風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

ポーランド(Poland)への旅 №2・・・歴史の重み

2019-09-29 20:31:10 | ヨーロッパ (ドイツ・北欧・ロシア・中欧諸国)


旅とは不思議なものだ。
私にとっての旅は、「人生」そのものになってしまった。

今までの生きてきた時間の中で何かを残すことがなかった。
キャリアと言えるようなものもない。
唯一、旅においてはかなりの時間とお金をつぎ込んで来た。
「旅のために生きて来た」感じもある(笑)



この中で一番印象に残っているのは、やはり20代の時の旅だ。
不安な未来に立ち向かうような「旅」だった。
今でも鮮やかに、大切に思い出される日々だ。


そして、今回のポーランドへの旅はその次に来るような
ある強烈な体験をした。







★8日間の旅の主な訪問地
1 グダンスク→マルボルク(世界遺産・マルボルク城)→トルン
2 トルン(コペルニクスの生家や世界遺産)→ポズナン→ブロツワフ
3 ブロツワフ(世界遺産・百年記念会館)→シフィドニツア(世界遺産・平和教会)
      →カルバリア・ゼブジドフスカ(世界遺産)→クラクフ
4 クラクフ→オシフィエンチム(世界遺産・アウシュビッツ博物館)
      →ビエリチカ(世界遺産・岩塩抗観光)→クラクフ
5 クラクフ(世界遺産・クラクフ歴史地区)→ワルシャワ(ショパンが良く行ったレス      トラン他)
6 ワルシャワ(世界遺産・ワルシャワ歴史地区)



初めての国だが、ハンガリーやチェコと似ているところがある。
何だか懐かしい気がした。



9月中旬から下旬は気候も爽やかで、お天気にも恵まれた。





ポーランドへの旅・・・№1

2019-09-26 20:37:34 | ヨーロッパ (ドイツ・北欧・ロシア・中欧諸国)


旅が好きだ。

今年は、まだ行ったことのない国に行こうと、急きょポーランドに
行くことにした。

旅の一か月前ぐらいに、ポーランド行きを決めた。
添乗員さん付きのツアーなので、言葉の心配もない(笑)
美味しいものを食べたり、美しいもの怖いもの・興味深いことなどを
思う存分楽しめた。

一人旅とはまた別の、ツアーの面白さも堪能できた。  


 
ポーランドは、ヨーロッパの真ん中あたりにある。
ガイドブックによると、
「ヨーロッパの東西を結ぶ交易路中継点に位置する。
そのため、諸外国による侵略・分割に繰り返し遭ってきた。
第二次世界大戦では主要都市が破壊されたが、戦後は美しい街並みへと修復。
不死鳥のように蘇ってきた国である」


 
★グダンスク(Gdansk)
 ポーランド最大の港街。14~16世紀ごろにはハンザ同盟の都市として栄えた。
聖母マリア教会他、当時の素晴らしい建築があり優美な街並み。





今回はレフ・ワレサ氏で有名になった「グダンスク造船所と連帯記念碑」も
訪れた。
まだ記憶に新しい歴史の一場面を思い出して、感動した。





★マルボルク(Malbork)
 世界遺産「マルボルク城」は、1274年にドイツ騎士団が建てた。

その後、城は第二次大戦中にソ連軍とドイツ軍の攻防戦で甚大な
被害を受けた。
現在は復元されて、私たちに中世の世界を思い起こさせてくれる。
 





悩みはどこも同じ~サークル活動

2019-09-11 20:43:41 | 日記・エッセイ・コラム

 
1人で生きるのも大変だが、グループでの活動も大変だ。
1人で決めて、我慢して、そこそこ楽しめるのが理想だが。。。
 
反対に、仲間がいた方が何倍も楽しい時もある。
でも、色んな取り決め・遠慮などの新たな別の悩みが出てくる。
 
昨夜の、サークル仲間からのメールもそうだった。
周りからは見えないが、本人にとっては悩みや苦痛の種になっていることがある。
 

私自身も、外にはいい顔をしてしまうが、実際には一人で鬱鬱と悩んでいることが多い。
良く考えると、自分の親の性格を受け継いでいるようだ。


元気そうに振舞っていても、つらい思いの人は多い。
そういう気持ちを忘れないようにしよう。
 

シンドラーのリスト、再び。。。

2019-09-02 20:29:31 | 文学・映画・芸術


8月が行ってしまった。

書きたい事はたくさんあった。
あり過ぎて時間が足りなかった(笑)
ちょっと遊び過ぎたかも?


★8月の終わりにDVDで「シンドラーのリスト」を見た。
この映画は、かなり前に、テレビの名画劇場か特別番組で見たことがあった。
初回の時も感動したことを覚えている。
ただ、自分自身が若かったためか、感動した点について今回とは
随分違っていた。
「戦争は悪だ」「シンドラーは凄い人だ」などの、当時の私は
単純に感動していたかもしれない。

今回のDVDでは、シンドラーの人間性や、戦争の悲惨な場面をかなり冷静に
見ることができた。

最初にこの映画を見てから20年以上がたった。
今も、悲惨な戦争や難民問題などが続いている。
着ているものや、生活状況、時代は全く違う。


でも、押しつぶされそうな人々がいることは、全然変わったいない。
内容が「美談」になりすぎだという批判もある。
そうだとしても、戦争の恐ろしさ・人間の怖さが改めてわかった。
見て良かった。


★★『シンドラーのリスト』(Schindler's List)↓
スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年のアメリカ映画。
日本での公開は1994年2月。 
第二次世界大戦時、ドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺(ホロコースト)が
東欧のドイツ占領地で進んでいた。
ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を
自身が経営する軍需工場に雇い入れた。
必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描く。
ホロコーストに関する映画の代表的作品として知られる。 (Wikipediaより)★★