1140 静岡の家に落ち着いた。一カ月ぶりである。孫たちは学校や幼稚園へいっていて、いたのは妻だけだった。寒さは出発したころとちっとも変っていない。厳しい一か月が予想される。花粉症も心配だ。
税関チェックで確実にバゲジを開けるように言われると思っていたが、何の要求もなく拍子抜けした。多分、いつも開けさせられるテーブルで先客がチェックされていたためだろうと思う。こんなことなら、もっと沢山詰め込んでおけばよかったと思う。
チェックインカウンターでいつものように座席を32Dにしてほしいと注文したら、今日は空いているから、そんなに後ろでなくて26でも眠れるよと言われ、それに従った。なるほど、4座席ぶち抜きで完全に体を伸ばしてゆっくり眠ることが出来た。空いているといっても、両窓側は二人並んでほぼ満席だった。そのほとんどはバリからの若者だった。だから、ジャカルタから乗る人は当然窓側に坐ることは難しい。黙っていても、真ん中の座席を取るしかない。それが幸いにも真ん中が空っぽの上にジャカルタから乗る人は少ないのでゆっくり眠れる席を取ることができるのです。
バリからジャカルタ経由で日本へ帰る若者は、ジャカルタから深夜になり日本へは朝になる事に気を使っていないのです。それにジャカルタから乗る人が少ないことも考えの中に無いのです。だから、真ん中で寝ることなど全く考えていないのです。だから、真ん中の座席を取ろうとしないで、窓から外の景色を見ることができる窓側に集中するのです。私、お爺さんには、それが幸いしているのです。インドネシアへ向かい便は昼間ですから眠る必要はないが、やはり、お爺さんは、出来れば、ゆっくり横になりたいのです。
一カ月ぶりにバスタブに浸かったが、ゆっくり、のんびりというわけにはいかない。孫二人が先を争って風呂場に飛び込んできた。はしゃぐ二人の相手をせざるをえない。ったくもう!!
税関 出国 熟睡