初秋の里山へ・・・風不死岳(1103m)
■ 山 行 日 2023年9月22日(金) 日帰り
■ ル ー ト 北尾根コース 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №21
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「風不死岳」
■ 三角点・点名 三等三角点・点名「風不止 (フップシ)」
■ コースタイム 登り 1時間56分 下り 1時間20分
<登り>
09:12 登山口(駐車地) 発
09:42 4合目
09:51~54 5合目
10:07 6合目
10:25 7合目
10:38~41 8合目
10:57 9合目
11:08 頂 上
<下り>
11:35 下山開始
11:53 8合目
12:05 7合目
12:17 6合目
12:25 5合目
12:40 3合目
12:55 登山口(駐車地)
★ 未踏峰は諦めて・・・
ようやく秋らしい風と気温を感じる今日この頃。
夫婦で9月最後の連休は、なんとか晴れそうで未踏峰狙いに期待が高まっていた。そして、その山
は石狩連山に絞り込み、前回体調不良で途中撤退したシュナイダーコースに再び挑もうと計画は進
んでいた。
しかし、まだ失敗のトラウマと近々の体力低下が著しく「自信喪失」になってしまった。
シュナイダーがダメなら日高のオムシャはどうか?と切り替える事も可能だったのに、自信の持て
ないまま未踏峰への挑戦にストップが掛かってしまうのだ。・・・ホント情けない。
それでも山に行く事は止めてないので、この2日間をどう過ごすかといつも通り夫婦で話し合った。
先ず、未踏峰狙いは諦めて、失った体力を身近で試せる山にしようと決まる。1日目は、山では無
く新車で購入したMTB2台を車に積んでちょっと長めのサイクリングをする事にした。そして、
2日目は、お気に入りの里山「風不死岳」とし、脚力と体力、時間と消耗度を確かめようと出発し
快晴の登山となった次第だ。
いつもの登山口ゲートからスタート
★ 26㎞走ったサイクリングロード・・・
1日目 (9/21)は、曇り空。
以前から気になっていた北広島市から札幌市を結ぶサイクリングロード(エルフィンロード)を走っ
て見た。MTB2台をハイエースに積んで、JR北広島とJR上野幌の中間点にある西の里の「自
転車の駅」を目指した。近くに駐車場がある事も調査済みでナビに導いて貰った。
自転車の駅を起点に先ずは札幌方面に向かう。エルフィンロードは、自転車と歩行者専用道路で左
右決められた車線があり安心である。JR千歳線が並行するも樹林帯に囲まれて列車が走る音はす
れど姿は所々で見える程度。爽やかな風を受けながらマイペースでペダルを漕ぐ。自転車に取り付
けた携帯ホルダーにスマホを取付けナビを起動させると走った距離と現在地がGPSで表示される。
そして軌跡も残るので便利な機能である。ロードには他のサイクリングを楽しむ人や散歩コースと
して歩く人たちとすれ違う。山と違って挨拶こそ無用のようだが、ひとつのルールを守っていれば
走っていても支障は無かった。
このロードには、幾つか名前の付いた別のロードと繋がっていて、上野幌まではエルフィンロード
その先4.5㎞が「陽だまりロード」そして終点は、上白石橋で途中にある札幌コンぺンションセ
ンターまでの7.2㎞を「白石こころーど」と呼び、最後に上白石橋までの1.5㎞ロードが延び
ていて終わりの様だった。自転車の駅から片道16.8㎞ある。
しかし、陽だまりロードの途中で工事中の場所があり一般道に入るところで引き返す事にした。自
転車の駅から約7.5㎞地点だった。札幌市内の公園のそばを通ったり、市道を跨いだり近くにコ
ンビニがあったりと走っていても飽きる事は無かった。
復路では自転車の駅を通過して北広島方面に走ると、途中にエスコンフィールドに繋がる道も整備
されている。迷わずエスコンへ寄り道。ロードからエスコンは目の前である。試合のない時でも入
場する事が出来て、この日も多くの人で賑わっていた。
ここは、駐輪して入場は無料。中は一部の店舗だけしか営業していないが、普段座る事が出来ない
1階席の一番前にある高級な観覧席にも座る事が出来て良い気分になれた。エスコンをほぼ1周し
たのも初めてで楽しかった。
再びロードに戻り、最後はJR北広島駅まで走って折り返し、自転車の駅で終えた。合計約26㎞
でじわっと汗を掻いたかな?
良い場所を見付けてお得感一杯の一日だったが、帰宅してから雨が降り出しのち大雨になった・・。
★ 10ヶ月ぶりの風不死岳・・・
2日目 (9/22) は、快晴。
いくつかある里山の中で「風不死岳」は三拍子揃った試すには丁度良いお気に入りの山。
① 登山口まで自宅から車で約1時間。② 登行時間が約2時間は楽でも無く厳しくもない丁度良い
刺激のコース。③ 8合目付近から緊張感ある岩場 (ローブ場) と肩から望む支笏湖ブルーの絶景。
そして、天気に恵まれれば良い💦が掻ける山なのである。
そんな山にもう10ヶ月も来ていなかったなんて・・・と嘆く自分が居た。
登山口から2合目までは荒れた登山道を歩く・・・
登山口から約10分歩いた登山道に跨る大倒木。昨年こんな通り道が出来ていた。
直径は1mを越える大径木。これを越えるのに難儀していたので助かる。
★ 気持ちの良いヒンヤリ感・・・
登山口の気温は17℃。雲一つない快晴・無風の登山日和。
道路脇の駐車帯には誰も無く私たちが最初だったが、登山口前の駐車帯には先行者と思われる1台
が駐車していた。
勝手知ったるわが家のようにスタートしてすぐ気が付くは、登山道の荒れ具合。
以前は林道だったようで、整備されていれば車も走れる幅はあるが、今は完全に登山道オンリーで
使用されているだけで、整備はされていないのが寂しい。雨で流れた水が土砂を削り取り大きな溝
になって歩けるのは両端だけ。道を塞ぐような倒木も2本あるが、なんとか下を潜る事が出来た。
そして、2合目手前にあるのが大径木の倒木だ。
まぁそれはそれとして今は支障なく歩けるので、快晴の初秋試し登山を楽しむ事にした。
北尾根に取付いてすぐの樹林帯に朝陽が差して気持ち良い・・
樹皮にめり込んだ標識。それでもしっかり成長している強さを感じる。
★ 北尾根コースのお気に入り・・・
登山口~2合目までは、ちょっと荒れた旧林道を使用するが、傾斜も緩く15分ほどのガマンだ。
2合目から北尾根に取付き樹林帯の中を登って行く。明瞭な登山道で傾斜も緩く歩き易いコースだ
と思う。しかしそれも5合目まで。少しずつ傾斜が増して来て汗を大量に掻きはじめるサインでも
ある。でも、時々振り返ると木々の合間から支笏湖が見え始めるので、ちょっと癒されるところだ。
7合目からまた少し傾斜が緩み、8合目から一気に急登の岩場が続く。残置ロープの箇所は数ヶ所
あり、それなりに緊張感が持てて楽しい。そして、最後は頂上肩に出て360度の展望が広がる最
高のビューポイント地点である。ここから望む支笏湖ブルーの景色が大好きである。
もう頂上はすぐそこ。
変化に富んだ約2時間の北尾根コース。自分には丁度良いお気に入りである。
頂上肩に到着。ここから望む支笏湖ブルーが素晴らしい。
遠望する中央付近には、尻別岳と羊蹄山を望む・・・
★ 16回目の登頂・・・
この山の初登頂は、29年前1994年9月。当時はまだ北尾根コースが無く樽前山ヒュッテコー
スから登っていた。もちろん今でもこのコースからの登山者も多いが、風不死岳のピークを目指す
目的なら北尾根コースを勧めたい。
里山と称しながら29年間で16回しか登っていないのは、他の山を優先にして来た背景もあるが
加齢と共に目指せる山が減って来る中で里山がメインになるのも遠くは無いかも知れない。
頂上から望む「樽前山 (1021m) 」
雲一つない青空を背景に16回目 (チーヤン10回目)の風不死岳である・・
頂上から樽前山を望むポーズ・・・
頂上から支笏湖ブルーを背に・・・
何度も撮りたくなる景色である・・・
翌日から筋肉痛が始まった・・・笑
おまけ・・
9/21 サイクリングでエスコンへ・・・
■ 山 行 日 2023年9月22日(金) 日帰り
■ ル ー ト 北尾根コース 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №21
■ 登 山 形 態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「風不死岳」
■ 三角点・点名 三等三角点・点名「風不止 (フップシ)」
■ コースタイム 登り 1時間56分 下り 1時間20分
<登り>
09:12 登山口(駐車地) 発
09:42 4合目
09:51~54 5合目
10:07 6合目
10:25 7合目
10:38~41 8合目
10:57 9合目
11:08 頂 上
<下り>
11:35 下山開始
11:53 8合目
12:05 7合目
12:17 6合目
12:25 5合目
12:40 3合目
12:55 登山口(駐車地)
★ 未踏峰は諦めて・・・
ようやく秋らしい風と気温を感じる今日この頃。
夫婦で9月最後の連休は、なんとか晴れそうで未踏峰狙いに期待が高まっていた。そして、その山
は石狩連山に絞り込み、前回体調不良で途中撤退したシュナイダーコースに再び挑もうと計画は進
んでいた。
しかし、まだ失敗のトラウマと近々の体力低下が著しく「自信喪失」になってしまった。
シュナイダーがダメなら日高のオムシャはどうか?と切り替える事も可能だったのに、自信の持て
ないまま未踏峰への挑戦にストップが掛かってしまうのだ。・・・ホント情けない。
それでも山に行く事は止めてないので、この2日間をどう過ごすかといつも通り夫婦で話し合った。
先ず、未踏峰狙いは諦めて、失った体力を身近で試せる山にしようと決まる。1日目は、山では無
く新車で購入したMTB2台を車に積んでちょっと長めのサイクリングをする事にした。そして、
2日目は、お気に入りの里山「風不死岳」とし、脚力と体力、時間と消耗度を確かめようと出発し
快晴の登山となった次第だ。
いつもの登山口ゲートからスタート
★ 26㎞走ったサイクリングロード・・・
1日目 (9/21)は、曇り空。
以前から気になっていた北広島市から札幌市を結ぶサイクリングロード(エルフィンロード)を走っ
て見た。MTB2台をハイエースに積んで、JR北広島とJR上野幌の中間点にある西の里の「自
転車の駅」を目指した。近くに駐車場がある事も調査済みでナビに導いて貰った。
自転車の駅を起点に先ずは札幌方面に向かう。エルフィンロードは、自転車と歩行者専用道路で左
右決められた車線があり安心である。JR千歳線が並行するも樹林帯に囲まれて列車が走る音はす
れど姿は所々で見える程度。爽やかな風を受けながらマイペースでペダルを漕ぐ。自転車に取り付
けた携帯ホルダーにスマホを取付けナビを起動させると走った距離と現在地がGPSで表示される。
そして軌跡も残るので便利な機能である。ロードには他のサイクリングを楽しむ人や散歩コースと
して歩く人たちとすれ違う。山と違って挨拶こそ無用のようだが、ひとつのルールを守っていれば
走っていても支障は無かった。
このロードには、幾つか名前の付いた別のロードと繋がっていて、上野幌まではエルフィンロード
その先4.5㎞が「陽だまりロード」そして終点は、上白石橋で途中にある札幌コンぺンションセ
ンターまでの7.2㎞を「白石こころーど」と呼び、最後に上白石橋までの1.5㎞ロードが延び
ていて終わりの様だった。自転車の駅から片道16.8㎞ある。
しかし、陽だまりロードの途中で工事中の場所があり一般道に入るところで引き返す事にした。自
転車の駅から約7.5㎞地点だった。札幌市内の公園のそばを通ったり、市道を跨いだり近くにコ
ンビニがあったりと走っていても飽きる事は無かった。
復路では自転車の駅を通過して北広島方面に走ると、途中にエスコンフィールドに繋がる道も整備
されている。迷わずエスコンへ寄り道。ロードからエスコンは目の前である。試合のない時でも入
場する事が出来て、この日も多くの人で賑わっていた。
ここは、駐輪して入場は無料。中は一部の店舗だけしか営業していないが、普段座る事が出来ない
1階席の一番前にある高級な観覧席にも座る事が出来て良い気分になれた。エスコンをほぼ1周し
たのも初めてで楽しかった。
再びロードに戻り、最後はJR北広島駅まで走って折り返し、自転車の駅で終えた。合計約26㎞
でじわっと汗を掻いたかな?
良い場所を見付けてお得感一杯の一日だったが、帰宅してから雨が降り出しのち大雨になった・・。
★ 10ヶ月ぶりの風不死岳・・・
2日目 (9/22) は、快晴。
いくつかある里山の中で「風不死岳」は三拍子揃った試すには丁度良いお気に入りの山。
① 登山口まで自宅から車で約1時間。② 登行時間が約2時間は楽でも無く厳しくもない丁度良い
刺激のコース。③ 8合目付近から緊張感ある岩場 (ローブ場) と肩から望む支笏湖ブルーの絶景。
そして、天気に恵まれれば良い💦が掻ける山なのである。
そんな山にもう10ヶ月も来ていなかったなんて・・・と嘆く自分が居た。
登山口から2合目までは荒れた登山道を歩く・・・
登山口から約10分歩いた登山道に跨る大倒木。昨年こんな通り道が出来ていた。
直径は1mを越える大径木。これを越えるのに難儀していたので助かる。
★ 気持ちの良いヒンヤリ感・・・
登山口の気温は17℃。雲一つない快晴・無風の登山日和。
道路脇の駐車帯には誰も無く私たちが最初だったが、登山口前の駐車帯には先行者と思われる1台
が駐車していた。
勝手知ったるわが家のようにスタートしてすぐ気が付くは、登山道の荒れ具合。
以前は林道だったようで、整備されていれば車も走れる幅はあるが、今は完全に登山道オンリーで
使用されているだけで、整備はされていないのが寂しい。雨で流れた水が土砂を削り取り大きな溝
になって歩けるのは両端だけ。道を塞ぐような倒木も2本あるが、なんとか下を潜る事が出来た。
そして、2合目手前にあるのが大径木の倒木だ。
まぁそれはそれとして今は支障なく歩けるので、快晴の初秋試し登山を楽しむ事にした。
北尾根に取付いてすぐの樹林帯に朝陽が差して気持ち良い・・
樹皮にめり込んだ標識。それでもしっかり成長している強さを感じる。
★ 北尾根コースのお気に入り・・・
登山口~2合目までは、ちょっと荒れた旧林道を使用するが、傾斜も緩く15分ほどのガマンだ。
2合目から北尾根に取付き樹林帯の中を登って行く。明瞭な登山道で傾斜も緩く歩き易いコースだ
と思う。しかしそれも5合目まで。少しずつ傾斜が増して来て汗を大量に掻きはじめるサインでも
ある。でも、時々振り返ると木々の合間から支笏湖が見え始めるので、ちょっと癒されるところだ。
7合目からまた少し傾斜が緩み、8合目から一気に急登の岩場が続く。残置ロープの箇所は数ヶ所
あり、それなりに緊張感が持てて楽しい。そして、最後は頂上肩に出て360度の展望が広がる最
高のビューポイント地点である。ここから望む支笏湖ブルーの景色が大好きである。
もう頂上はすぐそこ。
変化に富んだ約2時間の北尾根コース。自分には丁度良いお気に入りである。
頂上肩に到着。ここから望む支笏湖ブルーが素晴らしい。
遠望する中央付近には、尻別岳と羊蹄山を望む・・・
★ 16回目の登頂・・・
この山の初登頂は、29年前1994年9月。当時はまだ北尾根コースが無く樽前山ヒュッテコー
スから登っていた。もちろん今でもこのコースからの登山者も多いが、風不死岳のピークを目指す
目的なら北尾根コースを勧めたい。
里山と称しながら29年間で16回しか登っていないのは、他の山を優先にして来た背景もあるが
加齢と共に目指せる山が減って来る中で里山がメインになるのも遠くは無いかも知れない。
頂上から望む「樽前山 (1021m) 」
雲一つない青空を背景に16回目 (チーヤン10回目)の風不死岳である・・
頂上から樽前山を望むポーズ・・・
頂上から支笏湖ブルーを背に・・・
何度も撮りたくなる景色である・・・
翌日から筋肉痛が始まった・・・笑
おまけ・・
9/21 サイクリングでエスコンへ・・・
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