アメリカの、大統領選挙の結果が気になる。
そんな中、私の心は遥かオレゴン州にひとっ飛びする。
初めての外国旅行は、20代前半、ペンフレンドのいたオレゴン州だった。
何十年も前のことだが、鮮烈に覚えている。
ペンフレンドのバーバラは、多分40代ぐらいの主婦。
ご主人のラリーは、製材所に勤めるがっしりした素朴な男性だった。
日本人に好意を持ってくれた彼女のおかげで、1カ月近くもこの家庭にお世話になった。
今思えば、「おおらかな良きアメリカの庶民」の典型だったのだ。
オレゴン州は、「森と湖」が豊富な美しい自然の宝庫のような場所だった。
地域のお祭りなどに行くと、カーボーイのような恰好をした人が多くて
まるで映画のようで、驚いてしまった(笑)
まだまだ、オレゴン州が今のように発展する前だったと思う。
いつか旅の詳細をまとめておこうと思いながら、年月が経ってしまった。
若いと思っていた自分もそれ相応の年になった。
80代の両親の介護を心配するだけではなく、自分がその年代にまっしぐらに進んでいる(笑)
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
松尾芭蕉の「奥の細道」の文章が心に染み入る。
★写真は、5年前に行った時のアメリカの別の場所など。。。
オレゴンの写真、どこにあるかな~。。。