後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔428〕東村山市秋津町在住・田浪政博さんからの「年賀状」は一風変わった読み応えのあるものでした。

2022年01月03日 | メール・便り・ミニコミ
 武蔵野線の新秋津駅から1分の所に行きつけのラーメン店、秋津屋がありました。
 私が東久留米九小に在任中に、東大生2人が月1回土曜日、授業見学にやってきました。
 時は1998年の秋、フレネ教育者国際会議が飯能の自由の森学園で10日間開催された後のことでした。彼女らも私も開催国実行委員として知り合ったのです。
 半日授業を公開した後、私の車で秋津屋に直行したものです。食後は近くの喫茶店で授業にまつわるあれこれをとりとめなく話したものでした。
 この秋津屋を私が贔屓にしていたのは、添加物のかん水を使わないで麺を打っていて、身体や環境に優しいラーメンが美味しかったからです。さらに加えて店主の田浪さんの考え方に共感するものが多々あったからでした。
 田浪さんは開店10周年記念として、戦後すぐに発行された文部省が作成した『あたらしい憲法のはなし』を復刻出版したのです。東久留米九小の全校児童の前で東京大空襲の話をしていただいたこともありました。
 ここ数年は仕事をリタイアされて、身体も悪くされています。

 その田浪さんから一風変わった封書の年賀郵便が届きました。
 通院を繰り返す中、おもに東村山市内での市民運動の様子、鑑賞された映画や演劇のこと、社会事象などが報告されています。
 さらに数種類の新聞、チラシのコピーも添えられていました。

・劇団風の子の劇「遠いチャンネル」のチラシ…「遠いチャンネル」は田浪さんを取材して神田成子さんが創作した芝居です。
・落合恵子の「ちょっと待ってMONDAY」(文化放送)の「あなたは憲法のどこを大事にしたいですか」に田浪さんが登場しています。
・2020年3月19日、朝日新聞夕刊に連載「マダニャイ とことこ散歩旅」の「志木街道40秋津商店会」に田浪さんが登場しています。
・「戦死した父から届いた戦地の手紙」(東京新聞2020年8月13日)に登場。同時期に読売新聞、毎日新聞掲載のコピーも。国分寺市の平和祈念式に資料提供されたという記事です。

 秋津屋の隣の2階の喫茶店で政治や社会について話し合ったことが懐かしく思い出されます。このブログの1つ前に登場された正嘉昭さんも秋津屋の常連でした。

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