二、持統天皇
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の ころもほすてふ あまの香具山
三十六、清原深養父
夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを くものいづこに 月やどるらむ
八十一、後徳大寺左大臣
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる
九十八、従二位家隆
風そよぐ ならの小川の ゆふぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける
2個目のイチゴ、ヒヨドリさんより先に食べました!
今日の箏曲は≪夏の曲≫
【曲種】箏曲・古今組・新組歌・段合わせ物(手事の初段と2段)
【作詞者】
第1歌 素性法師、第2歌 紀秋峰 第3歌 僧正遍昭 第4歌 凡河内躬恒
1、いそのかみ古き都のほととぎす 声ばかりこそ昔なりけれ
2、夏山に恋しき人や入りにけん 声ふりたてて鳴くほととぎす
3、蓮葉の濁りにしまぬ心もて 何かは露を玉とあざむく
4、夏と秋と行きかふ空の通路は かたえ涼しく風やふくらん
【作曲者】二世吉沢検校、手事及び替手補入 松坂春栄
【調弦】古今調子→手事マクラから六斗を一律上→チラシから原調
・・・長めの[前弾]は、雅楽≪拾翠楽≫にヒントを得て
水の流れる景をうつすといわれている・・・
ヘメロカリスが咲きました!
「デイリリー」の英名どおり、花は一日花ですが、
1本の花茎にたくさんの花を咲かせ、何本も立ち上がり
これから毎日楽しませてくれます。園芸品種は2万以上あるとか・・・
花言葉は・媚態・一夜の恋・とりとめのない空想・愛の忘却