グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米国での自動運転事故発生に思う

2018年03月23日 | 日記
米国で自動運転試験走行中に死亡事故を引き起こした。
自動運転中とは言え有人状態の車両が夜間に自転車を押して道路を渡ろうとした歩行者をはね死に至らしめたようだ。
試験走行の実施者である配車サービス業者ウーバー・テクノロジーズは暫らくテストを見合わせるという。
このニュースによりトヨタ自動車も実証試験を休止するというが止むを得ないだろう。
自動運転の実用化は少し遠のくかもしれない。
筆者は以前から自動運転の実用化には疑問を感じていたがそれは今も変わらない。
今でも自動運転は専用コースや工場内のような限定エリアだけしか無理ではないかという気がしている。
純然たる公道では何が起きるか分からないのだ。
どうしても一般公道で自動運転を実現したいということであれば思い切ったスピード制限が必要になるがそれではとても社会のニーズに合致しないだろう。
何、開発をさほど急ぐこともない。
自動車業界は高齢者などを対象にした事故防止対策にもっと注力したらいいのではないか。


名大・岐阜大の運営統合協議開始に思う

2018年03月23日 | 日記
名古屋大と岐阜大が近く運営法人の統合に向けた協議を開始するとのことだ。
そういえば総合大学同士の統合話はあまり聞いたことがない。
たとえ各大学の学部・学科が変わらなくとも管理部門や一般教養部門の統合や共通化が進めば経営効率化は相当前進する。
さらに長い目で見れば学部・学科のリストラクチャリングにもつながっていくはずである。
話は変わるが私立大学の経営はいま大きな転換期にある。
少子化傾向は多くの大学で定員割れをもたらし財政状態は悪化の一途を辿っている。
にもかかわらず多くのキャンパスは建設ラッシュなのである。
この不可解なコントラストは一体何だろうと思ってしまう。
私立大学こそ自らの将来像を見つめなおし自立策を真剣に検討すべきなのだ。
国立大学でさえ生き残りを賭けた統合計画を練っている。
全ての大学は少子化傾向を前提に大学運営を考えなければならない。
当然廃校も視野に入れて、だ。
辛いと思うが・・・。