風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、コロナで一時中断。
今年やっと復活~(笑)

「バスタ新宿」、何だかワクワクしてきた~

2016-04-25 20:08:04 | 日記・エッセイ・コラム
旅好きの友人と、新宿で久しぶりに会った。



数年前にモロッコへのツアーで一緒だった仲間だ。
おしゃべりや情報交換、そしてランチでおなかがいっぱいになった。
腹ごなしに、二人で「バスタ新宿」に行ってみた。

今、「新宿南口交通ターミナル(正式名称)」がニュースでも話題になっている。

是非、どんな感じか見たいと思っていた。
何か所にも分散していたバス乗り場が集約されて便利になった。
タクシー乗り場もターミナルの目の前だし、
鉄道へのアクセスも良くなったということだ。

私自身は、国内のバス旅行にはあまり縁が無かった。
飛行機や電車を使った旅行の方が、動くのに自由がきくと思っていた。
少しぐらい遠くても、まだまだ一人で行けるから、バス旅行はちょっと・・・
なんて思っていたのだ。

ところが、「バスタ新宿」を訪ねたら、施設の明るい雰囲気と機能性、
場所の便利さにすっかり驚いた。

こういうところから出発したり、到着したりするのは面白いだろうな~

だんだん私も年齢を重ねる(笑)
お財布にも優しい高速バスに乗って、旅の種類と範囲を広げるのも悪くないと思えた。



帰り道、隣の高島屋に寄って美味しそうなチーズケーキを買ってきた(笑)

自宅でケーキを食べながら考えた。

冒険も、いつまでもできるわけではない。
今のうちに、色々な旅の手段を考えておこうと。

それにつけても、旅の感動を共有できる人がいるのは有難い。



「黄金のアフガニスタン」展

2016-04-23 11:12:17 | 日記・エッセイ・コラム
★元気がない時の“美術館”詣で



 昨日、五反田で高校時代からの友人とランチをした。

了真寺のすぐそば、五反田駅と高輪台駅の間にある、
レストラン「P」はなかなか良かった。

ランチだと美味しいものがかなり安く提供される。
それでも、主婦のお財布から〇千円のコースランチは贅沢だ。

友人とおしゃべりしながら
「健康で美味しく食べることができるのは幸せだね~」と
お互いを慰め合って(笑)美味しい食事をいただいた。

一人旅が好きだ。

だが、気の置けない友人と食事をできるのは嬉しい。
どんなに豪華な食事よりも、話ができる相手がいるのはいい。
熊本の地震報道を見ていると、いろいろと自分のことも振り返る。

どちらかというとネガティブになって来た、この1週間。

食事を終えた後、「そうだ、上野に行こう」と決心した~
気分が内向きになると、行動範囲も狭くなりがちになった。

「もういいか~このくらいで」
この悪いパターンから抜け出すために、上野にGOだ。



「アフガニスタン」・・・最近の各国の紛争で、かなり忘れかけていた。
1970年代後半から、政治情勢の悪化に伴い文化財剥奪や
博物館の襲撃にさらされた。
国が安定してこそ、文化も国家も存続できる。
人々の命がけの活動を知ることができた、良い内容だった。



人も国家も同じなのかな~

香港から戻ったら・・・

2016-04-16 14:41:06 | 旅行(海外)香港・中国・アジア
昨日、15日に変わったばかりの夜中、
12時過ぎに羽田空港に着いた。

香港から戻って、最初に見たニュースが熊本の地震のニュースだった。

ちょうど、空港で飛行機に乗る前にニュースなどを見てから、電源を切った。
香港の午後7時半前後は、まだ地震は起きてなかった。

そして、日本に到着したら・・・



香港で泊まったホテルのすぐ横に、
荷李活道公園(ハリウッド・ロード公園)がある。



昼間、散歩したがとてもいい雰囲気の公園だ。
雑踏の中のオアシスのようだ。

雨上がりの公園で、一人のおじいさんが新聞を広げて座っていた。



何だか、自分の父親のような感じがして思わず写真を撮った。
誰でも年をとると、こういう老人になるのかな・・・

夜、21階の部屋から公園を見た。



夜中でも公園は、ずっと電気がついているようだ。
真っ暗になってないのが安心できる。

今回の旅では、香港の別の顔を見た気がした。
いつも元気でニコニコの顔と、
もう一方は、静かで孤独な面とを。



公園の昼と夜のようだ。

熊本の地震災害、胸が痛む。



牛込柳町から神田川方面へ・・・桜を追って

2016-04-09 08:58:25 | 日記・エッセイ・コラム


水曜日、いつもの牛込柳町での習い事が終わり、
先生から「神田川の方へ行くと、桜がまだまだ綺麗ですよ」と言われた。

そうか、椿山荘もここからは近い。
のんびり散策するには、お天気も持って来いだ。
20分ぐらい歩くと、もう目の前に桜の咲き乱れている川に到着した。
江戸川公園から関口方面に川沿いに歩いていく。

ちょうどお昼時なので、学生やサラリーマン・OLたちもお弁当を広げて食べていた。
上野とは違って、ちょっと「通」の外国人も写真を撮っている(笑)

上野や代々木公園はあまりにも外国人観光客に知られ過ぎてしまった。
賑やかなので、桜を見ているのかお祭りに参加しているのかわからない状態だ(笑)


↑本郷付近も桜が綺麗だった。「近江屋洋菓子店」のアップルパイ!

今年も様々な桜を見た。
地域や場所、咲き具合、歴史背景・・・
自分のその時の心持にもより、桜はそれぞれ違って美しかった。


歌舞伎座で 「西安」 に飛んだ! 

2016-04-05 09:05:55 | 日記・エッセイ・コラム


★新作歌舞伎『幻想神空海 沙門空海唐の国にて鬼と宴す』★

友人の誘いで、久しぶりに歌舞伎を見に行った。

前日は、国立能楽堂で能の観劇。



ここのところ、桜を見ながら優雅な日を過ごしている(笑)



新作歌舞伎の原作は、夢枕獏。

この舞台の地は、先日行って来たばかりの長安(現在は西安)だ。
凄い偶然に、ちょっと嬉しくなった。

3日、夜の部。

染五郎の弾き語りの場面では、
声と琵琶の音が劇場に響き渡り、何とも言えない一体感を感じた。

人間の生の声の温かさ感じられ、心の糸に触れるようだ。

内容も工夫が凝らされ興味深かった。

妖怪たちが出て来る場面があり、「ゲゲゲの鬼太郎」を思い出してしまった(笑)

西安に行った時、空海が修行した清龍寺を訪れたいと思っていた。
残念なことに今回は時間が無く、断念したのだ。



今の私たちには想像もできない苦労を重ね、昔の人々は必死に生きていた。
特に、日本と中国との間の行き来は、死を覚悟のほどだったろう。

新作歌舞伎、とても良かった。



参考:沙門空海唐の国にて鬼と宴す
→遣唐使として唐の国で密教の奥義を手に入れようとする空海を染五郎が演じ、
時代を遡って唐王朝の秘事に係る事件を追う、スケールの大きな物語。