ついに連載も十回目を迎えました!
更新の遅い、細々としたブログですが、
これからもよろしくご愛読お願いいたします……
季節はすっかり初夏の空気が漂っています。
今回は一足早い、
夏の雰囲気を感じさせる絵葉書を紹介いたします。
花火
竹久夢二
紹介します絵葉書は、竹久夢二の作品「花火」です。
大正時代に活躍したイラストレーターの一人であり、
「挿絵が載らない雑誌はない」
と言われるほどの人気作家でした。
彼は主に柳のようにしなやかな女性を描きました。
簡略化された華奢な体からは、ふっと力が抜けた気だるさと、
着物姿ならではの大人の女の魅力が醸し出されてます。
「花火」は絵と詩を収めた『三味線草』の挿絵を絵葉書にしたものです。
華やかな夏の夜と一瞬で散っていく花火の儚さが、
背を向けて立つ、女性の艶やかさと哀愁と重なり、
過ぎ行く時間の美しさと寂しさを感じさせます。
『三味線草』の刊行から数ヵ月後、
作品の重要なモデルの一人であり、
夢二最愛の人とも言われている笠井彦乃と結ばれています。
今年も夏に、各地で様々な花火大会が行われるでしょう。
賑やかな祭りとともに、絵葉書のような花火の美と
儚さを味わうのもいいかもしれません。
次回も引き続き
少し季節を先取りした絵葉書を紹介いたします。
お楽しみに!
*週一回のペースで連載して参りましたが、
多忙のため、次回より2週間に一回の更新にさせていただきます。
せっかく楽しみにして頂いてる方々には大変申しなく思ってます。
これからも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します
次回は7月4日の予定です
更新の遅い、細々としたブログですが、
これからもよろしくご愛読お願いいたします……
季節はすっかり初夏の空気が漂っています。
今回は一足早い、
夏の雰囲気を感じさせる絵葉書を紹介いたします。
花火
竹久夢二
紹介します絵葉書は、竹久夢二の作品「花火」です。
大正時代に活躍したイラストレーターの一人であり、
「挿絵が載らない雑誌はない」
と言われるほどの人気作家でした。
彼は主に柳のようにしなやかな女性を描きました。
簡略化された華奢な体からは、ふっと力が抜けた気だるさと、
着物姿ならではの大人の女の魅力が醸し出されてます。
「花火」は絵と詩を収めた『三味線草』の挿絵を絵葉書にしたものです。
華やかな夏の夜と一瞬で散っていく花火の儚さが、
背を向けて立つ、女性の艶やかさと哀愁と重なり、
過ぎ行く時間の美しさと寂しさを感じさせます。
『三味線草』の刊行から数ヵ月後、
作品の重要なモデルの一人であり、
夢二最愛の人とも言われている笠井彦乃と結ばれています。
今年も夏に、各地で様々な花火大会が行われるでしょう。
賑やかな祭りとともに、絵葉書のような花火の美と
儚さを味わうのもいいかもしれません。
次回も引き続き
少し季節を先取りした絵葉書を紹介いたします。
お楽しみに!
*週一回のペースで連載して参りましたが、
多忙のため、次回より2週間に一回の更新にさせていただきます。
せっかく楽しみにして頂いてる方々には大変申しなく思ってます。
これからも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します
次回は7月4日の予定です