風に吹かれたアン

旅歴、40年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、コロナで一時中断。
今年はまた挑戦するぞ~(笑)

香港からの帰路、「関西国際空港」に寄り道した。

2016-02-26 11:48:42 | 旅行(海外)香港・中国・アジア

    (↑羽田空港のお雛様)

 一昨日の夜、香港から戻った。
体調も悪かったし、忙しかった~

昨年から予約していた、香港エクスプレスのチケットがあった。

私が買ったのは、「変更不可」の一番安いタイプの運賃だ。
だから、その便に乗らなければ払い込んだ金額が全部無駄になってしまう。
(もう少しプラスアルファの金額をを払って、変更可能なタイプを購入すれば良いのだが・・・
なるべく安くあげようという、節約精神が災いする。笑)

今までは、LCCに乗る前は「絶対、体調を万全にしておこう」と頑張ってきた。
最悪の場合は、全部権利を放棄すればいいのだから。

でも、人間の体調はそれほどきちんと管理できるものではない。
何だか具合が悪いな~
というままに二泊三日の香港旅行に旅立った。

(今回の旅行の目的)
趣味の旅行とは言え、自分なりに目的も決めた。
1 少し遠回りをして、関空でプライオリティパスを使う。
2 来月必要になるので、香港ドルから人民元に両替する。
3 今まで泊まっていない地域に宿をとる。
4 会えれば、子供にも会う(笑)
たったこれだけの目的だ。

行きは、もちろん近い「羽田」から。
帰りも羽田空港に直接帰ってくればいいのだが、ちょっと冒険したくなった。

香港からは香港エクスプレスで→関西国際空港
→ピーチで成田空港へ・・・という大回りな物好きとしか言えないコースをとった。
成田空港は羽田に比べると、自宅まではかなり遠い。

でも、この旅行自体物好きと言われるようなものなので、
色々なパターンを試してみる。

物好きなことをしていても、家人も誰も同情してくれない。
当たり前だ。
風邪をひこうと倒れていようと、自己責任の世界だ。

旅の詳細は後程またまとめようと思う。


     (↑吉野家は香港でも良く見かける)


(↑横綱というラーメン屋さん。寒いのに行列ができている。ただ、これは日本のお店かどうかは不明だが)

大回りをしてまで行った関空では、税関で怪しまれたことがおかしかった。

もう、何もやましいこともないので、荷物をカウンターにポンと載せる。
中身を見たければ「どうぞ」の気分だ。

職員の方は、パスポートをペラペラとめくった。
多分怪しまれているのだろう。
雰囲気でわかる(笑)

私は気を利かして、「家族が香港で仕事をしているので、最近よく訪ねに行くのです」
職員「でも、ご自宅は東京ですよね~」
私「関空に降りてみたくて、遠回りしてみました」
笑い話のような会話だった(笑)

自宅に戻り、家人にこのことを話した。

彼曰く「成田の税関の時と同じで、運び屋と間違われたんじゃないの?」


「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」と桜餅

2016-02-20 11:59:41 | 日記・エッセイ・コラム



桜前線のニュースが聞かれる季節になった。

暖かい日が続くと、散歩がてら遠出をしたくなる。

江戸東京博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」は
とても良かった。

平日の木曜日なので、あまり混んでいなかった。
私はその絵を見るために、1回見た後にまた新たに列に並んだ。

それほどに「糸巻きの聖母」は素晴らしかった。

多分、土日や会期後半になると、この絵の前に長い長~い行列が
できるのだろう。

この1枚の絵のためだけでも、来て良かったと思えた。

そして、帰りがけに「長命寺の桜餅」を館内の売店で買えた。

いつも買えるわけではないので、迷わず一直線にショーウインドウに進み出た。
「この桜餅ください~」(笑)

東京の昔からの味がする。

最近は関西の「道明寺」が多くなったが、
このクレープのような昔からの薄い皮のお餅も美味しい。



このお店のタイプは、「桜の葉を取って」食べるように勧めている。
なるほど、ひとつめは葉をつけたまま食べたが、
桜の葉が塩辛くてちょっと硬かった。

長命寺の桜餅の場合、餡も甘すぎないので、
葉を取った方がより美味しいと納得できた。

二つ目は、葉をとって愛おしみながら食べた(笑)


寂しい時の “美術館” 詣で

2016-02-15 18:29:08 | 日記・エッセイ・コラム
真の「腹心の友」が欲しかった~

でも、とうとうできなかった(笑)

赤毛のアンではあるまいし、「真の心の友」などと
まだ言っているオバサンがここにいる。
私・・・だが。

そんな心を慰めてくれるのが、読書であり絵画や音楽である。
きっと、大昔から人間って変わっていないのだ。



土曜日、あの雑踏の中を渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに行ってきた。

旅行続きで、2月ももうすぐ終わってしまう。
前売り券を買ってあったので、焦って行ってきた(笑)

フラーッと行って、のんびりと観た。

自分との対話、絵や作者との対話。
世界がどんどん広がって心地よかった。



毎日の生活は、人間に「役割」を強いることが多い。

自分はこんな無機質な人間ではないはずなのに~
なんてことも多い。

美術館に行くと、そういうしがらみから解き放たれる気がする。
貴重な時間だ。


結局、プラス・マイナス ゼロなんだ!

2016-02-12 10:58:27 | 日記・エッセイ・コラム
電話が一本入った。
すごいショックを受けた~

のんびりした、のび太のような、息子一人。
彼からの、電話だった。

彼の性格は、節約など日常生活のことに、
あまり気がまわらない性格だとは
わかってはいたが・・・

そんな彼が、アジアに転勤で赴任している。

今回の「春節」にあわせ、赴任先から日本に来て
10日間以上の関西旅行をした。

関西は外国人観光客が多く、ホテルも確保するのが大変だったようだ。

今回、航空チケットは、いつもよりかなり高額になっている。
若い、薄給の会社員には負担になる金額である。

それでも、社会人になってからの旅は貴重だ。
お金に換えられないものを得てくれればと思う。

帰りは関西空港から、香港へ帰る。
今日がその日だ。

当然、朝の便に乗っていると思ったが・・・



彼から、公衆電話からの電話があり、
「飛行機に乗り遅れた~お金も戻って来ないし。
夜の便がとれるということなので、また新たに買い直した」
ということだ。

やっぱりね、のび太だった!

次に予約した飛行機の時間は、夜遅い便だ。

ここ数日 は、春節休暇の中でも混みあう日だから
金額もまたまた高い!!
私の心臓は、二重三重に震え上がった!(笑)

主婦がちょっとぐらい節約するのとはレベルが違う。
何だかね~

結局、トータルで考えると
プラスマイナスしてゼロになるんだ。



この世界では、損も得も無く、
最終的にはどんな人も同じ状態のゼロになって、
身軽になれる。。。?

考えてみたら、神様は公平にしてくださっている(笑)

命もあることだし、今回のことも
彼にとってはいい勉強になるのだろう。



親の苦労なんて、
誰でも若い時はわからないのだと
自分自身も含めて思い知らされた。


佐賀・吉野ヶ里遺跡へ、LCC春秋航空で飛ぶ。

2016-02-06 12:55:51 | 旅行記・・国内
 佐賀から水曜日に帰ってきた~



佐賀空港の新愛称が「九州佐賀国際空港」になったらしい。

佐賀県には若い時に周遊券を使って訪れたはずだが。。。

今回は、あの「吉野ヶ里遺跡」と、松本清張の「張り込み」という
小説の舞台を捜しに行って来た。

二泊三日の旅で、のんびりできた。
お天気は、最近にしてはかなり良かった。
広―い遺跡を歩いた時も青空が出ていて、古代の人々の気分を味わえた。

佐賀駅周辺では(佐賀空港には上海からの直行便もある)、
中国の春節の直前で観光客をたくさん見かけた。

若いアジアからの女の子たちも、駅のアパレルショップで
楽しそうに買い物をしていた。

博多にいた時も感じたが、アジアから見ると、
九州はホントにすぐ「お隣さん」だ。

一日目→駅の周辺、デパート・ショッピングセンター、県立図書館、羊羹の老舗など。
    夜は、駅そばの本屋さんを覗いた。旅人らしき人が結構集まって来る。

二日目→★念願の吉野ヶ里遺跡を訪問(佐賀駅から電車で数駅、思ったよりも近い)

    まさか、吉野ヶ里遺跡にこんなに早く行けるとは思わなかった。


    遺跡庭園内にはボランティアさんもいて、色々と質問できた。



    無料の循環バスを使えば、自分なりに園内を回遊できる。



    併設のレストランで「古代赤米雑炊膳」を食べた。体が温まった。
    追加で頼んだコーヒー、思ったより美味しかった(笑)
    
三日目→★佐賀城本丸歴史館他。

    最初、あまり期待していなかったが、内容も建物も良かった。


    その後、佐賀城跡周辺散策。

    松本清張の「張り込み」の舞台にもなったという場所を見つけながら歩いた。

佐賀空港では、佐賀牛たっぷりのラーメンが美味しかった~


私にはちょっとボリュームがあり過ぎで、満腹(笑)