風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

半年ぶりの香港もうで~香港エクスプレスにて(№1)

2017-04-29 21:00:17 | 旅行(海外)香港・中国・アジア


昨年の秋以来、半年ぶりに香港に行ってきた。
4泊5日ののんびり旅行だ。

この2年間で、かれこれ10回ぐらい香港に行った。

この時期の香港は、意外と過ごしやすい。
雨が降るかもしれないので、いつも傘は持っている。
ただ、暑くないし春霞の日本のような天候だ。
5月に入るともっとむしむしとしてくる。



★今回の旅の目的:(ホンとは特にないが。。笑)
1 ジェニーベーカリーのクッキー。エッグタルト。香港のミルク味の珈琲。
2 4泊するが、ホテルは2泊ずつにする。ホテルライフ?を楽しむ。
3 MTR南港島線(South Island Line)に乗る。(できたばかりの新線)
4 のんびりトラムに揺られる。まだ行っていない地域を訪問。

何となくこんな予定で行った。



期待にたがわず、MTR南港島線(South Island Line)はすごく良かった。
沿線地域や、終点の海怡半島(South Horizons)エリアは良かった。
海怡半島(South Horizons)は、現在ではリゾート地の雰囲気だ。



香港のビルディングだらけ?のイメージとは違って、
伊豆半島の下田のようなゆったりした感じがする。
植物などを見ながら散策した。

マンゴーリンド~旅心をくすぐられた~

2017-04-20 10:18:39 | ジャーマン通りから


 セブに行った友人から、マンゴーリンド(Mangorind)をいただいた。

マンゴーは大好きだ。
でも、名前が・・・リンドって付いている。

何だか、ラオスで食べたタマリンドと関係があるのかな?

袋を開けて早速食べてみたら、やはり、タマリンドの味もした。

そうか、マンゴー+タマリンド。。。

甘酸っぱくて、癖になりそうな味だ。

セブか~行ったことがないな~

草間彌生さんの一生。。。

2017-04-15 13:32:40 | まち歩き♪


六本木の国立新美術館「草間彌生」展に行った。

作品も、若い時からのものも含めかなりの数があった。
映像もあり、彼女の生きてきた時代背景がわかり、
作品理解にも役立った。



草間彌生さんのイメージは、どうしても「カボチャ」や「水玉」などの
ポップなものが浮かんでくる。

メディアでもそういった部分だけが多く取り上げられている。

私自身、メディアで取り上げられる草間彌生像と、
有名な作品ぐらいしか深くは知らなかった。



この展覧会で、彼女の一生を通しての芸術家魂を少し垣間見ることができた。

私の思い出とも重なる時代がたくさんあり、
「そうか~」と、納得しながら見ることができた。




美術館をあとにして、散歩がてら「国際文化会館」に行った。

庭の桜は風に吹かれて、花吹雪を披露してくれた。
こんな綺麗な景色を見ながらのランチはなかなかないだろう。

ここは、三島由紀夫が瑤子夫人と披露宴のカクテルパーティーを開いた場所である。

六本木の喧騒を忘れて、心穏やかに過ごせた。

「サヨナラ」 ダケガ 人生ダ  ・・・

2017-04-07 09:54:40 | ジャーマン通りから


桜や春の花が咲き乱れる頃になった。

そんな盛りの中で、思い出してしまう言葉がある。

「サヨナラ」ダケガ人生ダ・・・

中国の漢詩の中の一部分だが、
井伏鱒二氏の訳で
広く知られているかもしれない。



★唐代の詩人、于武陵(うぶりょう)の詩「勧酒」(かんしゅ)より。


勧 酒        酒をすすむ

           勧君金屈巵      君に勧む金屈卮 
           満酌不須辞      満酌辞するを須いず

           花発多風雨      花 発けば 風雨多し
           人生足別離      人生  別離 足る





★井伏鱒二の訳

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミ ツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ



(直 訳)
君に この金色の大きな杯を勧める
なみなみと注いだこの酒 遠慮はしないでくれ
花が咲くと 雨が降ったり風が吹いたりするものだ 
人生に 別離はつきものだよ




この詩の奥深さが少しわかるようになってきた。
年齢かな~