初夏の船岡で早朝通過の3073ﾚを撮った

　大河原～船岡間の船岡側は東西に伸びる線形なので､日の出が早い夏場だと面トップ､肝心の南側には通勤通学時間の７時位にならないと回ってこなかった｡だから早朝の下り貨ﾚを撮ろうとして上り線側に立っても､側面が暗い"半逆光"のしか撮れなかった｡
　だが空気にある程度湿気があって周りがガスってる場合は､陽の光が拡散されて影のどぎつさも和らぎ､そこそこ良い塩梅になった｡
　2003年の５月に撮った1039＋1026の3073ﾚもそんな１枚｡通過が５時台の前半で､ガスってなかったらｺｷ50000の台枠からコンテナから､みな真っ黒に潰れてしまってる所が､ガスってるおかげで程よく映っている｡尤もこんな荷載りがよくてしかも曲がりなりに｢原色｣とくれば速攻でガンガンうpに使ってた所だが､訳あって今回十何年越しの初うp｡

　まぁ銀塩なら分かるある理由で躊躇ってきたのだが､ピンと露出だけは来ていたのでこの日まで大事に保管していた｡お陰でホトショ使ってゴミとりする手間がかからない｢良原版｣のままだったのは言うまでもない｡
　しかしこの､TREBIってフィルムはへんちくりんな発色をするもので､色を出すのがまたムツカシイな（´･ω･)