風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

内藤ルネの時代。。。

2018-06-24 19:42:52 | まち歩き♪

先日、上野松坂屋の「内藤ルネ」展に行った。

あまり期待しないで行ったが(笑)、

展示内容は充実していてとっても楽しめた。

何より、彼「内藤ルネ」さんのことを詳しく知ることができて

すご~く良かった。

綺麗綺麗の絵ばかりを描いていただけではなく、

人生そのものは挑戦者のそれだったということも凄い。


★内藤ルネ:愛知県岡崎市生まれ(19322007)。

1951年中原淳一が主宰するひまわり社に入社し『ジュニアそれいゆ』などの

多くの雑誌でイラストレーターとして活躍。

「カワイイ文化の生みの親」(Roots of Kawaii)と称された。

世代を超えて今も乙女心を魅了し続けている。

 

展示を見て、「懐かしい~」の連続だった(笑)

若い頃は、単に可愛いだけのお人形さんのような絵が

どちらかというと嫌いだった。

でも、ルネさんの影響はすごく受けていたかもしれない。

ルネパンダの絵が描かれた、赤いランチバッグを買って

お弁当を入れて学校に行っていたこともあったのだ。

 

ルネさんの絵や作品が、今の若い子たちに支持されているのは嬉しい。


「万引き家族」と日比谷

2018-06-17 19:43:58 | まち歩き♪

是枝監督の映画『万引き家族』がカンヌ国際映画祭

最高賞となるパルム・ドールを受賞した。

以前から好きな監督なので、日比谷に映画を早速見に行った。

 

映画は、やはり内容が濃かった。

「こういう作品がきちんと評価されて、皆さん本当に良かったね」と、

一観客としても嬉しかった。

 

是枝監督は、柳楽優弥さんを見出して、映画『誰も知らない』を作った。

2004年、第57回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、

当時14歳の柳楽君が史上最年少かつ日本人で初めて、男優賞を受賞したのだった。

 

映画の余韻に浸りながら、帰りにすぐそばの日比谷公園を散策した。

マグノリア(泰山木)の花が、まだ咲いていて思わず感動。

それも、大きなマグノリアが何本もあった!

最近、この花に興味を持ち始めて、

色々な場所に行っては探し歩いている。(笑)

 

一方、この日比谷周辺には日本の中枢部分が沢山集まっているな~と、

映画の内容との対比に考えさせられた。。。。

 


東京都庭園美術館

2018-06-12 19:38:34 | まち歩き♪

 

目黒にある「東京都庭園美術館」に久しぶりに行った。

訪れた日は、土曜日。お天気が良かった。

 

「フランス絵本の世界」展を、ゆっくりと楽しんで見た。

 

建物の「旧朝香宮邸」部分では、いつもは見ることができない

「ウィンターガーデン」も、今回初めて見ることができた。

 

広々とした庭園では、家族連れがのんびり座ってくつろいでいた。

 

★インドネシア料理店「cabe目黒」

 目黒駅から美術館への道々、ランチはどこでしようかと決めかねていた。

「どこかに入らないともうすぐ美術館に着いてしまう~」

 交差点近く、ビル2階のお店を発見!

 お洒落なお店は駅周辺にたくさんあるが、

 このお店(cabeチャベ)は郷土色豊かで、温かい雰囲気が良かった。

「インドネシアの歌」を歌う日本人グループが、たまたま練習中。

素朴な歌声を聞くことができた。

ラッキー!


「漱石山房記念館」を訪ねる

2018-06-07 19:32:02 | まち歩き♪

新宿の早稲田南町に昨年できたのに、

なかなか訪れることができなかった。

習い事で牛込柳町付近には毎月行っている。

終わってから行けばいいのに、暑かったり、寒かったり、

疲れてしまったりで足が記念館方向に向かなかったのだ。

 

漱石先生に実際に会えるのなら、すぐにでも飛んでいくが。。。笑

やっと訪問できて、ホッとした。

何だか、漱石さんを親戚の叔父さんのように勝手に思ってしまい、

訪問してないことが「心の重荷」になっていたのだ~?

 

(そういえば、昨年の5月にはロンドンの「漱石の下宿」の場所も

訪ねてきたのだった)


 

早稲田南町の記念館は、カフェや図書室も併設している。

あまり堅苦しくなく、何回でも遊びに行ける雰囲気だ。

図書室での閲覧のみだと入館料(通常展・300円)はかからない。

建物の後ろ側にはちょっとした庭園もある。

カフェでお茶して一休みするのもいい。

 

東西線・早稲田駅に近く、大江戸線・牛込柳町からも歩ける。

路地を歩いていると、漱石先生にばったり会えそうな

のんびりした雰囲気が残っているのも嬉しい。


ランチを近所の「すぎうら」で食べたが、値段も量もコスパ良し~

ご主人もとっても人柄があたたかい感じ。

何だか漱石の小説にも出て来そうな人物だ。(笑)