2018年も後半をかなり過ぎて来た。
今年は、須賀敦子さん(イタリア文学者・随筆家)が亡くなってから20年になる。
私の場合、須賀さんの作品を初めて読んだのは10年ぐらい前だった。
没後10年の時に、『ミラノ霧の風景』を手にした。
それからさらに10年が過ぎ、今年は何かと須賀さんが気になる。
特に、またイタリアに旅したいな~と思ってからは、
須賀さんの作品を改めて読み始めた。
ミラノ・ヴェネチア・フィレンツェ・ローマ・・・
今までは、有名な世界遺産や美味しい食事がイタリア旅行の目的だった。
でも、須賀さんの作品を読むと、またイタリアの別の顔が見えてくる。