街全体が博物館の趣のあるディジョンを訪問した翌日、私たち2人はルーブル美術館にいました。前述したように、グレゴール・エーアハルトのマクダラのマリアを撮影するためです。
コロナ明けのルーヴルは多くの人でごった返していました。ネットで事前予約をしておいて正解でした。ちなみにマスク着用の人は1%ほどでしょうか。
無事入館できて、次は見たい作品に直行できるかどうかの「勝負」でした。さすがに3回程度の訪問になる私たちは、それほど迷うことなく後期ゴシック彫刻の部屋に辿り着きました。あれだけ混雑していたのが嘘のようです。ゆっくり丁寧に作品と向き合うことができました。後期ゴシック彫刻の重鎮作家の作品も数点「発見」することができました。おそらく興奮して凝視続けていたのは私たちだけでしょう。さすがルーヴル、3部屋にわたって後期ゴシック彫刻の作品が展示されていました。
館内で食事をしてから北方ルネサンスの絵画を中心にひたすら見続けました。版画作品が展示されたコーナーがあると記載されていたのに、そこは閉鎖されていて見ることはできませんでした。徒労に終わりました。
モナリザなどダ・ヴィンチ絵画数点やニケやミロのビーナスなど有名どころにもご挨拶してきました。
ちなみに第1日曜日、ルーヴル美術館は無料になりますよ。
翌8月27日(日)、知人の娘の愛さんがフランス人と結婚して、パリ近郊に住んでいます。今回初めてお宅をお邪魔して旧交を温めました。
写真は、愛さんが時々散歩に訪れるというセーヌ河畔です。
パリまで行ったらロンドンに行かない手はありません。ロンドンは2回目の訪問で、市内に4泊の予定です。
ユーロスターでドーバー海峡をくぐるのはあっという間です。(2時間ほどでしょうか)ただ乗り込むまでが大変です。パリ・リヨン駅からパリ・北駅まで移動するのが不安でしたが、なんと愛さんが手作りのサンドイッチを持って同行してくれました。感謝感激!
ホテルはロンドン・セントパンクラス駅から徒歩数分のところ、部屋が狭いのは我慢するしかありません。近くの中華料理店が美味しかったのが救いでした。
*ユーロスター到着のロンドン・セントパンクラス駅
*ロンドン・セントパンクラス駅に隣接するキングス・クロス駅、「ハリー・ポッター」の「ホグワーツ行き特急」の最終駅
8月29日(火)、ロンドン滞在最大の目的のV&A美術館訪問の前にしなければならないことが2つありました。移動のための電車のカード(オイスターカード)を買うことと古いポンド札を新しいのに替えることです。ここでも緑様々です。駅で無事カードを買って、英国銀行に直行です。厳重な警戒の中、ようやく両替して、いざV&A美術館へ。移動中の通路に日本人のバイオリニストとチェリストの大きなポスターが貼られていました。どなたでしたっけ?
V&A美術館は2回目の訪問です。ミヒェル・エーアハルト、グレゴール・エーアハルトの作品を期待していったのですが空振りに終わりました。彫刻の小品は展示しない方針のように感じました。収穫といえばここに世界中の複製品コーナーがあったことです。古代ローマのトラヤヌス帝記念の円柱やミケランジェロの「ダビデ」や「モーゼ」など所狭しと陳列されています。リーメンシュナイダーの像に混じってペーター・フィッシャーのブロンズの墓碑が3つありました。1つはお馴染みのゼーバルドゥス教会のもの(『完・祈りの彫刻』掲載)、もう1つがマクデブルク大聖堂の初代神聖ローマ皇帝オットー1世の墓石です。後者はフィッシャーの初期の作品のようです。実はもう1つの墓碑を緑が見つけていました。マイニンゲン近くの街にあるようですが特定できません。
次回のドイツ旅行の折には、まだ見ぬ2つの墓碑を探しに行くことになるのは間違いないでしょう。2025年かな。
コロナ明けのルーヴルは多くの人でごった返していました。ネットで事前予約をしておいて正解でした。ちなみにマスク着用の人は1%ほどでしょうか。
無事入館できて、次は見たい作品に直行できるかどうかの「勝負」でした。さすがに3回程度の訪問になる私たちは、それほど迷うことなく後期ゴシック彫刻の部屋に辿り着きました。あれだけ混雑していたのが嘘のようです。ゆっくり丁寧に作品と向き合うことができました。後期ゴシック彫刻の重鎮作家の作品も数点「発見」することができました。おそらく興奮して凝視続けていたのは私たちだけでしょう。さすがルーヴル、3部屋にわたって後期ゴシック彫刻の作品が展示されていました。
館内で食事をしてから北方ルネサンスの絵画を中心にひたすら見続けました。版画作品が展示されたコーナーがあると記載されていたのに、そこは閉鎖されていて見ることはできませんでした。徒労に終わりました。
モナリザなどダ・ヴィンチ絵画数点やニケやミロのビーナスなど有名どころにもご挨拶してきました。
ちなみに第1日曜日、ルーヴル美術館は無料になりますよ。
翌8月27日(日)、知人の娘の愛さんがフランス人と結婚して、パリ近郊に住んでいます。今回初めてお宅をお邪魔して旧交を温めました。
写真は、愛さんが時々散歩に訪れるというセーヌ河畔です。
パリまで行ったらロンドンに行かない手はありません。ロンドンは2回目の訪問で、市内に4泊の予定です。
ユーロスターでドーバー海峡をくぐるのはあっという間です。(2時間ほどでしょうか)ただ乗り込むまでが大変です。パリ・リヨン駅からパリ・北駅まで移動するのが不安でしたが、なんと愛さんが手作りのサンドイッチを持って同行してくれました。感謝感激!
ホテルはロンドン・セントパンクラス駅から徒歩数分のところ、部屋が狭いのは我慢するしかありません。近くの中華料理店が美味しかったのが救いでした。
*ユーロスター到着のロンドン・セントパンクラス駅
*ロンドン・セントパンクラス駅に隣接するキングス・クロス駅、「ハリー・ポッター」の「ホグワーツ行き特急」の最終駅
8月29日(火)、ロンドン滞在最大の目的のV&A美術館訪問の前にしなければならないことが2つありました。移動のための電車のカード(オイスターカード)を買うことと古いポンド札を新しいのに替えることです。ここでも緑様々です。駅で無事カードを買って、英国銀行に直行です。厳重な警戒の中、ようやく両替して、いざV&A美術館へ。移動中の通路に日本人のバイオリニストとチェリストの大きなポスターが貼られていました。どなたでしたっけ?
V&A美術館は2回目の訪問です。ミヒェル・エーアハルト、グレゴール・エーアハルトの作品を期待していったのですが空振りに終わりました。彫刻の小品は展示しない方針のように感じました。収穫といえばここに世界中の複製品コーナーがあったことです。古代ローマのトラヤヌス帝記念の円柱やミケランジェロの「ダビデ」や「モーゼ」など所狭しと陳列されています。リーメンシュナイダーの像に混じってペーター・フィッシャーのブロンズの墓碑が3つありました。1つはお馴染みのゼーバルドゥス教会のもの(『完・祈りの彫刻』掲載)、もう1つがマクデブルク大聖堂の初代神聖ローマ皇帝オットー1世の墓石です。後者はフィッシャーの初期の作品のようです。実はもう1つの墓碑を緑が見つけていました。マイニンゲン近くの街にあるようですが特定できません。
次回のドイツ旅行の折には、まだ見ぬ2つの墓碑を探しに行くことになるのは間違いないでしょう。2025年かな。