栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

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2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

きき初め

2025-01-10 23:25:39 | お箏
≪八千代獅子≫
【曲種】地歌・古くは端唄物または長唄物・後に
手事物・獅子物・打合せ物(≪万歳獅子≫)・祝賀曲
【作詞者】園原勾当…
【作曲者】原作は不詳.尺八曲を政島検校が胡弓にうつし、
藤永検校が三弦に移し世に広まる
三弦替手は、国山勾当か…
【詞章】
いつまでも、かはらぬ 御代にあいたけの
世々は いく千代、八千代ふる
(手事三段)
雪ぞかゝれる 松の二葉に、
雪ぞかゝ7れる まつのふたばに


宮城道雄著 生田流箏曲 八千代獅子 難波獅子
昭和24年6月25日初版発行
昭和42年5月1日廿三版発行 定価 金 百五十円
手もとにある楽譜の
解説に
松は萬木の王にして齢長く四時色を変ゑず
雪は豊年の兆として昔より之を喜ぶ八千代獅子は
此の二者をとりて歌詞となせる目出度き曲調なり。と
あります♪

〇芸能きわみ堂
箏・山勢松韻 三絃・富山清琴 尺八・野村峰山
豪華な共演で≪きき初め≫
ーーー 
短い前唄と後唄とにはさまれて三段の手事があり、
この手事の一部が歌舞伎や長唄などに取入れられています
昭和27=1952年
これをもとに宮城道雄が大管弦曲として編曲した
≪編曲八千代獅子≫と称したものもあるそうです

 
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