It's にゃんだふるライフ♪

猫たちの日常。
ほぼ予約投稿で更新中。 

さくらのこと・その3

2012-01-23 | さくら

さくらの記録、3回目となりました。
今日の日記の画像は全て1/18に撮影したものです。




病院へ連れて行き、食事や薬を与えているものの
5匹の飼い猫が居て、部屋の中で世話することが難しく
(現在も猫同士の相性で軽いケンカになることが有る)
地元の動物愛護センターに電話で相談してみました。

動物愛護センターHPを見ると「業務案内」の項目に
『負傷した犬・ねこ等(飼い主不明)の保護』と書いてあり
“もしかしたら引き受けてもらえるかも?”
と思ったからです。




電話したのは 1/17で、ベテランらしい女性の応対だったのですが
“ケガをして自力で動けない場合は保護の対象になるけれど
自力で動ける程度のケガの場合は、保護の対象になりません”
というような返事でした。

私から見れば さくらの状態は「大けが」の部類に入るとしても
この程度のケガの猫を受け入れるとなると、数も相当なものになるであろうし
もっと重篤な状態で手当を必要としている猫がいる場合に対応できなくなるので
職員の方の返事を「そうですか…」と受け入れ、
“保護してもらう”というのは、諦めることに。




電話で その他のことについても話をしたのですが――

『ウチには既に5匹の室内飼いの猫が居て
他の猫に対して やや神経質な猫もいる。
なので、室内で世話をすることも難しいし
飼い猫として迎えることも難しい。

でも、今の状態のまま(さくらを)放っておくことはできない。
治癒するまで3ヶ月位かかると言われたので、その間だけでも
食事を与え、投薬を続けて 世話してあげたい。』




上記のようなことを話したところ、職員の方からは――

『餌を与える場所が決まっていても、排泄のこととか鳴き声などで
近所の人に迷惑になることがある。それに猫が苦手な人も居る。
それと、勝手に 今 居る場所から猫を他の場所に連れて行くとなると
「遺棄罪」に問われることにもなります。

(ある程度、傷が治ったら)家に来ないように追い払うとか
地元の新聞の広告覧で里親募集をしてみるのは どうでしょうか。』

という指導や提案がありました。

…ということで、こちらの対応(決断)に任される形となりました。
今後どうするか、ハッキリとは決めていませんが
取り敢えずは、ケガが治るまで世話をしたいと思います。




ところで…さくらの傷口から出る膿について ですが
そのままの状態だと、泥やゴミ等が付いて衛生的にもよくないだろうし
「待合室」の床に敷いたペットシーツも、写真のように半日で膿だらけ。




それに、ごはんの催促や甘えて すり寄ってきたりする時に
ecruの衣服にも膿が付いてしまい、衛生的にもどうかと…。
(家の飼い猫に影響が出ないか とも思うし)

ネットで検索したことを参考に、膿の出る部分をガーゼで覆い
その上から包帯で巻き、テープで留めることにしました。

そうして巻いた様子が上の写真です。
キレイに…とは言えませんが カリカリを食べる間に、と思い
やってみたのですが、その間も せわしなく動き回るので
これが精一杯。(締め付けないよう、緩めに巻いています)




ピンボケですが、お尻辺りのケガも撮ってみました。
こちらは当初と比べて 大きな変化は無いようです。




まずは、“膿をしっかり出し切ってしまうこと”が目標かな。^^
フサフサのしっぽを見せてくれるのは少し先になるだろうけど
その日が来るのを とても楽しみにしています。*:.。☆..。.(´エ`人)




上の写真は、後で追加購入したものも含まれますが
「さくらの傷口処理セット」(これが1回分で、朝夕2回交換)です。

カリカリを食べ始めたら処置を即スタート出来るよう、準備万端で臨みます。
(しかし、さくらの食べるスピードは相当なもので 今のところ食べ終わる前には無理)

0・前もってビニールの使い捨て手袋を装着しておく。
1・ハサミで 巻いてあるテープを切り、包帯を外す。
2・「園芸用水差し」で ぬるま湯をガーゼ部分に掛け
膿で くっ付いたガーゼを水分で ふやかして剥がす。
3・ビニール手袋を外し、ティッシュで傷口の水分を軽く押さえる。
4・新しいガーゼを傷口に当て、包帯で巻いてテープで留める。
5・剥がしたガーゼや包帯等を新聞紙に包んでビニール袋に入れる。
(膿のニオイは相当なもので、週2回のゴミ収集日に臭わないよう配慮)

というのが ecruが現在やっている手順です。

5にゃんへの配慮として、さくらと接するとき限定の割烹着を決めておき
家の中に入る時は外し、ニオイを家の中に持ち込まないようにしています。
(割烹着以外にも 多少はニオイが付いているでしょうが…)

全くの我流ですが、この処置を始めてから
膿のことを気にせず さくらを抱っこ出来るようになりました。
人慣れしているようで、抱っこも嫌がらず喉をゴロゴロ鳴らします。
膝に敷いたフリースを両手で揉みながら甘える仕草も可愛いです。
もしかしたら、やはり「元飼い猫」だったのかもしれません。


ブログランキング参加中です。

桜の花が咲く頃には包帯とサヨナラかな?