エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

曼珠沙華

2015年10月01日 | ポエム
今年は、とうとう曼珠沙華の名所まで出かけられなかった。
高麗の巾着田に幸手市の権現堂、である。
両者とも、群生している様は見事である。

やむを得ない!
自分の不摂生から身動きできなかった・・・のだから。
来年に回しておこう!

その代わりと云っては可笑しいけれど、今年は家の周りの曼珠沙華を良く見かける事となった。
それはそれで楽しいものである。



だがしかし、一輪だけで咲いていたりして寂しい。
その寂しさを句にする事が楽しかった。







「曼珠沙華孤高の人とみつけたり」







何だか・・・類句が多そうだけれど一輪だけ赤く咲く曼珠沙華が愛おしく見えるのである。



       荒 野人