空を見上げるに、しくは無い。
今だからこそ、見上げる事が有意義でもある。
雲は正しく天才である。
鱗であったり、鯖の縞模様であったり・・・。
かと思えば、こんにゃく版に引っ掻いたような選が現われたりする。
こうした雲を総称して「羊雲」と言う場合もある。
鱗雲、あるいは鯖雲は秋の季語となっている。
羊雲は、季語ではないのである。
句に詠む場合、随分と表現幅が狭いのである。
「羊雲数える午後のカフェテラス」
ある一日、ぼくはオープンなカフェで時間を遣り過ごしたのであった。
これは、羊雲と表現しても良いだろう。
どちらにせよ、受け止める人の感性が大きいと思うのである。
荒 野人
今だからこそ、見上げる事が有意義でもある。
雲は正しく天才である。
鱗であったり、鯖の縞模様であったり・・・。
かと思えば、こんにゃく版に引っ掻いたような選が現われたりする。
こうした雲を総称して「羊雲」と言う場合もある。
鱗雲、あるいは鯖雲は秋の季語となっている。
羊雲は、季語ではないのである。
句に詠む場合、随分と表現幅が狭いのである。
「羊雲数える午後のカフェテラス」
ある一日、ぼくはオープンなカフェで時間を遣り過ごしたのであった。
これは、羊雲と表現しても良いだろう。
どちらにせよ、受け止める人の感性が大きいと思うのである。
荒 野人