栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

おことのことノート

2005-09-13 11:26:41 | お箏
タイトルは、K公民館の生徒さん用に作っている資料です。
「ナニコレ?オトコノコト・・?」反応は、色々です。

栄子ママの箏だより・・
《箏》の文字が、変わってるけど、
こだわりがあるのかしらと尋ねられましたので・。

昔、《コト》は、弦楽器の総称として使われていたそうです。
私は、膝に「長方形の箱型の物」を乗せている埴輪の写真を
見た事がありますが、皆様は如何ですか?
教科書には載っていないのでしょうか?

復元されたものがあるかどうかわかりませんが、
この箱型のものが、日本古来の和琴(わごん)
と呼ばれるものだそうです。
箏(そう)と琴(きん)は、別種の楽器です。

琴は、柱(じ)を使わない7弦の楽器のことで、
平安時代以降すたれてしまったようです。
でも、宮尾登美子さんの小説で有名な一弦琴は、この仲間ですよね。

私たちがお稽古している13弦の楽器が「箏」で
柱(じ)を立てて演奏する楽器なのですが、
一般的に《こと》と呼びますので、琴の漢字が使われています。

常用漢字に含まれていない《箏》を《こと》と認識し
私たちは、愛情を込めて《お箏》と呼んでいます。

栄子ママの箏だより・は、お世話になった方たちに
近況報告しているつもりで・・エイコママの事を
書いています。
お箏のほうは、ちっともお稽古できていなくて
A先生にも申し訳ないのですが、
自宅に三人の生徒さんが来てくれるようになりましたので
続けていきたいと思っています。

Sちゃん、Mちゃん、Nさん、どうぞよろしく。
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