(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

そこまで五月蝿く言ってたら・・・ED75 1029 (4)の3

2021年03月09日 | ★★★┃ ロ┃ED75総合 |★★★
 俺らが諸先輩方の指導を仰ぎながら撮影に勤しんでいた時代には、ヒノマルだの紐構図だの、S式だのと差別するようなのは居なかった。
 基本、どう撮っても自由だったし、それをとやかく言う言われる筋合いはなかったのだ。尤も、「1番乗り」した人間の言うことを聞くとか、我慢するとか色々あったけれど、他人の構図を邪魔しなければ大丈夫だった。
 さて、コレはキッヅの嫌う構図の一つに分類されてるような撮り方だが、ツッキー直線では頭の抜き方が難しい他は当たり前のそれだった。

1029+122+DE10(ム)の
専貨5662レ。
16.04.'03、槻木~岩沼間

 まぁ線路に寄って撮りたい気持ちはあったが、ツッキーの場合は直線区間に元々「四日市場信号場」があった関係で、線路1本分の旧線跡とコンクリートで出来た深い用水路があって、それが気になる人には「溝」になって近より難いのがあったのではないかと思う。
 従って近くで撮るより線路から離れて撮る人の方が多かった。コレは長編成のライナーを撮るのに向いてたので、8102レの時間にやってくるネタの合間の暇潰しで撮る人もいた。勿論、時間になれば本命の構図に移動するのである。
 5662レは岩沼からのコキ50000の7両以外は何が付いてくるか分からない気紛れがあって、正直撮りづらい列車だった。コキ車の順番が後ろでタキやワムが前に来れば良かったが。
 幸いこの日は牽引機にも恵まれ、オマケにも恵まれ、あまつさえタキ18600とか茶ワム数両とかもぶら提がって、長編成のを撮ることが出来た。山には山桜も咲いて、まさに『春』。撮ってて気持ちのいい午後を過ごせた思い出がある。
 最近やたら構図にうるさいキッヅを多くSNS上で見掛けるが、ぃやあ・・・もうちょっとおおらかな気持ちでやればいいのだけど。

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