南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆話が消える

2019-10-30 23:47:16 | 環境

 3938 八千草薫さんが亡くなりましたね、88歳、私より一回り上だった。私に取っては、中学、高校のころ、数歳上の可愛らしい、人だった。宮本武蔵にお通役は印象に残っている。おっとりした話し方と、おでこの感じが好きだった。もう日本へ帰っても、彼女の姿を見られないとは、残念。

緒方貞子さんが亡くなりましたね。国連難民高等弁務官として、世界に尽くした方でしたね。小柄のおばちゃんが防弾ジャケットをきて、現場に立つ緒方さん、多くの方に良い影響を与えたと思うます。

 

この会社、環境に問題が多すぎる。5SやISO関連を充実させることは、不可能な雰囲気だ。何回か書いたが、この場所で仕事をすることに、大反対だったが、オーナーが、ただ、貸工場は非経済的だ、ここに自前の工場を持った方が安上がりだから、としか、説明しない。その説明が、間違っているにもかかわらずだ。停電が頻繁、水質が最悪、いろいろな虫が飛び込んでくる、乾季は埃が舞い込む、雨季には、泥だらけになる。

 

やっと、工場の前だけ舗装されたが、当分、ここだけで、大部分が未舗装のままだ。そして、半年ほど前に裏のコンクリート塀が崩れた。通路というかものの置き場が半分に、狭いまま、いつ、塀を作り直すか返事がない。こっちの方が先だろうと思う。

 

 

私が仕事をして貰う側なら、様々なことが心配で注文は出せない。まず、予定通りに生産ができず、希望通りの納期に出荷してもらえるか不安だ。品質の関しても、製造条件を一定にできない可能性がある、寸法安定も心配だ。製品の袋や箱に虫や埃が入ってしまうこともある。

 

そんなことで、新規の製品を受けた時、私は、その製品を作ることができるので、見積もりをだす、OKなら、試作依頼が入る。その時点で、客先になる会社のQC担当者が会社をチェックに来る。その時来なくても、サンプルを提出しOKになった時点、POを出す前に、チェックにくる。勿論ISOは、修得していない。しかし、一応、いろいろなスタンダード(標準書)は整えてある。そして、オーディットの結果、注文の話が途切れてしまう。そりゃそうだと思う、日本人なら誰だって、環境を一目見ただけで大丈夫じゃなさそうだと思う。ましてや、インドネシア人で直接、受け入れの責任者に当るQC担当者にとっては、万が一の失敗も許されない。付き合いたくないと思ってしまう。

特に日系で、ある程度の大企業、そして、車やバイクの関係会社のQC担当者は、マニュアル通りのチェックをする、その後、話が途切れる。

他にできる会社は無いから私に話が来た、しかし、今まで通り、輸入品を使う。あの会社も、この会社もそうだった。せっかく話を勧め、サンプルを出しても、意味がないので、最近は、相手先の日本人に、そういう事情を話すことから始める。それでも、輸入を止めて、インドネシア内から調達したいから、私に何とかしてと頼む。今、新規に頼まれて、インドネシアではまだない製品の試作が終わり、品質としてはOKをもらっている製品がある、POを待つだけだ。そして、もう一つ、これも、インドネシアでは初の製品、間もなく、サンプルを出すまでになっている。これらも、結局、POまで、行かないと思う。話が消える。

 

今ある客先は、購買責任者の日本人や韓国人が、OKを出してくれている。他に作ってもらえる会社がないからだ。今更、輸入品を使うわけにもいし、実際には、問題は起きていないのだし。

 

実を言うと、日本の私が作った会社、ISOを収得していない。必要はないと思っている、ISO並み以上の管理をしているからだ。ISOを収得して、それっきり、更新していない会社は、いくらでもあることを知っている。

ISO 5S 環境

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