間もなく「侘助」も咲き始めるだろう。
茶花としては「上花」である。
今日は、山茶花。

深紅である。
この赤さは、誠に漆黒の紅である。
紅も深まると、漆黒の闇の様相を呈する。
情熱の花言葉の所以、である。

「山茶花や陽の翳るとき覗くとき」

しかしながら、白い花の八重の山茶花も目に映える。
我が家には、ピンクの山茶花の木があったけれどお隣さんのスペースを侵してしまうので伐ってしまった。

今思うと、可哀想な事をしてしまった。
残しておけば良かった、と後悔する事頻りである。

咲いている姿から、甘いかほりを感じていたものだった。
そのかほりは、木の放つ匂いだったと思うのだけれど・・・。
でもそれだけで、冬到来を感じる事が出来た。
そんな、哀しい思い出が山茶花にはあるのだ。
荒 野人
茶花としては「上花」である。
今日は、山茶花。

深紅である。
この赤さは、誠に漆黒の紅である。
紅も深まると、漆黒の闇の様相を呈する。
情熱の花言葉の所以、である。

「山茶花や陽の翳るとき覗くとき」

しかしながら、白い花の八重の山茶花も目に映える。
我が家には、ピンクの山茶花の木があったけれどお隣さんのスペースを侵してしまうので伐ってしまった。

今思うと、可哀想な事をしてしまった。
残しておけば良かった、と後悔する事頻りである。

咲いている姿から、甘いかほりを感じていたものだった。
そのかほりは、木の放つ匂いだったと思うのだけれど・・・。
でもそれだけで、冬到来を感じる事が出来た。
そんな、哀しい思い出が山茶花にはあるのだ。
荒 野人