Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

狭心症 / RADWIMPS

2013-04-03 20:53:03 | 詞備忘録
この眼が二つだけでよかったなぁ
世界の悲しみがすべて見えてしまったら
僕は到底生きていけはしないから
うまいことできた世界だ いやになるほど

それなのに人はなに血迷ったか
わざわざ広いこの世界の至る所に
ご丁寧に眼付けて あーだこーだと
僕は僕の悲しみで 精一杯なの

見ちゃいけないなら 僕がいけないなら
針と糸すぐほら持ってきてよ
塞いでしまうから 縫ってしまうから
最後にまとめて全部見してよ

1が1であるために今日も僕はね
100から 99も奪って生きてるんだと
んなの教えてと頼んだ覚えはないのに
いいから ほら もう黙ってて イワンのバカ

世界から見れば今のあなたは
どれだけ かくかくしかじかと言われましても
下には下がいるって 喜びゃいいの?
僕は僕の悲しみも 憂いちゃいかんとさ

泣いちゃいけないなら 僕がいけないなら
涙腺など とうに切っといてよ

生まれた時にさ へその緒の前にさ
ついでに口 横に裂いといて

したら辛い時や 悲しい時も
何事もないように笑えるよ

そうでもしないと とてもじゃないけど
僕は僕をやってられないんだよ

今日もあちらこちらで 命は消える
はずなのにどこを歩けど 落ちてなどいないなぁ
綺麗好きにも程があるよほんとさ
なんて素晴らしい世界だ ってなんでなんだか

そりゃ 色々忙しいとは思うけど
主よ雲の上で何をボケっと突っ立てるのさ
子のオイタ叱るのが務めなんでしょ
勇気を持って 拳を出して
好きなようにやっちゃって

見なきゃいけないなら 僕がいけないなら
目蓋の裏にでも張っといてよ

生まれた時にさ へその緒の前にさ
そうまでして逆らいたいなら

僕が嬉しい時も 気持ちいい時も
瞬くたび突き落としてよ

だってじゃないとさ 忘れてしまうから
僕の眼は二つしかないから

この耳が二つだけでよかったなぁ
世界の叫び声がすべて 聞こえてしまったら
僕は到底息ができないから
僕は僕を 幸せにする機能で

いっぱい いっぱい いっぱい いっぱい
いっぱい いっぱい いっぱい いっぱい

見ちゃいけないなら 聴いちゃいけないなら
僕らの下にも次の命が

宿った時には へその緒の前にさ
そのすべての世界の入り口を

閉じてあげるから 塞いだげるから
僕が君を守ってあげるから

逃がしたげるから その瞳から
涙が零れることはないから

透明人間18号 / RADWIMPS

2013-04-03 20:37:24 | 詞備忘録
晴れた空の蒼さだけじゃ もはやかばいきれはしなくて
このままではボロが出ると 黒く染まり色を仕舞いこんだ
されど黒に身を預けるほどの懐などなくて
どちらにせよ潔さが 求められることを知った

聖者も僕も同様に 照らしてくれるのが救いだよ
太陽が照らす相手選んだら きっと僕に色は与えられない

ただ一つを貫く人 幾色にも塗れる人
それぞれなけなしの 正しさを振り絞っているのに 僕は
白と黒の狭間で今日も 見事なまでの灰の色
涙一つこぼしてみても 色は教えてはくれない

賢者も 空も 凡人も それぞれの色に染まる中
太陽の光纏った君は 無色透明に輝いていた

何ににも染まらぬように 何にでも溶けるように
心と声との隙間に 裸で立ってられるように

黒発:白着 鈍行に乗り 何万回目かの里帰り
その道すがら乗り込んできた 君に僕は見つかったんだ
すると灰の色の僕を眺め 綺麗と言ったんだ
虹の色を掻き混ぜると 同じ色をしていると

聖者の声がこの僕の 耳にも聞こえるのは救いだよ
声が 届く相手選んだら きっと君と僕は出会えぬまま

何ににも染まらぬように 色々から逃げるように
これっぽっちのこの僕に 何を選べというのかい

僕にもなれるかな
何か嫌いというには 何も知らないから

僕にもできるかな
この命の間に 全ての色を手に

できるかな

愛さないで 愛でよう
探らないで 探そう
語らないで 喋ろう
歩まないで 歩こう

愛さないで 愛でよう
飾らないで 飾ろう
変わらないで 変えよう
失くさないで 捨てよう

君と羊と青 / RADWIMPS

2013-04-03 09:19:00 | 詞備忘録
今がその時だともう気付いてたんだ 光り方は教わらずとも知っていた
眼の前の現在がもうすでに 思い出色していた

奇跡は起こるもんじゃなくて起こすものだと 手当たり次第ボタンがあれば連打した
『今』がすり切れるくらいに生きてたんだ 精一 目一杯を

喜怒哀楽の全方位を 縦横無尽に駆け抜けた日々を

君を見つけ出した時の感情が 今も骨の髄まで動かしてんだ
眩しすぎて閉じた瞳の残像が 今もそこで明日に手を振ってんだ

世界が僕らを置き去りにするから 負けじと彼らをなおざりにしてやった
するとどうだ寂しがったこの世界が 向こうから割り込んできた

今日の僕を賞味できる期限は今日 眠らせて 腐らせるくらいならばと
青いままでヘタもとらず落ちた僕を 君が受け取ったんだ

苦いけど 苦しくはないよと 君は
酸っぱいけども 悪くはないよと そう言った

起承転結の『転』だけを 欲張って頬張った僕らの日々よ
『結』することなどのない日々を

君を見つけ出した時の感情が この五臓の六腑を動かしてんだ
眩しすぎて閉じた瞳の残像が 向かうべき道のりを指差してんだ

リアルと夢と永遠と今と幻想が 束になって僕を胴上げしてんだ
あの日僕らを染め上げた群青が 今もこの皮膚の下を覆ってんだ

ちから

2013-04-03 08:57:02 | 趣味
復興予算が関係ないところに使われていた、なんていう
予想通りでやっぱりか、と思うニュースも
いざこうやってテレビなんかで見てしまうと救われない気持ちになって、
この国は何なんだろう、
大変な思いをしている人の気持ちはどうなるんだろう、
それでも正義を信じて闘っている人もいるんだろう、
そんな中で仕事に追われている自分で精一杯な私は何なんだろう、
とか、色んな気持ちがごちゃまぜになりながら
桜散らしの雨の中を歩いて駅まで歩いて、

でも、久しぶりに聴いたスピッツとラッドウィンプスに
沈み切っていた気持ちをすくいあげられた。

私には私にはできることをするしかないし、
私は私を生きる。
自分の持ち場で奮闘する。

懐かしい歌や新鮮な音楽は
根本に立ち返らせてくれる。

朝の通勤ラッシュ、
暗いニュースを見たりして気持ちが沈んだまま
駅構内で人の波をかきわけてゆくとき、
音楽だけはいつもわたしの味方だ。



♬どうでもいいとか
そんな言葉で汚れた
心 今 放て

春の歌 / スピッツ

ひどい話。

2013-04-02 19:09:09 | 放射能
47ニュースより。

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がれき陳情書、ごみ箱に 維新市議がブログに写真

 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の井戸正利・大阪市議(50)が、東日本大震災のがれき処理に関する市議会への陳情書をごみ箱に捨てた写真を自身のブログに掲載し、「市外からの扇動家が送りつけてきたデマだらけのメチャクチャなもの」と書き込んでいたことが30日、分かった。

 書き込みは28日で、既に削除されている。井戸市議は取材に対し、「陳情書の審議が終わり、気が緩んでいた。軽率だったと反省している」と釈明した。

 大阪市は2月から岩手県のがれきの本格焼却を開始。

2013/03/30 17:27 【共同通信】

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絶句…
終わってる。
反省する点が、まず根本的に違うし。
根本が違う。救いがない。