風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年はまた大好きな英国へ~

「終わりのむこうへ:廃墟の美術史」(松濤美術館)

2018-12-28 20:23:40 | まち歩き♪

年末になると、世間ではお掃除やおせちの話題が多い。

焦らされて困る~

普段からあまり家事に熱心ではないのに、

そんなに一挙に片付くわけがない。笑。

 

こういう時には、雑事を諦めて美術館に行くに限る。

 

先週は松濤美術館の「廃墟の美術史」を見に行った。

慌ただしい時だからこそ、イタリアをはじめとする

西洋古典から日本までの美術の流れを感じることができて

ちょっとホッとした気分になった。

日本の渋谷を描いた若手の画家の作品は、なかなか刺激的だった。

 

ランチは蔦のからまる可愛らしいお店で、女子っぽくガレットを食べた。

クリスマス気分の店内にいると、一瞬、数十年前の自分に戻った気分になった~

 

年賀状もまだ書いてないが、

あまり頑張りすぎないで何事ものんびりやろう~



ルーベンス展(上野・西洋美術館)

2018-12-20 20:10:37 | まち歩き♪

ペーテル・パウル・ルーベンスは、17世紀ヨーロッパを代表する画家である。

誰でもが知っている、有名な画家だ。

 

特に日本では、『フランダースの犬』に出てくる

聖母大聖堂の祭壇画の作者として親しまれている。

私も、アントワープに行った時、これらの絵を見るのが「楽しみ」だった。

どうも、名作アニメのイメージが強いのだ。笑。

今回は、彼の作品群が上野にくるというので、素人ながらワクワクして訪ねた。


 

やはり、凄いものはスゴイ。

迫力・筆致など、彼もまた天才の一人なのだ。

 

振り返って、自分自身を見る。

天才たちのあとを追って、東奔西走しているのだな~

でも、あとを追って動けるだけでもいいか。。。

どこかに行こうと思えば、歩いてでも飛行機や船にも乗ることができる。

経済的なことよりも、健康だということが一番嬉しい。

 

昨日は父母のところに行ってきた。

彼らも20年前は元気そのものだった。

長寿で頑張っているとはいえ、昔のようには動けなくなった。

 

素晴らしい絵やものを訪ねて、あちこちに移動できる幸せを

感謝しよう。


「斉 白石」の魅力

2018-12-13 20:49:51 | まち歩き♪

「斉 白石」(中国近代絵画)の魅力

上野の国立博物館に2週間ぶりに行った。

散歩がてら良くお邪魔をしているが、

今回は旅行に行ったりして日にちがあいてしまった。笑

見ようと思っていた特別展の期間も終了していたのは残念だった。

 

その代わり、普段は時間がなくてゆっくり鑑賞できない

常設展示や特集を見られたので良かった。

 

東洋館では、中国・北京画院所蔵の「斉白石の名品」が展示されていた。

この人のことは今回初めて知った。

中国では有名な人気のある芸術家だったのだ。

紹介フィルムも(中国語なので言葉はわからないが)あり、

中国の昔の様子も併せて放映されていた。

 

彼の絵や書は、どれも素朴で心が和むものばかりだった。

こういう絵を見ていると、国の違いなどを忘れるようだ。

少し前までの中国の素朴な風景。。。

斉白石氏が、今の上海や北京の様子をみたら驚くだろうな。。。

 


伊勢神宮と高野山

2018-12-08 20:27:45 | 旅行記・・国内

 

先週は貴重な体験をした。

 

伊勢神宮の内宮で「正式参拝」をすることができたのだ。

このために、わざわざ「礼服」も新調した。

やはり、着るものだけでもきちんとしておこうかと

殊勝な心持が出てきた。。。

 

 お伊勢さんには、今まで何回か行ったことがある。

清々しいところだなと、訪れるたびに思っていた。

ただ、「正式参拝」をする機会には恵まれなかったので

伊勢神宮のイメージも何となくぼんやりとしていた。笑。

 

今回は、内宮の内部やお神楽を見ることもできたので

神社に対するイメージがかなりはっきりしてきた。

「お神楽」の優雅な舞や音楽は、遠い昔の日本人の心持を

現代人に思い起こさせるようだった。

慌ただしい日常の中で、今回の旅は心の平安を得ることができた。

 




高野山にも、修学旅行も含め何回も行ったことがある。笑。

わかっているつもりでいたが、何もわかっていなかった~

今回の訪問は、自分自身を振り返るのにちょうどよかった。