EBI印 近隣探索日記

休みの度に、近場をウロウロしては写真をパチリ。
徒然に撮った写真をUPしつつ、ゆるゆる更新します。

栗原市散歩  9  金成 歴史民俗資料館

2010年11月13日 12時02分29秒 | 日記
登米市の教育資料館は、ポスターになったりしてかなりの認知度だが、お隣の栗原市金成にある、歴史民俗資料館もなかなかの建物。

ここは、同じ県内に住んでいるのに、沿岸地域では、残念ながら全く無名

登米市の物に比べれば、少々小ぶりだが、正面には唐破風。

破風の中では格式が最も高いものなのだが、明治以降は意外と公共の建物に多く使われているみたい。

今は、画一的な鉄筋コンクリート製の校舎の時代から、、個性的な校舎に変わってきているが、自分が小さな頃はまだまだ小、中、高と各地に、全部あるいは一部木造校舎が残っていたな~。
木造校舎は寒い、暑い、掃除が大変と、良いイメージがなかったので、建て替えなんて噂が出ただけで、嬉しかった。
実際鉄筋コンクリートの校舎は、快適で快適で

あちこちに残るのは、廃校にでもならないと、移築までする事は無いので、残らなかったんだろうな~。
懐かしい気持ちや、珍しいなんて事よりも、使ったいる子供達の不便の解消の方が優先。

ここは、まだまだ良い感じで残っているのだが、あまり人が来ないと見えて、冬期は閉館なんだよな~

中は、地元の歴史や農機具など、珍しいものばかり、とは言えないけれど、昭和の香りプンプン。





各家庭にいっぱい残っていたんだろう。

校内の雰囲気は良いな~。

かなり綺麗にしてある。

何より凄いのは、この校舎のむかって左に、金成ハリスト正教会と福王寺、右に金成代官所跡に日枝神社。
お寺、神社、教会、学校、代官所跡(看板だけ)と、なんか不思議な空間。
国道4号線を挟んで、真壁宿に本陣と、金成もなかなか侮れないな~