1534 今日もショックな出来事がった。家の炊飯器のモニター(色々な設定するときにその数字を操作するためのデジタル表示)が消えつぃ待った。取説を見たら、バッテリーが切れたので、対策として、購入した店で内蔵されているリチューム電池の交換をしてもらうことを勧めると書いてあった。
取説には電池の位置がどこかの表示がなかった。勿論、取り換える手順の説明などまったくなかった。これは、変だぞと感じた。
それでも、私は、電池を購入して、炊飯器の底にあるいくつかのボルトを外せば、電池が設置されている場所が見つかり、それを外して、新しい物を付ければ、それで済むと思っていた。リモコンの電池交換のように簡単にできると思っていた。
そのつもりで、それを買った量販店に持っていた。係員に電池を購入したいと言ったら、特殊な、これ専用の電池だから、置いてない、取り寄せになるという、一週間ほどかかるという。そして、メーカーに電話で確認してくれた。電話に内容を聞いていると、基盤にハンダ付けをしてあるので、それを、溶かして外し、新しい電池を半田付けをしなければならないので、一般の人にはできないでしょうと、言っているようだった。電話が終わって、係員が改めてそのようなことを言っていた。どうしますかという、電池の値段は450円だという。私の大前提は、一日しか余裕がない。それでは、交換してもらうとして期間と費用は?と質問、価格リストを出してきて、炊飯器のバッテリー交換の修理代は作業費が八千円、手数料が千五百円、電池代が四百五十円、その他にメーカーまでの往復運賃がプラスされてはっきりしないが一万五千円くらいという。
開いた口がふさがらない。新品の炊飯器の平均価格より高いじゃないの、と言ったら、そうですね、という、セカンド販売店なら新品が五千円平均で売っているでしょ。だいたい、電池交換が修理とはどういうこと?故障じゃないでしょ?ふざけるなという気分だった。
どのメーカ-の炊飯器も同じだという。海外へ日本からの土産として、持って帰るという人も多いと、よく聞く、二三年で、電池切れになり、修理?一体どこでやるの?ほとんど使い捨てじゃないの。日本の炊飯器は優秀だという。
しかし、今日初めて知ったこのシステム、その電気屋の話でも、お客さんがは、このことを知っていて購入する人は全くいないという、説明をするのかと聞いたが、説明したら買ってくれないでしょうから、言わないという。モニターは、タイマーとして使う時に必要になる、それなら、故障しない、電気もいらない、昔ながらのゼンマイ式の方がいいじゃないの。日本のメーカーの怠慢を痛感した、インドネシアで売っている炊飯器は洗濯機のタイマーもそうだが、摘まみを回して何時間後、何分後にオンになるという、安くて、信頼性のあるタイプだ、その方が遥かに良い。
日本の技術進歩の停滞を痛感した。電池の交換をリモコンの交換のように簡単にできる様に、誰も、しないのだから、充電式の物でも、ラップトップのようにすれば良いと思うのだが、技術的には簡単だと思うのだが、そうしないのには、何か、大きな障害になる要素があるのでしょうか、有ったとしても、とっくに、それを乗り越えていなければならないと思うが、できていない。
日本の電気メーカーが世界から取り残されるのは当たり前だと思う、つい最近書いたが、この量販店で、どうですか、使ってみませんかと言われた、日本の大メーカーが売り出しているヲーターディスペンサーも機能が遅れている。がっかりである。
日常的な器具でさえ遅れているのだから、先端技術を駆使するIT関係では、どれだけ遅れているのか、遥かに離されてきているのではないでしょうか。やはり、沈み続ける日本を象徴していると感じる。
結局、修理依頼はしなかった、私が使うわけではないが、タイマーを使えないが、そのまま使うことにした。
半田付けの道具と新しいリチュームバッテリーを手に入れれば、私は交換をすることができるが、次回帰国の時にしようと思う。
あきれる がっかり むかつく