伊香保市街遠望高根園
伊香保温泉は万葉集に名前が出るほど古い温泉です。
子宝の湯として有名な温泉ですが、
神社まで続く有名な石段街ができたのは
今から400年前だたそうです。
そして日本の温泉土産の定番、
温泉饅頭の発祥も伊香保温泉が定説です。
鉄道開通を機に観光客が増加。
特色のある土産物として明治43年に勝月堂が考案しました。
鉄錆色したお湯のイメージに黒糖で皮を着色し、
店頭で蒸すパフォーマンスが評判になり、
お土産の定番として全国に広まりました。
現在も伊香保神社のすぐ脇で変わらず開いているお店に、
元祖温泉饅頭「湯の花饅頭」があります。
昔ながらの手作りにこだわり、味と伝統を守る饅頭は、
今も売り切れるほど人気があります。
次回も素敵な絵葉書を紹介します。
お楽しみに!
次回は9月7日の予定です