(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

原版忠実・ゴミ注意7「異聞」・・・まつのじの冬、若しくは1010 (1)

2021年11月28日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 で、昨日どっかでも呟いた件。
 お風呂が沸いた、というかED75 1010のサルヴェージ四枚を執行した訳だが、この機に関して言えば正直、あんまり派手な撮り方しなかった気がする。尤も、ナナゴ撮影に戻ってきた時には「土崎腹巻」だったし、それ以前でもあまり撮る機会が無かったから、印象薄かったのは当然かも知れない。
 で、虫工が92レを牽く当日、'08年2月5日の早朝に下る93レを牽いたのは他でもない、この「銭湯」こと1010だった。


 この撮り方には自信をつけていたので、どんな露出でも撮りきる気でいたが、露出がそこまで上がらない場合は「かぶり付き」やってでも撮って帰る予定だった。幸い天気は晴れて御来光も拝めて、露出もギリギリシャッター速度1/500が切れる所まで上がったので、サイドから”ムリクリでも湯につかうつもりで”撮った。
 この93レの上に、ほわん・・・と雲が浮かんでいる。実はこの雲、撮影した時は大したことないと思っていたのだが、時間が経つにつれて御所山(船形山)越えの雪雲になって空一面に拡がっていく。虫工牽引の92レが通過する時には漸く陽が射して明るくなっていたが

雪雲がバックに残った・・・

あともう少し遅かったらMANDARAKEになっていただろう。
 太平洋側っていっても、松島駅から北の宮城県の内陸部は普通に雪が降り積もる所で、まつのじでも30センチも積もれば日陰だと平気で1ヶ月近くは根雪になって残ったりする。ナナゴの50番以降、寒冷地装備が強化されたのはそこに由来する訳だ。
 93レを撮ってから午前中一杯は、小雪が舞う寒さと低露出に苦しんだのを思い出した。にしてもあの当時はよく何時間も1人で粘ってたもんだ。今だったらどうだったものやら。

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