ライトと雀のお話

ある朝の出来事です。

バルコニーに雀のヒナ
(飛べる位の大きさだったけれど嘴がまだ黄色)
が親と逸れたのか、必死にチュンチュン鳴いて
親鳥と所在を確認し合っているようでした。

しばらくして…
室外機の上あたりから聞こえていた声が
移動した（飛び立った）ように思い
網戸を開けて確認しようと網戸を開けると
雀の様子に反応したライトが
バルコニーに飛び出して行きました。

子雀の激しく鳴く声を聞いたので
慌ててバルコニーに出てみると
ライトが その小スズメを咥えていました。

ケガをさせる前に早く放してあげたいと思い
ライトを押さえ込んだら
口を開けて小雀を無事に解放。

また追いかけようとしたので
小雀が飛び立つまでライトを押さえてました。

小雀はちゃんと飛び立っていったので
ケガもなく無事だったようです。



まだ名残惜しそうに匂いを嗅ぐライト。
（小雀が一旦 着地した場所です）



ここも匂いが残っているらしい。



興奮冷めやらぬライトは
しばらく、あちこちの匂いを確認した後



1時間弱、バルコニーで過ごしてました。



時折、こうやって鳥の声に耳を傾けたり…。




翌朝も朝から窓を開けると
飛び出すようにバルコニーに出て
せっせと匂いチェックしてました。



室外機の上で振り向いたライトの顔は
こんなでした。（ecru_が恨めしい？）


以前、在りし日のレフトも
バルコニーで雀を捕らえたことがあり
10年前の日記に書いてます。
本能ってスゴイなぁ、と思います。