グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

人間の才能は凄い!

2018年03月11日 | 日記
つい先日「15時17分、パリ行き」という映画を楽しんだ。
この映画はクリント・イーストウッド監督の手になるいわゆる実話モノで国際列車の中で起きたテロ事件を題材に取り上げたものだ。
私の関心はもう一つ、別のところにあった。
この映画の主人公であるテロリストに立ち向かうアメリカの若者3人組の役を実際に事件に遭遇しテロリストと対峙した本人たちが演じたことである。
ドキュメンタリーでもない通常の劇場用映画で全く演技経験のない言わば素人が主役を演じるなど過去にあったのだろうか・・・。
そんな興味があって映画館に足を運んだのだが何と違和感がないのである。
全く人間の才能とは凄いものだ。
いくら自分たちの実体験とはいえ、いきなり映画の主役を演じ切ったのである。
彼らの本職は軍人2人と学生1人なのだが映画の中での演技は本職の俳優と全く遜色がない。
繰り返し言うが人間の才能は本当に凄い。
周囲の反対を抑えて彼らを主役に登用したクリント・イーストウッドも凄いねぇ・・・。