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歴史はいきんぐ  山の辺の道(第1回)

2024-11-23 07:42:01 | チャレンジンググループ

2024年11月20日(水) 場所:桜井~三輪 天気:くもり 参加14名

 

大和平野南北に走る7世紀に造られた官道・山の辺の道、日本最古の道の一つと言われています。

今回は、南の起点桜井から三輪山の麓 三輪明神・狭井神社へ約1里余り歴史的遺産を観察しました。

仏教伝来の地碑にて、なぜここが?

この地域が日本国の称号として「しきしまの大和」と呼ばれる中心地で、大陸からの舟が大阪から大和川を遡り到着する船着き場があった場所。

日本書紀に西暦552年、欽明天皇の時代に百済からの使者が川をさかのぼり、この地に上陸して金銅像や経典を献上し、仏教を伝えたと言われている所と説明がありました。

収蔵庫を覗いて見ると高さ2.14mの2体の石仏が蔵められていました。

金屋の石仏と言って、右が釈迦如来像、弥勒如来像が泥板岩に浮き彫りにされていました。平安時代の後期の物、格子の隙間からスマホを落とさないよう注意して撮影しました。

山の辺の道を植物観察をしながら、さらに歩いて行きます。

昼食は柿の葉寿司とセットで三輪のにゅう麵で温まりました。細麵でコシが強くのど越しのいい素麵でした。

柿を売る露店の土産店もありましたが数は少なく、今年の柿はカメムシの大量発生と夏の猛暑で大凶作との事でした。地球温暖化の影響を強く感じます。

大神神社で御神木と巳さんを拝みました。

拝殿前に立つ神木「巳の神杉」で神の化身である蛇が根に棲んでいるといるとされています。蛇の好物とされる生玉子、酒が供えてありました。

日本最古の神社、大神神社のご神体は背後の三輪山、祭神は大物主神、正体が蛇と伝わってます。来年の干支は蛇ですね、少し早い初詣の積もりです。

急に季節が進み寒い一日でしたが、途中、和菓子屋を見つけ「みたらし団子」や名物「みむろ」食べ休憩しながら、ゆっくりとしたハイキングでした。

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