たかつき市民環境大学
第16回 世界の財産 鵜殿のヨシ原
講師:TKK自然観察会 田口圭介様
日時:10月10日(木)10時~
会場:五領公民館 2階 大集会室
鵜殿のヨシ原は生物多様性からも、文化の面からも、市民の宝であると語られる田口さん
鵜殿の歴史、ヨシ原焼きの重要性、ヨシ原の復活の取り組み、ヨシの衰退と雅楽の危機、そして鵜殿に
住む動物・植物について多岐にわたりお話下さいました。
・鵜殿のヨシ原復活の取り組み その①
・鵜殿のヨシ原復活の取り組み その②
・入会権
入会権が放棄されず継続維持されてきたことが、いまのヨシ原存続につながっている。
・鵜殿のヨシ原を守る新しい展開
2022/4/10 雅楽協議会の呼びかけでつる草抜きに400人集まった。
篳篥用のヨシは鵜殿のヨシ原でしか採取することが出来ません。
・鵜殿のヨシ原の動物
・健全なヨシ原を維持するために
☆最後に田口さんから鵜殿ヨシ原は素晴らしい!!市民にとっては大きな財産であり、
将来残していかねばならない環境であり文化です。
大いに関心を持って行動してもらえたらと鵜殿への熱い思いを語られました。
ヨシ焼きは1年にたった1日3時間だけの催し、この理解をもっともっと深めていくべきだと
思いました。
☆高槻市環境政策課の藤本さん、三好さんより10月17日のワークショップ①の説明がありました。
午後 第17回 ヨシ原を観に行こう
講師:里山グループ 辰巳さん、中島さん、浅井さん
3班に分かれて、ヨシ原の植物観察に向かいました。
気持ちの良い青空が広がり、最高の散策日和でした。
上牧、鵜殿の堤防より男山、樟葉方面を望む
散策地図 ⇒の方向に歩き河川事務所まで行きました。
中島さんから鵜殿の歴史を説明して頂きました。
成長したヨシ原のなかに入って行きました。
ママコノシリヌグイの説明をされてます。
ナンバンギセル
カラスウリ
ホシアサガオ(淡紅色)マメアサガオ(白)
ガガイモ
ガガイモの中
ママコノシリヌグイ
アメリカネナシカズラ
アキノウナギツカミ、キツネノマゴ、スズメウリ、エゴマ、アレチヌスビトハギ、オオオナモミ等々
里山グループの方々から色々と説明して頂き、受講生の皆さんも興味津々で沢山質問されてました。
オオブタクサやカナムグラに負けず、健気に咲いている花々に感動し楽しい散策でした。
里山グループの辰巳さん、中島さん、浅井さんありがとうございました。
次回 10月17日 午前 高槻最北の樫田を歩こう
午後 ワークショップ①