功した・・・

★　成果は二の次、安全第一・・・
初日の伐採で倒した木はたったの２本だったが、原因の一つに作業をする人数が少なかったと後に
気が付く。初日の作業員は６名。それぞれ指示をしなくても自分の役割は知っていてすぐに動ける
メンバーたち。２人は切った木を軽トラに積んで洋ちゃん宅まで運び、薪棚に積み上げる。私は伐
採と枝払い、そして玉切りが主な作業。あと３人は枝払いの細分化と玉切りをした丸太を土場に運
び小さく薪割りする。側溝に散らばった枝を拾い清掃も行う。状況を見ながら必要な作業を手分け
しながら、決して無駄な仕事は無い。ただ、ケガをしないように安全第一で無理をしない作業は、
始める前に徹底して来たことである。


道路脇に小さな作業場 (土場)として薪割りするメンバーたち


２日目、予定していた全員が揃ったところで集合写真を撮る・・・

★　二人増えただけで早い・・・
二日目に駆けつけてくれた２名が加わり、作業員は８人になった。倒した木に関われる人数が４名
から６名になるだけで、作業の進み具合は大きく変わった。枝処理をした後にその枝の片付けも早
く、私が幹の部分を玉切りしている間に枝処理を終えていた感じ。道路脇の小さな作業場へ玉切り
した丸太を運ぶのも早い気がしたし、２本目を倒せたのも早かった。
２人増えただけでもこんなに違うのかと改めて感じた作業だった。二日目は午前中だけの作業なの
で伐採は２本で終了。１１時位にはほぼ後片付けも終えて洋ちゃん宅へ戻る事にした。

これで今年の伐採は終了。また来春に続きを行う予定だ。
作業するみんなが、効率よく出来るようにと色々考えて来るが、要は効率ではなく安全に楽しく作
業を終える事が重要で、自分一人で行う時に効率を考えれば良いのだ・・と、思った。出来ない事
に無理は言えないし、出来るように強制する何物もない。素人たちが集まってお手伝いに来てくれ
た・・・それで良いと洋ちゃんも言う。

今回の作業では、学ぶ事もあり有意義な二日間だったし、伐倒の楽しさがまた増した気がする。