風に吹かれたアン

旅歴、50年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、今年は再び中欧へ~

小説家 山崎豊子氏

2015-09-27 17:39:28 | 日記・エッセイ・コラム
 山崎豊子さん

あまりにも有名な小説家に、さん付けも何だか・・・ですが。
「山崎さん」と、呼びかけたくなった。



日本橋高島屋で開かれている、「追悼 山崎豊子展」に昨日行って来た。

「白い巨塔」「華麗なる一族」「大地の子」「沈まぬ太陽」など、
どれも時代を象徴する小説だった。

小説を読まない人でも、テレビドラマで彼女の作品を見ている方は多いと思う。
私自身、テレビでしかその作品に触れてないものが多かった。

今回の展示で、改めて山崎氏の生涯や、執筆の源泉となる考え方などを
知ることができた。
手書きの原稿や取材ノートや資料を拝見して、山崎豊子氏が身近に感じられた。
女性として、人生の先輩として、彼女のことは尊敬できる。

まだまだ、楽をするのは早いのかな~と、自分を反省した。

塩昆布「いそ菊」を食べて、豊子さんのエネルギーを精神と体に吸収します(笑)


夏の恋人へ

2015-09-26 11:07:00 | 日記・エッセイ・コラム


あーっ!行かないで~

もう戻ることはないようだ。
夏は知らぬ間に行ってしまった。



少しずつ秋がまわりに集まって来た。
あ、いい香り・・・
金木犀の花があちらにも、こちらにも。

あれ??朝顔とゴーヤは?
プランターで大きくなって、夏の間私を楽しませてくれた
彼ら、朝顔とゴーヤ・・・

今にも夏に連れ去られそうだ。
もう少しここにいて欲しい。
行ってしまうのかな?寂しいな~

私の気持ちを察してか、朝顔は今日も咲いてくれた。



神楽坂の本屋さん

2015-09-18 17:35:13 | 日記・エッセイ・コラム
 

「かもめブックス」という、素敵な名前の本屋さん。

場所もいいが、名前もいい。
本好きの人が、ちょっと覗きたくなる。

カフェとギャラリーが店内に併設されている。
一人でちょっと休みたい時などに寄るとほっとする。
流れていた音楽も心地よかった~

水曜日、私はスコーンとコーヒーのセットを頼んだ。

「ジャムはブルーベリーと無花果とどちらがいいですか?」と聞かれた。

わ~、今年の夏は無花果を食べていなかった。
嬉しい!迷わず無花果のジャムを選んだ。

無花果は、子供の頃に祖母の家に遊びに行った時に食べた。
長い 暑い 夏の記憶に重なる。

大人になって、八百屋さんで無花果を買うたびに、
子供の頃の夏の情景が浮かんでくる。

透き通ったジャムをスコーンにつけ、
いつもより小さな口で(笑)ひと口一口味わった。

本屋さんて不思議な空間だ。

優しい空気が流れている。

小さな店だが、ずーっと続いてほしいな。


ハンガリー・EU 今昔

2015-09-12 11:06:17 | ヨーロッパ (ドイツ・北欧・ロシア・中欧諸国)


 国内の災害は痛ましく、ニュースを見ても心が痛む。

身近なだけに他人ごとではない。
日本は四季が素晴らしいが、災害も多いのだと改めて思う。

外国でも、シリアからの難民の移動・出国を巡ってのニュースも
痛ましい。

ことに、ヨーロッパへの入り口になっているハンガリーのニュースが
連日報道されていた。

ハンガリーの厳しい状況を見るにつけ、8年前に訪れた時の楽しかった
時間を思い出した。

ハンガリーが、EUに入ったばかりの頃で、貧しいことは貧しいが、国としてウキウキして
いた時期だったのだ。
通貨はまだ、独自のものを使っていた。



ちょうど9月の今頃、「ドナウの真珠」ブダペストを訪れていた。


ドナウ川、セーチェーニくさり橋、トカイワイン、夜のクルーズ・・・
人々もまだ素朴な雰囲気で、街並みは秋の風情で素晴らしかった。


(そうだ、この時にお隣のチェコにも行った。



プラハでは、カフカの生まれた家など・・・
『海辺のカフカ』を書いた村上春樹氏も、カフカのファンだったそうだ。
私も高校生ぐらいの時に、カフカの『変身』他を読んで、不条理という
観念に大いに魅了された。笑)




そんなことを思い出しながら、
ちょっと悲しい気持ちでニュースを見る。


「9月3日、香港の祝日に」

2015-09-05 14:58:47 | 旅行(海外)香港・中国・アジア
昨日、香港から帰ってきた。



凝りもせず、LCCで。
数日間の旅だが、ちょっと疲れた。

でも、刺激のある旅ができたので、オバサン的には満足!

日本でも、ニュースで最近ずっと話題になっていた9月3日「例の日」。
その日を挟んでの滞在だった。
ということは、香港とはいえ中国エリアにいたのです(笑)

日本の新聞やテレビだと、おどろおどろしい?内容の話ばかり。

香港に行くのも、今回は見送ろうかとビビッていた。
仕事でもないのに、無理に行かなくても・・・

でも、2月に既に予約を入れてしまっていた。
私の予約したLCCは、キャンセルはきかない。

行くか行かないか、の2つしかない(笑)
そして、「もったいない」とばかりに、行ってきました~



結論からいうと、香港の様子はいつもとほとんど変わらなかった。

たまたま、今回は祝日になったので、市民たちはそれぞれ自分の
好きなように時間を使っていたようだ。

私も、「なるべく日本語を話さないようにしよう」などと、恐れていたが。。。
↑杞憂に終わって良かった~


休日の香港は、アジアから来ているメイドさんたちが、どっと
繰り出して、おしゃべりを楽しむ日でもある。



「HSBC」のビルディングも、彼女たちに占拠されていました~

香港のトラムに乗ると、色々な景色が見られてなかなか面白い。

低い道路を歩いていると見えないものが、見えてきたりする。